No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

ユルむと腕が長くなる

2005年05月31日 | Weblog
今日は藤本先生のところにいって身体を診てもらってきました。
週に一回通っていますが、悪くなっているところを治してもらったり、
自分では気づけない身体の変化を教えてもらったり、
身体の使い方を教えてもらったりしていて、
とてもためになっています。

今日は右腕をかなりユルめてもらいました。
治療が終わると普段の僕では有り得ないぐらいプラプラになってました。
鏡を見てさらにびっくり。
右腕が左腕より明らかに長いんです。

普段どれだけ緊張しているかってことですよね。
この状態が当たり前になってしまって、
普段なかなか気づけないというのが恐いところです。
緊張しているということはパフォーマンスにも影響が出ますし、
怪我にもつながっていくわけですから。

身体をユルめて本来あるべき姿を取り戻しましょうね。



力を抜くと躍動する~ロジャー・フェデラー~

2005年05月30日 | Weblog
引き続き毎日のようにフェデラーのビデオを観ています。
フェデラーの動きって特徴がありますよね。
全てが躍動している。
ショットを打つときも有り得ないぐらいに躍動感がありますが、
それ以外に、例えば、トスを上げる前にボールをつくところも、
なんかバスケのドリブルのように腕とボールがくっついてるように見えませんか?
歩き方もそう。
なんかバネが入っているみたいに、
一歩一歩ボヨヨ~ンとバウンドしています。

さっそく僕も負けじと鏡の前で躍動歩きを挑戦してみましたが、
一向に躍動する気配がない。
躍動しようとすればするほど、単純に表面を真似ようとすればするほど、
動きが固くなっていきました。

しかし5分後ぐらいに突如できたんです!
キーは力を抜くことでした。
一歩一歩ゆるんで、脚も腕も落としていく感覚で歩くと、
ちょっとだけ躍動できました。

うーーん、なるほど。
やはり彼はユルみきっているんですね。
これ、結構おもしろいんで、みなさんもやってみてくださいね。

それでは

一日ひとつ収穫があれば良しとする

2005年05月29日 | Weblog
一日の練習が終わった後に人によって考えるパターンが違ってきます。
「今日はこんなことができるようになった」と考える人、
それからもうひとつのパターンは
「今日はあれができなかった」と考える人。

どんどんうまくなる人って、どっちだと思いますか?
僕が見ている限り、前者のほうなんです。
どうしてかはわかりませんが、きっとものの見方がポジティブなほうが
物事うまく流れていくものなんででしょうね。
うれしいときのほうが、身体に良い脳波とかホルモンとか分泌されてそうですし。

一日に何かひとつでも掴めるものがあれば良しとしましょうよ。
粗探しなんてしはじめたら、きりがないんですから。
焦りは禁物。
毎晩、「今日も良い日だったな」と思ってベットに入れたら最高ですね。

それではおやすみなさい。

骨格レベルの反射を起こす

2005年05月29日 | Weblog
良いショットを打つためには
身体をできるだけ効率的に使い、
体幹部分の筋反射を利用する必要があります。
それを実現するためには、身体がユルんでいなかればならないのは
言うまでもないことです。

本当に身体がユルムと骨格からもっと柔軟に動きます。
そのためには実際に骨格を動かしている
内部の細かい筋肉まで緩めていく必要があります。

骨格レベルで反射が使えるようになると、
信じられないほど簡単に良いボールが打てるようになると思います。
がんばっていきましょうね。

いつもチャレンジャーで

2005年05月28日 | Weblog
プライドがプレーの邪魔をすることはありませんか?
「この相手は格下だから負けられない」
「この人と組んで負けたら恥ずかしい」
「予選を通らないと恥ずかしい」などなど。
こういうことを考えてるときって、固くなってしまいがちです。

人それぞれレベルは違いますが、
今の自分のポジションを必死で守ろうとするところは同じなんですよね。
でも本当は守るべきものなんてあるんでしょうか?

