5月25日(続き)
赤坂谷戸で昼食。カルガモの番が水浴び・毛繕いをしていました。
赤坂谷戸の上流方面です。
赤坂谷戸の近くの笹にオオミズアオ(ヤママユガ科)が止まり、笹を動かしてもビクともしませんでした。
反対側から表を撮影。日陰とはいえ、山道に面した場所で眠っているのか、かなり目立ちます。オオミズアオの学名は Actias artemis。属名のartemisは「月の女神」という意味。ヨーロッパや北米に似た種類がいて、"Luna Moth"(月の蛾)と呼ばれているそうです。灯火によく飛んできます。
六地蔵。近くの札に「明治30年8月から11月にかけて赤痢が大流行し、中藤・横田・三ッ木・岸の四ヶ村合わせて51人が死亡したので、念仏講中の人々が供養のために浄財を募金し造立したものです」と書かれています。
六地蔵の向こうに、東西に伸びる尾根を辿る遊歩道があり、ウォーキングする人が何人もいました。遊歩道が埼玉県所沢市との境界線になっています。
六地蔵を囲む生垣の内側でシオカラトンボ♀(ムギワラトンボ)が草に止まり、風が吹いても接近しても逃げませんでした。親しみを感じます。
キツツキの啄く音を聞きながら森の中を行き、堂山(おびときやま、おいどのやま)の手前の谷戸に下りる。大きな岩が無造作にあり、庭園のような落ち着いた空間になっていました。以前はここに湧き水が流れていたそうですが今やその水は枯れています。雑木林の景観を残す形の公園とはいえ、強度な伐採などの影響もあったのだろうと感じました。
タツナミソウ(立浪草)シソ科
谷戸に群生していました。
森から出た道路脇の木に、アカボシゴマダラ春型が止まっていました。
今回散策したのは狭山丘陵の西端にある都立六道山・野山北公園の一部です。六道山・野山北公園は都立最大の公園で、開園予定地を含めると東京ドームの約56倍、260ヘクタールもあります。里山民家や多くの谷戸があるので、どんなところなのかまた訪問しようと思います。
<追記> その他確認した蝶:ダイミョウセセリ、サトキマダラヒカゲ
赤坂谷戸で昼食。カルガモの番が水浴び・毛繕いをしていました。
赤坂谷戸の上流方面です。
赤坂谷戸の近くの笹にオオミズアオ(ヤママユガ科)が止まり、笹を動かしてもビクともしませんでした。
反対側から表を撮影。日陰とはいえ、山道に面した場所で眠っているのか、かなり目立ちます。オオミズアオの学名は Actias artemis。属名のartemisは「月の女神」という意味。ヨーロッパや北米に似た種類がいて、"Luna Moth"(月の蛾)と呼ばれているそうです。灯火によく飛んできます。
六地蔵。近くの札に「明治30年8月から11月にかけて赤痢が大流行し、中藤・横田・三ッ木・岸の四ヶ村合わせて51人が死亡したので、念仏講中の人々が供養のために浄財を募金し造立したものです」と書かれています。
六地蔵の向こうに、東西に伸びる尾根を辿る遊歩道があり、ウォーキングする人が何人もいました。遊歩道が埼玉県所沢市との境界線になっています。
六地蔵を囲む生垣の内側でシオカラトンボ♀(ムギワラトンボ)が草に止まり、風が吹いても接近しても逃げませんでした。親しみを感じます。
キツツキの啄く音を聞きながら森の中を行き、堂山(おびときやま、おいどのやま)の手前の谷戸に下りる。大きな岩が無造作にあり、庭園のような落ち着いた空間になっていました。以前はここに湧き水が流れていたそうですが今やその水は枯れています。雑木林の景観を残す形の公園とはいえ、強度な伐採などの影響もあったのだろうと感じました。
タツナミソウ(立浪草)シソ科
谷戸に群生していました。
森から出た道路脇の木に、アカボシゴマダラ春型が止まっていました。
今回散策したのは狭山丘陵の西端にある都立六道山・野山北公園の一部です。六道山・野山北公園は都立最大の公園で、開園予定地を含めると東京ドームの約56倍、260ヘクタールもあります。里山民家や多くの谷戸があるので、どんなところなのかまた訪問しようと思います。
<追記> その他確認した蝶:ダイミョウセセリ、サトキマダラヒカゲ
オオミズアオは目立っても大丈夫なのですね。鳥たちは狙わないのかなあ?と思っています。この色が目立たなくさせているのでしょうか。しかし蝶の種類も多いですね。
オオミズアオって初めて見ました。
ヤママユガ科・・・?
魅力的な色ですね!
美しい絹糸の採れる繭を作るものとは違うんですよね?
谷戸の田んぼでも蛙が鳴いています。のどかでいいです。ウシガエルの太い声は伊勢原に住んでいた頃が懐かしいです。夜道では心強いかもしれませんね。
オオミズアオ、薄暗い明け方に間違えて目立つところに止まったのでしょうか。
幼児期に住んでいたのは管理所の2km位東方です。
狭山丘陵の西端の六道山方面は見晴らしが良かった記憶があります。埼玉県とまたがって多摩湖があります。
どうぞお出かけください。
ヤママユガの繭から作られる生糸は、淡い緑色をしていて高級絹の材料として利用されるようですが、同じヤママユガ科のオオミズアオから生糸が採れるのか分かりません。
もっともも当時なら物足りなかったかも知れません。
体力のない今は、こうしたところに惹かれます。
ゆっくりと散歩しているtwoguitarさんの姿が浮かんでくるようです。
下の写真を拝見するとコアジサイも咲くのですね。
去年、コアジサイを見に箱根に出かけたのを思い出します。
環境が似ているのでしょうね。
アカボシゴマダラは本当に増えましたね。
近所でもよく飛んでいます。
オオミズアオはたまに見かけますが、昼間はほとんど動きませんよね。
千葉近辺ではまだアカホシゴマダラは見かけませんが、そちらではずいぶん増えているようですね。
在来のゴマダラチョウが追いやられなければ良いのですが・・。
僕も若い頃は高い山、特に長野県の森林限界を越えた世界が好きでした。
この年になると、里山歩きがやっぱりいいですね!
お互いにゆっくりと歩きましょう。
コアジサイは清楚な感じの花ですね。
丘陵の麓は狭山茶の産地としても有名ですね。
アカボシゴマダラは大磯で見たことがあります。東京でも爆発的に増えているそうですが、相模大野ではまだ見かけていません。春型のほうが優雅ですね。
オオミズアオは見る機会が今までありませんでした。
あまりに動かないので驚きました。
アカボシゴマダラは東京や湘南で多いようですが、ここ相模大野ではまだ見たことがありません。
そろそろ広がってくるかもしれませんね。
ゴマダラチョウもまだ見ぬ蝶です。