No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

美しい動きを

2005年11月28日 | Weblog
高岡英夫さんの本でも生きた達人として紹介されている
世界的に有名なバレエダンサー、シルヴィ・ギエムを観にいきました。
バレエ観賞なんていうセレブな趣味は僕にはなかったので、
価値がわかるかどうか行く前は若干の不安がありましたが、
ギエムがステージに上がった瞬間からそのオーラに圧倒されまくりでした。

そのダンスの美しいこと、美しいこと。
バレエの知識ゼロの僕でも、その圧倒的な美しさにトロケそうになりながら
完全に引き込まれてしまいました。
そのようなパフォーマンスを成せるのも、
ユルみきった身体があるからなんですね。

我々もテニスコートで美しい動きをしたいものですね。
それではまたがんばっていきましょう。

PS ギエムはテニスをするそうです。固い動きをしてたりして。(笑)

真の自信を持つ

2005年11月25日 | Weblog
最近また村松さんとよく練習をしているのですが、
毎回新しい発見が多くてとても楽しんでいます。
裏を返せば、今までどれだけ無知だったかというかとですが・・・(笑)

どうしていろいろ発見できるかと考えたのですが、
おそらくお互いに思ったことを遠慮せずに言い合ってるからだと思います。
自分一人で考えれる範囲って凡人には限界があります。
それに自分の姿って見えないものですし。
そこで遠慮せずに指摘してくれる人が重要になってきます。

しかし、おそらく大多数の人は、
他人から何かを指摘されることを心地よく感じないんじゃないでしょうか。
ご多分にもれず僕のその一人で、新しいことを学びたいとは思いつつも、
他人から指摘されると何か良くわからないけど反発したくなってしまいます。
きっと自分自身の存在が否定されてるように感じてしまうんでしょうね。
他人の意見を受け入れられる精神状態でいることが、
成長するためのひとつのキーかも知れませんね。

それではまた。

PS こんなことを書いてるからって、急に指摘してこないで下さいね。ヘコんじゃうので。

つま先で蹴るから滑る!?

2005年11月24日 | Weblog
昨日は埼玉県のトマトテニスクラブというところで行われた
ダブルスのトーナメントに弟と出場して優勝しました。
特に有名な選手が出てたわけではなかったのですが、
若い選手が多くてとても良い練習になりました。

今回学んだことのひとつが動き方。
オムニコートだったのですが、やたらと滑るコートで、
初戦は特に滑りまくってしまいました。
1試合目が終わった後、足のどこで滑ってるかを考えてみると、つま先なんですね。
つま先で蹴って動こうするから条件が悪くなるとすぐに滑ってしまうようです。

それではどこに体重を乗せるのかということになると思いますが、
実は僕の中でもハッキリとした結論は出ていません。
武道系で言うと踵、初動負荷で言うと外足になりますが、
いずれにせよ、一般的に信じられているつま先ではないようです。
現時点の僕の感覚では、踵の外側辺りかなぁと思っていますが。

またいろいろ試してお伝えしていきますね。
それでは。

後悔しないテニスを

2005年11月21日 | Weblog
今日は全日本選手権の決勝戦。
岩淵選手が添田選手に対してファイナルタイブレークを制して
悲願の優勝を遂げましたね。
この試合に限って言えば、岩淵選手のほうが終始攻めのテニスに徹したので、
最後の最後で勝利の女神は彼に微笑んだような気がします。

彼は試合前のインタビューで、
「後悔しないテニスをしたい」と語ったそうです。
おそらく数年前に一度決勝戦で戦ったとき、
自分のプレーができずに敗退した経験から出た言葉だと思います。

我々もレベルの違いこそあれ、
どんな試合でも、どんな場面でも、
自分の納得のいくプレーを心がけたいものですね。
結果はコントロールできませんが、
過程はある程度コントロールできます。
結果ではなく、過程で自分自身を評価していきましょうね。

それではまた

人と比べると苦しくなる

2005年11月16日 | Weblog
今日も全日本選手権を観てきました。
シード選手も今日から登場したこともあり、
すごいプレーをたくさん観ることができてとても楽しかったのですが、
同時に自分の中にすごく不快感が出てくるのを感じました。
最初はそれが何かわからず、
ジュニアや学生時代から知っている選手たちが目の前でプレーしているので、
感情移入してしまっているのかと思いましたが、
その不快感の原因は、彼らと今の自分との差を見せつけられたからだということに気づきました。

こういう感情が出てくるということは、人と比べてるからなんですね。
人と比べ始めると苦しくなります。
テニスを続ける意味なんてないんじゃないかと思えたりします。
しかしそういう考え方をしてると決して幸福にはなれないんですね。
どこまで行っても、世界で1位にならない限り上がいるんですから。

人に勝つことでしか、自分の価値を見出せないのは悲しいことです。
もっと純粋にありのままを楽しめれば良いですよね。
プレーすることを、チャレンジすることを楽しみましょうね。
それではまた。