我々なんてみんな下手くそなんですから、
上だけ見てればいいんじゃないかなぁと思います。
つまらないプライドなんて捨てちゃって、
ただひたすらプレーに集中できると良いですね。
いつどんなときもチャレンジャーでいきましょう。

それでは

道のりは長いほうが楽しい

2005年05月27日 | Weblog
最近道場にも時々来てくださていて
一昨年の35歳以上全日本ランキング1位の村松さんと
よく練習をしています。

二人で身体の使い方などをいろいろ工夫しながやっているのですが、
当然今の自分にはできない、しかし上達するためには超えなければならない
動作の壁が出てきたりします。

そんなときの村松さんの言う言葉がとても良いんです。
「いやぁ、これ難しいなぁ。全くできない。
 でもまぁ、道のりは長いほうが楽しいよね。」

言われてみるとそうですよね。
すぐにできてしまうことを達成してもつまらないもんです。
チャレンジするということ自体を楽しんでいきましょうね。

それではおやすみなさい。


メンタルブロックを外す

2005年05月26日 | Weblog
今日ジュニアのレッスンがありました。
最近僕が少しわかってきたバックボレーでの肩胛骨の使い方を教え、
ネット際の一番簡単な球出しで練習を始めてみたところ、
信じられないぐらい良いボレーを打ち始めました。
さすが子供だなぁ、習得が早いなぁと思っていたのですが、
次のステップとしてサービスライン付近から打たせてみたところ、
また元の悪い動作に戻ってしまい、当然良いボレーも打てなくなってしまいました。
そこで、「入らなくても良いから、今覚えた動作で打ってみて」
と言ったアドバイスをすると、また良いボールを打ち始めたのです。

みなさん、これはどういうことだと思いますか?
これは”意識の壁”なんです。
「難しそう」、「できないかもしれない」、「絶対に入れなければ」
などと思った瞬間、同じ人間から全く違う動作、そして結果が生まれてしまうのです。
ついさっきまで出来ていたことが、急にできなくなる。
そしてそのマイナスの意識が外れた瞬間、本来の力を発揮できるようになる。
これほどまでに人間は意識、メンタルに左右されるものなんですね。

意識の壁から解放され、自由になりたいですよね。
僕もこの壁にもてあそばれてる一人ですが、
少なくとも自分には可能性があるということは忘れないでいたいと思います。
本当はできるんですから。
自分を信じて、もっと自由に、もっと美しく軽やかになりましょうね。

それでは

脱力は奥が深い

2005年05月24日 | Weblog
テニスをするとき、力を抜いてリラックスしたほうが
良いボールが打てるというのは誰でも理解できることだと思います。
なのにどうしてなかなか脱力できないのでしょうか?

”脱力”というのは、おそらくひとつの技術じゃないかと最近考えています。
簡単なようで、難しい、訓練しないとできないものなんですね、きっと。
フォアでもサーブでもボレーでも練習しないと上達しないように、
脱力も練習が必要なのでしょう。

脱力の訓練はテニスのときだけでなく日常生活から始まります。
ふとしたときに自分のどこに力が入ってしまっているのか感じる力が必要です。
歩いているとき、どこに力が入ってしまっていますか?
足首をガチガチにして歩いていませんか?
歯を磨くとき、物を書くとき、立っているとき、
どこが固まってしまいますか?
自分の状態を知ることからスタートしましょう。

それでは



完璧を目指さない

2005年05月24日 | Weblog
理想は高く持って良いと思うんですけど、
毎回完璧に打とうとすると精神的に疲れちゃうし、
打つときも固くなりがちな気がします。
ちょっとぐらいの誤差は許容するテキトーさを持ちつつ、
理想を求めていくのなら良いんですけどね。

もっと大事なのはダメな自分も許容することでしょうか。
自分に厳しくし過ぎると、すぐにがっかりしてしまって、
チャレンジを続けることができなくなります。

うまくいかない自分もかわいいもんじゃないですか。
そう思えると力も抜けるものです。
楽しくいきましょう。楽しく。
それが一番の上達法です。

それではおやすみなさい。

末端から体幹へ権限を委譲する

2005年05月23日 | Weblog
今日の練習では今までの僕のテニス人生の中でも一番良い
バックボレーが打てました。
一緒に練習していた人たちと話したり教えてもらったりしているうちに
僕が課題としていた左肩胛骨の動かし方が突然わかり、
急に開眼して良いショットが打てるようになりました。

今までの僕のバックボレーの打ち方は腕先だけの操作だったので、
どうしても良いボレーにならないし安定しない感じでした。
ところが肩胛骨が動き出すと背中で打っている感覚になり、
とても安心して打てるんです。

末端から体幹へ権限委譲を委譲し、
身体の中から動きを操作できるよう引き続きがんばってみます。