四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

二宮の吾妻山公園

2006-03-21 20:35:00 | 湘南
今日は風が止み、うららかな日和。湘南の海と山に咲くコブシを見に二宮の吾妻山公園に行ってきました。
二宮駅から歩いて2,3分で直ぐに吾妻山の登りとなり、最初にユキヤナギをくぐるようにしていくと、今度はレンギョウが満開。やがて、ニホンスイセンの花と香りを楽しみながら、頂上の芝生に到着する。



菜の花の向こうに国府津、遠くに小田原の市街、そして相模湾を挟んで箱根連山から真鶴半島まで見渡せます。小田原は29年間通ったところ。こうして山の上からみやると何か感慨深い気分がします。



コブシは山頂付近と東側斜面の2箇所で咲いていました。コブシは日本原産の植物で、中国には自生していません。中国原産のハクモクレンとの違いは、開花時に花の下に新しい葉が1枚ついているところ。
頂上付近のミツバツツジは三分咲き。染井吉野は明日にでも開花しそうです。



至ることころにキブシが独特の花を付けていました。北海道の渡島半島から九州、奄美諸島まで分布しています。
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2 コメント

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Unknown (silkcotton)
2006-03-22 18:33:03
素晴らしい景色ですね。学生時代に油絵のお教室でご一緒の方とハイキングをしながら花のある風景を求めて歩いたのを思い出します。その方は菜の花を描くと夢のようで、いい絵を描かれていました。
キブシという植物は面白いですね。なんだか図案にしたい衝動にかられます。
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茨木市のsilkcottonさん、いつもコメントありがとうございます。とても良い励みになります。 (twoguitar)
2006-03-23 20:41:15
キブシは湿った土地を好むので、吾妻山の背の高い木々に被われたところであれば至るところ、低く枝を広げて花を吊り下げていました。そんな光景を見たのははじめてです。
このように花の観察を毎週途切れることなくしたこともはじめての経験・・・。まだまだ未知の出会いがたくさん待っているような予感がします。
(誤字あり、書き換えました)
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