四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

キタテハ・ツマグロヒョウモンの求愛

2013-09-15 14:21:00 | 相模原・県央
キタテハ

近くの雑木林に向かうと、その近くの畑のニラの花に2頭のキタテハが求愛行動中でした。


14:09

雌は、花の上であまり動きを見せずにいましたが、雄が後ろから接近しました。


14:10

そのまま雄が歩み寄って雌の翅裏に頭を接触させました。その後、諦めたのか後ずさりし近くの花へ移動しました。


14:12

雌はほぼ同じ位置に留まり、雄は花から花へ移動するも、ほぼ1m以内で長時間過ごしていました。写真は雄です。激しい求愛ではなく、穏やかな感じでした。

以前にも、2頭の寄り添うキタテハを観察したことがあります。

ツマグロヒョウモン


ツマグロヒョウモン♂ 14:32

ツマグロヒョウモン♂がマリーゴールドで吸蜜しています。


ツマグロヒョウモン♂♀ 14:34

雄が空中の同じ位置で飛び始めました。地面には雌が休止しており、そのすぐ上の空間で少し下がって翅裏を雌に見せています。


14:35

雌の真上や少し前にも来て自分を誇示。しかし、雌は時々翅を少し開き気味にする程度で反応は鈍い感じでした。

花たち


ツルボ (ユリ科)


センニンソウ(キンポウゲ科)


オトコエシ(男郎花、オミナエシ科)

オトコエシが雑木林の少し日の当たる林床に咲いています。もうじきミドリヒョウモンが現れると思います。
近くの空き地にオミナエシがまとまって咲いていましたが、蝶の姿は見られませんでした。

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8 コメント

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こんばんは。 (KAZ)
2013-09-15 22:40:58
ちょうど今ニラが花盛りですね。
私も先週ニラでキタテハを見つけましたが、逃げられてしまいました。
キタテハも夏型はそろそろ見納め、次に出て来るのは越冬型ですね。
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求愛の姿等、蝶にも感情があるように思えます。 (silkcotton)
2013-09-15 23:48:04
花々も蝶たちも猛暑を過ぎて美しく、品よく、生き生きしているようですね。
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キタテハやツマグロヒョウモンの求愛行動、雄達は自分の遺伝子を残す為に必死ですね。 (良さん)
2013-09-16 16:17:59
雑木林では、秋を感じさせる色々な花が咲きだしていますね。
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絡み合いながら空を舞ってみたり、近づいての求愛の光景は良く見ますが、結婚のセレモニーには中にか会えませんね。 (オコジョ)
2013-09-16 16:38:10
トンボはいくらでもみられますが・・・

ツマグロヒョウモンは一時、こちらにもたくさん見られたのですが、最近は見かけることが減ったような気がします。
マエナス十何度のこちらでは、冬を越せないと学習したのでしょうか・・・
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KAZさんへ (twoguitar)
2013-09-16 20:26:15
こんばんは。
ニラにキタテハが長時間滞在し、良いモデルを努めてくれました。
もう秋型が一斉に出てくる頃ですね。
明るい煉瓦色で、好きな色あいです。
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silkcottonさんへ (twoguitar)
2013-09-16 20:31:01
そうですね。キタテハのカップルを見ていると、仲睦まじい感じが伝わってくるようでした。
厳しい夏もようやく過ぎたので、明るいところに蝶たちが出てきて活発になりました。
花も秋を感じさせますね。
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良さんへ (twoguitar)
2013-09-16 20:34:24
蝶たちも子孫を残すために活発に動いていました。ツマグロヒョウモンは南から来た蝶らしく激しく求愛していましたが、雌は素っ気ない感じでした。
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オコジョさんへ (twoguitar)
2013-09-16 20:39:34
そうですね。見るのは圧倒的に求愛のシーンが多いですね。最近はアゲハチョウのが多いです。
ツマグロヒョウモンは、山地にまで上がっていく習性もあるようなので、長野でも多かったのでしょうか。さすがに南方由来なので冬越しは無理ですね。
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