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四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

富山へ

2007-03-05 11:41:00 | 
先週末、富山に行ってきました。



朝焼けの立山・剣です。中央の険しい山が剣岳、その右の連山が立山連峰。
5年前に富山平野から3,000mの立山連峰の白い峰々を仰ぎ見たい一心で富山に来たことがありました。そのときは富山平野の春霞のため、果たせませんでしたが、今回幸いにも立山連峰を仰ぎ見ることができました。



剣岳(2,998m)。
10年前に黒部ダム経由で室堂に入り、立山登山しました。それ以来、3,000mを超える山には登っていません。剣岳登頂は、もう果たせませんが、いつかもっと間近に見たいと思っています。



帰りの飛行機は富山空港から日本海上空に一旦出てから、海岸沿いを北東に進みました。写真は黒部川下流と北アルプスの北部です。



一番上の山々をクローズアップしました。左から乗鞍岳と白馬岳、杓子岳(頂上が台形)、白馬鑓ヶ岳(頂上が三角)、天狗の尾根(平らな部分)、唐松岳(右端)です。この一帯は何回か登山しています。



北アルプスが日本海に没するところ。山が最も海岸に迫る辺りが親不知です。



飛行機は新潟県を横切り、東に進路を取りました。
途中、中禅寺湖といくつか火山が見えました。中禅寺湖の隣は男体山です。日光散策ではどっしりとした丸い山に見えますが、北の上空から見ると爆裂火口がポッカリと口を開けています。新鮮な驚きを感じました。手前の山も斜めに爆裂した様子です。
男体山の右に戦場ヶ原が広がっています。地図と写真を照らし合わせながらの空の散策は楽しいものです。
その後、筑波山上空を通って羽田へ。

上空から見た南アルプス

2007-01-21 20:07:00 | 
1月18日、羽田から鳥取へ向う飛行機から見た南アルプスです。


12:17


12:18

頂上に雪をいただき、尾根筋には雪がなく、谷あいに白い筋上に雪が残っていて、高山の真冬の厳しさが伺えます。鳳凰三山と北岳あたりだと思うのですが、自信がありません。

追記 : オコジョさんより、中央の白い山は仙丈岳、一番奥が甲斐駒ケ岳でしょうと教えていただきました。

富士山を見に裾野へ

2006-11-13 21:24:00 | 
天気予報で北風が止み、朝は冷え込むと予報していたので、静岡県裾野市まで富士山を見にいくことにしました。
小学校3年の時に裾野の五龍の滝の落ちるすぐ脇の五龍館という旅館に家族で泊まり、滝の周囲を散策したり、早朝に赤富士を見た鮮明な記憶があったので、富士を見るなら裾野へと昔の記憶をたよりに向いました。
小田急線が御殿場線に乗り入れる「あさぎり1号」の先頭1号車、前から二列目がうまく取れたので、富士の見え隠れを観察・・・
相模川の直前の厚木辺りで富士の頭が姿を現し、本厚木を過ぎてから伊勢原過ぎまで、見え隠れする。大秦野手前で初めて富士山の全貌が現れます(写真)。



渋沢を過ぎて四十八瀬川の谷あいを走る間、見えませんが、新松田手前で足柄平野に出ると富士山が一段と大きく見えます。御殿場線に入り、駿河小山辺りからいよいよ接近し、御殿場で再接近。裾野へ向うと少し遠ざかる形になります。
さて、裾野から五龍の滝へ。その辺では森に隠れて富士が見えず、てこずりました。散歩するご婦人に見える場所を教わる。



裾野は、宝永火口が中央に、富士が均等に見える絶好の観察ポイントです、との説明がありました。宝永山は2,696mなので、2,500m付近まで雪に被われているようです。
帰りは、御殿場線で終点の国府津へ。そこから藤沢周りで相模大野へ。



写真は、曽我梅林で有名な下曽我付近から。箱根外輪山の矢倉岳と重なったところです。
今日は空気が澄んでいて、富士を見るには絶好の日和でした。


水の色

2006-09-16 14:40:00 | 
この夏は、奥入瀬渓谷と十和田湖に行ってきました。毎年夏、裏磐梯、山形県の奥の細道、秋田駒ヶ岳と北上し、ようやく青森県までやってきました。
明るい曇り空のもと、奥入瀬のさまざまに変化する水の姿やゆるやかな流れ、十和田湖の神秘な湖水の色をゆっくりと堪能してきました。


奥入瀬渓谷 石ヶ戸付近の流れ


奥入瀬渓谷に合流する滝


船上から見た十和田湖水

天童へ

2006-08-01 20:13:00 | 
天童市の真ん中に、こんもりとした舞鶴山があり、夕方散策しました。
千数百年前、行基がこの舞鶴山の山頂で念仏していたところ、二人の童子が天から舞い降りたことから、天童と名づけられたそうです。将棋の駒の産地としても有名です。
舞鶴山の西斜面に佛向寺、建勲神社などが静かに建っています。



写真は、佛向寺です。



この西斜面一帯は、麓から山頂まで見事なアカマツ林が広がっています。頁岩の風化した土壌と日照関係がアカマツの生育に適していると説明されていました。
ほかのお寺の境内や付近の民家の庭にも風格のあるアカマツが植えられていました。

<セミの観察>
日暮れ時はヒグラシが多数、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミがわずかに鳴いていました。朝方は、ミンミンゼミとニイニイゼミがところどころで鳴いていました。まだ本格的なシーズンではない様子です。生息するセミの種類は相模原と共通で、冷涼な土地に住むセミは見られませんでした。