つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

鬼百合

2019-07-27 14:00:48 | 庭の花


台風6号が上陸しているとは信じられない位の、日差しに恵まれていますが
今夜あたり、こちらに接近するようで、湿った空気が 次から次へと入ってきています。
そんな庭で鬼百合が咲いています。




青空をバックに撮りたい花ですが今日は無理の様です。
でも、雲が多くても太陽がまぶしく感じる朝です。




この鬼百合、よ~く見ると中々愛嬌のある貌をしていて、突き出したシベも強そうです。




孫が小さい頃、「あっ 巨人軍の色だ ~ ~ 」 と言って
喜んだものです。その孫も、もう4月から社会人になりました。



花弁に黒い斑点模様が沢山あって橙色がかった赤い花弁に
この 黒の斑点が目立つので 赤鬼を連想させる事から鬼百合と名付けられた様です。



明るい感じがする事から花言葉は「愉快」「陽気」などがあり、ユリ科のホウズキ科です。



個人的には百合独特の優雅さには欠けるように思いますが
てんてんてん…のドット柄と、花弁が くるり~っとひっくり返った
ところが、おどけた様にも見えて 可愛いです。



これぞ夏~と言わんばかりに咲く鬼百合です。別名を天蓋百合(テンガイユリ)と言います。


 

女郎花の花

2019-07-24 18:03:00 | 庭の花


鬱陶しい時期ですが、庭で女郎花が咲いています。
まるで、そこだけ 秋が来たようですが、この女郎花は7月に入ると咲く園芸種で
草原に咲く女郎花より開花が早い様です。





濁りのない淡い黄色が、か弱そうに感じる清楚な花です。




万葉の昔から先人達は すらりと伸びた美しい姿を
多くの歌に残している様ですが、春の七草もそうですが七草に代表される花は
控え目で 愛らしい花が 多い様に感じます。



小さい粟粒の様な花なので、別名を「粟花」と言います。



細い茎が、沢山の花を支えて風に揺れる姿は 嫋やかな美しい姿です。
この長い梅雨が明ければ厳しい暑さになると思いますが
秋まで咲き続ける花期の長い花です。



草原に咲く女郎花は8月から10月頃が花の時期の様ですが
寂しげに秋風に揺れる女性的な花姿から 花言葉は 「美人」 「儚い恋」などがあります。




アガパンサスの花

2019-07-21 20:03:22 | 庭の花


小雨が降ったり止んだりしている軒下でアガパンサスが咲いています。
じめじめした季節に清涼感のある薄青紫色の花を見ると、
少しだけ爽やかな気分になります。



たった1本ですが、何年も咲かなかったので、久しぶりの ご対面になります。



小さい小花が放射状に付き全体が丸い玉の様になっていきます。



常緑の宿根と言うところも 手間いらずで 好きです~



茎が長く伸びて上の方に花が咲くので、とても涼しそうです
花弁の中央を少し濃い色のグラデーションが、中々のお洒落さんに感じる花で
一つ一つの花はユリに似ていて、爽やかな印象を与えてくれ
鬱陶しい梅雨の時期に、爽やかな気分にしてくれます。



英語ではアフリカンリリー と呼ぶ様ですョ~
愛の花と言う意味をもつ アガパンサスの名前にちなんで花言葉は「愛の訪れ」です。



別名を 紫君子蘭(ムラサキクンシラン)と言い ヒガン花科です。



フクシアの花

2019-07-18 11:16:31 | 庭の花


友達と神代植物公園の薔薇を見に行った帰りに、道脇で開いていた花屋さんで
求めたフクシアが、もうこんなに大きくなりました。
毎日 沢山の花を付けています~



反り返った赤い4枚の花弁の様に見えるのは蕚で、
下向きの白く ふっくらとしているのが花弁です。



野生種から つくられたものが ほとんどですが
種類は今や3000種とも言われていてシンプルな一重咲きから、
華やかな八重咲きまで、多種多様のようです。



気品のある姿から”女王の首飾り”と言われているそうです。



今、開花しようとしている蕾も見えます~



長く突き出した 雄シベと 雌シベがよく目立ち
見れば見るほど、独特な形をした花です。



まるで優雅にダンスを踊る舞台衣装のようです~



アカバナ科のフクシア属になります。別名を釣浮草(ツリウキソウ)と言い
花期が長く、花付きがいいので、いま人気がある花のようです。





柳花笠

2019-07-15 13:35:46 | 庭の花


毎年 零れた種から芽を出し、真っ直ぐに伸びた茎を分枝させて
頂部から花序を出し、たくさんの小花が集まって一つの花になっている柳花笠が
今、軒下で咲いています。





石垣の間とかコンクリートの割れ目などからでも芽を出す位
丈夫な花です。



一年草ですが 庭では毎年必ず同じ場所で見る事が出来る多年草の様な花で、
ゆ~ら ゆ~ら 揺れながら咲いています。



薄紫色の小さな花が
すーと伸びた枝の先に、ボンボン状に咲いている姿は 中々可愛いです~



葉が柳の葉に似ているところから「柳花笠」という和名が付いた様ですが
「バーベナ」と言う別名もある様です。
クマツヅラ科で、仲間にはランタナがあります。



南アメリカが原産地で、観賞用として日本に入ってきましたが その後 改良され
色も赤や紫、ピンクなどなだがあり、低く這う様に広がるものなど
バラエティー 豊かのようです。