四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

越冬キタキチョウ

2015-01-07 17:16:00 | 南多摩
1月5日

今年初めての蝶の調査に出かけました。谷戸の法面の枯草に静止して越冬中のキタキチョウ♀が今年の初見の蝶になりました。

丸太を組み合わせた橋の裏側を覗いたところ、ルリタテハが体を斜めにして静止しているのも見付けました。昨シーズンと同じ橋です。頭を川面に近づけて覗く厳しい形になり、持参したFinderを覗かないとシャッターを切れないカメラ
(NIKON D60)では撮影できず、次回別のカメラで撮影の予定です。




越冬キタキチョウ♀(10時23分)

ウラギンシジミの越冬観察をしていた谷戸(最終チェック:11月28日)および相模原公園(同:12月11日)を訪れましたが、どちらでも越冬個体を見付けられませんでした。今シーズンのもっとも厳しい寒さは、1月2日、3日の最低気温(八王子アメダス)-5~-6℃です。そこで、その寒さで落下した可能性を考え、地面付近の枯れ葉をかき分けて探しましたが発見できませんでした。行方不明になったのはもう少し前のことのように思えます。昨年2月の大雪後に鳥に捕食されて全滅した形跡があったことを考えると、昨年学習した鳥の仕業という可能性も考えられますが、今シーズンの消滅の原因はよく分かりません。
また、過去に越冬ウラギンシジミを目撃した3箇所も探してみましたが見つからず、今シーズンの越冬ウラギンシジミ観察は早くも終了となってしまいました。


太い竹を運搬中

大勢の男性が太い竹をリヤカーに乗せて谷戸の上流の方へ運搬していました。10名で作業するのでしょうか。
「何に使うんですか?」と尋ねると、
「炭焼小屋の煙突に使うんですよ」と教えてくれました。
どのような形で完成するのか、次回見に行こうと思います。

コメント (10)