徳ちゃん繁昌リポート

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【商売の機転】一物三価は客も店もいいこと?

2015年03月16日 | 出張先々
ようやくここ数日春めいてきましたが、ある寒の戻りの出先での出来事です。ドラッグストアで10枚1袋の使い捨てカイロを1枚だけ売って欲しいと頼んだら予想通り断られました。急な寒さ、薄いビジネスバッグで嵩張るカイロを持ち運ぶ訳にもいかず真剣に考えましたね。旅先や出張先でもこんな経験はありませんか?

10枚300円程でしたが仮に10分の1の1枚づつ分けても値段30円で売る必要はなく、1枚50円でも買うのにと思いましたよ。これが店のプラスの利益(1枚+20円)になるとわかんないのですかね!?余計なことしたくないスタッフ達は会社や上司からの指示待ち人間なのか、はたまたひとりの客相手に時間を割きたくないのか、まあどうでもいいことですが。
ちなみに野菜のカットや魚の切り身など調理なら手間隙かかるが、カイロひとつ、袋から破って値段貼ってPOP付ければ済むことなんです。こんな店頭POPを出せば競合店対策にもなるかも知れませんよ。客が一番と口では唱えながら客のニーズすら頭にもない、客の痒いところも掻いてくれない本質みたいですね。

一物三価とは1個の品物に3つの価格帯があるという販売で、仮に1個100円の品を2個買うと通常200円が180円(1個当たり90円)で買えたり、3個買うと300円が240円(1個当たり80円)で買えるという方法です。都心のスーパーマーケット成城石井などでも取り入れている売り方で、客にとっては割安のお得感、店にとっても単価アップに繋がるんですよね。


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