PS それでも尚、僕は人より秀でていたい。

マニア的観戦

2005年11月15日 | Weblog
今日は現在開催中の全日本選手権を観てきました。
やっぱり生で観ると違いますね。
迫力があっておもしろかったです。
それに身体の知識が増えたせいか、
重心位置、軸の通りかた、脚の形、足の向き、
軸足の使い方、上半身と下半身の運動連鎖、肩甲骨の使われ方など
マニアックなところに目が行くようになりました。
もちろん、見落としてることも多いだろうし、
なんでそんな打ち方で入るの?みないな理解不能なこともあるんですけど。

時間のある方は是非観に行くと良いと思いますよ。
おもしろいし、とても参考になります。
http://scoreboard.jta-tennis.or.jp/

それではまた。

PS ブンブンカップは地味に優勝しておきました。

本番で使うことで自分のものになる

2005年11月12日 | Weblog
今週末は山中湖のブンブンカップという今年から開催される大会に出場してます。
しかし参加組数がなんと7組とかなり寂しく、
レベルも高くないので多少物足りないのですが、
やっぱり出て良かったと思うのは、
本番の試合で今練習していることをいろいろ試せることです。
今日は今練習中の厚い当たりのスピンサーブを試したのですが、
結構うまくいって自信になりました。
やっぱり違うんですよね、練習と本番って。
本番で使うことによって自分のものになっていくんでしょうね。
また明日何試合かあるのでいろいろ試してみたいと思います。
結果もまた報告しますね。
それでは

同じ動作で球種を打ち分ける

2005年11月10日 | Weblog
今取り組んでいることのひとつが強い当たりのスピンサーブ。
今までの僕のスピンサーブだと回転はかかるのですが、
どうしてもスピードが落ちてしまって攻められやすくなります。
スピードも落ちず、且つ強い回転もかかるサーブは打てないものかとチャレンジしています。

野球ではストレートと同じ投げ方で握り方を変えることにより球種を投げ分けます。
ということはスピンサーブもフラットと同じ打ち方で打てるのではないか・・・
そう仮定しグリップと身体の向きを多少変えて試してみたところ、何と打てるではありませんか。
びっくり。
フラットと同じ身体の使い方をすることで、スウィングが加速される動作の中で
スピンとかけることができました。

ただしこれはフラットサーブがちゃんと打てることが前提です。
いきなりスピンサーブに挑戦してもうまくいかないと思いますので注意してくださいね。

それでは

PS 明日以降、このスピンサーブを再現できるかちょっと不安です・・・

股関節と肩甲骨のリズムで打つ

2005年11月09日 | Weblog
田園のSFで対戦した後藤君と試合後に話をした際
小山先生の「奇跡のトレーニング」を紹介しました。
すごく興味を持ったようですぐに読んでくれて
昨夜一緒に練習したときにその話題になりました。
「そう言えば僕のフォアってあの本に書いてある通り、股関節の力で打ってますね。
股関節をぐっひねって戻すと肩甲骨に力が伝わって腕が勝手に振られるんです。」
と言ってました。

確かに彼のフォアハンドストロークは腕に全く力感がないのに
スウィングスピードがとても速く、
実際に試合でも何本もエースを取られました。
僕も実際にその動きを真似してやってみると
確かに股関節まわりの筋反射が起こり、
肩甲骨がグッと入って腕がビューンと振り出されます。

そしてこの動き、なんと初動負荷走法の原理と全く同じなんです。
内股ぎみの足で立ち、右脚に垂直軸を作って左脚を内旋させることで出力します。
(マニアック過ぎるのでこれ以上は書きませんが・・・)
最初教わったときは変わった走り方だなぁと思っていたのですが、
実はものすごく理にかなってるんですね。
改めて初動負荷理論のすごさに驚かされました。

最近レッスンでも肩甲骨の動きを練習していますが、
うまく動かせない人も多くてどうしようかなと考えていたのですが、
肩甲骨単体で考えていたからダメだったのかもしれませんね。
股関節をうまく動かせることができれば、
肩甲骨は勝手に理想的な動きをするのでしょう。

それではまた新な理論を楽しみにしててくださいね。

PS 「股関節も動かなかったら」と考えると怖い

信頼することでうまくいく

2005年11月07日 | Weblog
ショットを打つための秘訣は身体に任せること。
うまくいかない人の動作はほとんどの場合
スウィングの最初から最後まで意識が入り過ぎています。
確かにスウィングのきっかけは多少自分で作る必要はありますが、
インパクト、フォロースルーなどは極力意識を排除して
身体に任せてしまう必要があります。

とは言え、何の知識もなしに身体に任せても
それほどうまくいかないかもしれませんね。
そんなときは、ちゃんと習うか、自分で研究するしかありません。
そして最低限、任せないとうまく行かないということを認識しなければ、
やればやるほどドツボにはまってしまう可能性があります。

ボールを入れたいという執着を捨てることが
もしかしたら近道なのかもしれません。
変な意識は身体操作の邪魔になります。
もっと身体を、もっと自分を信頼しましょうね。

それでは