1月16日、晩秋にキタキチョウが好んで飛んでいる谷戸林縁の膝より低い位置にキタキチョウが潜んでいないか探すと1頭(♀)見つかりました。
越冬場所
日に焼けたシダやヒサカキが前面にあり、その裏側の笹の葉に頭を下にして静止中でした。
1月16日
1月23日
ほぼ同じ位置です。
2月19日
2月11日には笹の葉裏を離れ、細い葉の草に移動、頭を上に向け静止。2月19日も同じ位置でした。
2月27日
2月28日
2月27日、28日も同じ細い草に止まっていましたが、微妙に止まる位置が変わっているように見えます。
3月1日
この日は大きな動きを見せました。奥まった所から歩いて外に出てきました。
13時47分11秒
13時47分22秒
13時50分
13時55分
草の折れ曲がったてっぺんまで来ると静止したのでこの場を離れました。
14時8分
現場に戻ると林縁を緩やかに飛んでおり、やがて元の場所から5歩東の笹の裏に静止しました。3月1日はここで睡眠したと思われます。しかし、飛び出しやすい場所だったので、翌朝には行方不明に。
キタキチョウは笹裏やイモカタバミ葉裏などで越冬するのを今まで見てきましたが、暖かい日には飛び出す例が多くありました。
今回のキタキチョウは奥まった場所に入り込み、ほとんど直射日光の当たらない位置だったので、観察し始めてから1か月半も越冬態勢を維持していたと思います。それでも、暖かい日には覚醒して微妙な位置替えをしている様子も確認できました。
2月と3月初めの最高・平均・最低気温の推移をみると、3月1日に最高気温が急に20度まで上昇したため、完全に覚醒、飛び出すに至ったようです。
越冬場所
日に焼けたシダやヒサカキが前面にあり、その裏側の笹の葉に頭を下にして静止中でした。
1月16日
1月23日
ほぼ同じ位置です。
2月19日
2月11日には笹の葉裏を離れ、細い葉の草に移動、頭を上に向け静止。2月19日も同じ位置でした。
2月27日
2月28日
2月27日、28日も同じ細い草に止まっていましたが、微妙に止まる位置が変わっているように見えます。
3月1日
この日は大きな動きを見せました。奥まった所から歩いて外に出てきました。
13時47分11秒
13時47分22秒
13時50分
13時55分
草の折れ曲がったてっぺんまで来ると静止したのでこの場を離れました。
14時8分
現場に戻ると林縁を緩やかに飛んでおり、やがて元の場所から5歩東の笹の裏に静止しました。3月1日はここで睡眠したと思われます。しかし、飛び出しやすい場所だったので、翌朝には行方不明に。
キタキチョウは笹裏やイモカタバミ葉裏などで越冬するのを今まで見てきましたが、暖かい日には飛び出す例が多くありました。
今回のキタキチョウは奥まった場所に入り込み、ほとんど直射日光の当たらない位置だったので、観察し始めてから1か月半も越冬態勢を維持していたと思います。それでも、暖かい日には覚醒して微妙な位置替えをしている様子も確認できました。
2月と3月初めの最高・平均・最低気温の推移をみると、3月1日に最高気温が急に20度まで上昇したため、完全に覚醒、飛び出すに至ったようです。
今残っているのは、越冬継続中のウラギンシジミ1
個体、寝室に入ったら雨や低温で出られなくなった
ムラサキシジミ1個体だけです。
新生蝶はまだ見ていません。
季節は進み、桜の季節、来週あたりツマキチョウでしょうか。