さくらの咲いてるところで

愚痴ります。

ポスティング、しんどい

足が棒になるしお腹も空くし...

一軒一軒チラシをポストに入れながら、「こんなんで、ほんまに生徒さん来てくれはるやろか？」

気分は落ち込みます。

そんな時、スッと目の前が開けました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この春、いろんな想いと共に楽しませてくれた桜。


４月１９日の新聞に、福島県富岡町の「夜の森公園」の満開の桜並木の様子が掲載されていました。


富岡は全域が立ち入り禁止区域に設定されており、被災された方々へこの景色をお見せしたいとのことから、報道陣に特別に公開されたそうです。


いまだ多くの人が元住んでいた場所へ帰れず、また行く場所がないという状況で


私は自分の町で自分のやりたい事ををし、沢山の人に支えて貰っている。


ふいに広がった目の前の地面を覆うような桜の花びらの色がやけに鮮やかで

遠く無人の街で原発事故前後と変わりなく咲き誇る桜の景色が重なり、いかに自分が幸せ

であるかということに感謝し、そして被災された皆様の本当の幸せを想わずにはいられま

せんでした。