はたして、プーチンに正義はあるのか?
奇しくも、この連載を開始しようとした矢先、
マレーシア機撃墜事件は起こった!
真相は、未だ闇だが、
誰しも予測された事態であった・・・?!
彼のロシアの暴れん坊、
ジリノフスキイは予言していた!
予測していたのは、他にも居たろう。アメリカだって、予測したかどうかは知らないが、マレーシア機の直後を、追尾していた早期警戒機が居るはずだ。
そして、一部始終を記録し、レーダー解析していたのだ。だから、撃墜したとの確かの証拠を握っているとの速報を流したのである。
直前から、東部地域を空爆に勤しんでいたウクライナのキエフ政府が、予測しないと言うことはない。その前に、2機撃墜されているのである。
知っていた。且つ、期待していたというのが本音であろう。
知っていた、予測していたなら、早期に民間航空機の上空飛行を回避するのが、人道上の原則である。それをしなかったのは、期待していたと見るべきである。
政治の世界は非情である。戦争は、政治の延長線上にある。
彼の真珠湾攻撃も、ルーズベルトは知っていた。敢えて、警戒を緩め、日米開戦並びに、欧州戦線に米軍を投入する世論工作に利用したのである。
同じく、9.11テロについて、ブッシュは知っていた。知らされていたのである。そして、テロとの戦争を開始したのである。
またまた、同じく、プロシェンコ大統領は、知っていたのである。昨今、今回の撃墜事件を、9.11事件に準(なぞら)えている。つまり、ウクライナ東部独立紛争を、テロリストとの戦い、つまり、テロ戦争へと世論誘導しているのである。
プーチンも知っていたと確信する。だから、あの沈痛な会見となったのである。はたして、ロシア軍のBUKか、それ以外かは判然としないが、少なくとも、親ロシア武装勢力の単独で実行出来る代物ではない。又、ウクライナ空軍による空対空ミサイル依る、自作自演テロとの観測も捨てきれない状況は残る。
いずれにしても、
事実は明白で、且つ残酷である。何の戦闘員でもない民間人が一瞬にして多数犠牲になったのである。これまでも少なからずあった。政治は非情にも、これを道具として扱うのである。
それが、今、行われている現実である。
プロシェンコ大統領が、奇しくも9.11自作自演テロに準えるのは、ある意味、今般のマレーシア機撃墜事件が、自作自演テロと自白するようなものである。少なくとも、9.11事件が自作自演テロと認識している有識者は多い。
プーチンも言うか言わないかは別にして、そう認識しているはずである。
その事は、そう言う政治力学が働いている事は承知の上で、論争をしているのである。はたして、誰が勝つか見物である。
さて、本題の『プーチンに正義はあるか?』 という問題であるが、結論は委ねたいと思う。
私見を言うなら、ウクライナ問題を惹起したのは、西欧金融資本勢力である。これはもう明らかだ。そして、内戦に猛進し、戦局が甚だしく良くないのは、キエフ政府側である。そして、空爆を開始したのは、キエフ政府側であり、それに応戦したのは親ロシア武装勢力であろう。
空爆に対応すべく、BUKを投入したのはロシアかも知れないが、ロシアに民間機を撃墜する動機はない。仮に誤爆であったにせよ、戦場に置いて、対応力には限りがある。そこに民間機を飛ばす危険性は計り知れない。
一義に戦争を開始した者、そして、空爆を挙行した者、そして、それに対応した者に責任がある。戦争とは、そうした事態を惹起するのは不幸にして当然で、経営不安を抱えるマレーシア航空が、その危険を顧みる猶予が無く、あくまで短距離航行を実施した。
そして、悪魔の政治力学が、それを利用した。そう踏んでいる。
だから、プーチンには責任はないとは言えないが、正義に著しく反する者ではないと考えている。後は、それぞれ判断する事である。
Жириновский в июне предсказал взрыв самолёта 17 июля!!!
ジリノフスキイ党首は、当時次のように述べた―
「狂暴になった懲罰者らの行動は、今度一体どこに向かうだろうか?彼らは血を飲みつくした。今度彼らに必要なのは、栄誉や名を手に入れる事だ。クリミア で、破壊工作が開始されるだろう。彼らは、何らかの民間旅客機を撃墜する。その後、人々は皆、飛行機に乗るのを怖がるだろう。」
ジリノフスキイ党首は、自分の立場について新聞「コムソモーリスカヤ・プラウダ」に、以下のように説明している―
「これは、挑発のよくある段階だ。欧州全体、又全人類をストレス状態に置くのだ。
それは一体何のためか?ドルを救うためだ。ドルは落ち込んでいる。落ち込みにストップをかけるためには、ああした突然の騒ぎが必要なのだ。」
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_20/274846216/【転載終了】
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