Pranava. Yoga+Ayurveda.

ゆるりヨーガとアーユルヴェーダな暮らし

知るということ

2016-07-14 | いつものこととか
「意」は その昔「心」と読まれていたらしいです



言葉の意味を知ることは心を知ること



一つひとつの言葉を大切にすると その心と一つになって心の奥底から真実が浮かび上がってくる



知るということは そういうことなのかも…





言語造形のクラスで谷川俊太郎の詩に取り組んでいました
詩を…言語を 言葉ではなく ひとつひとつの音で表現することが自分の感情や思考の癖を奥底から こんなにも浮かび上がらせるなんて想ってもいませんでした







「魂のいちばんおいしいところ」



神様が 大地と水と太陽をくれた
大地と水と太陽が りんごの木をくれた


りんごの木が 真っ赤なりんごの実をくれた
そのりんごを あなたが私にくれた


やわらかい ふたつの てのひらに包んで
まるで世界の初まりのような 朝の光と一緒に


何ひとつ言葉はなくとも
あなたは私に 今日をくれた
失われることのない 時をくれた
りんごを実らせた 人々のほほえみと 歌をくれた


もしかすると悲しも
私たちの上に広がる 青空にひそむ
あの あてどもないものに逆らって


そうして あなたは自分でも気づかずに
あなたの魂の いちばんおいしいところを
私にくれた



-谷川俊太郎-









最後の「私にくれた」を発した後 その語感に
私の想いの膨らみや可能性が まだまだあること…そして あの時の後悔を感じました


もし もう一度逢うことが出来たら 無条件に受け取りたいと想います






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To live is…


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