つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

ガウラの花

2019-08-30 09:18:04 | 庭の花


今、軒下でガウラが咲いています。
この花は驚くほど花期の長い花で6月に咲き始め、休まず今も咲き続けています。
花盛りの頃は四方に延びた茎の先に花が重なる様に沢山咲いていましたが
最近は楚々とした雰囲気になっています。
でも 最盛期より今頃の方が、落ち着いた感じがして又いいものです。






花弁は4枚、長い雄蕊がよく目立つ花で
草丈は60センチ~80センチ位、しなやかな長い花茎に白い花を付けます。





風に揺れる姿はまるで蝶が舞っているようで優しい風情が感じられます。



花弁の中心から伸びた長い8本の蕊がとても目立つ花で
花から花へと舞い移る蝶を思わせるので花言葉は「行きずりの恋」だそうです。





北アメリカ原産の帰化植物で アカバナ科、ガウラ属の宿根草です。





白い色の他にピンク色もあるので「山桃草」と言う別名があります。
白い花弁と長く伸びた蕊が、蝶を連想させる優雅な花です。



タカサゴユリ

2019-08-27 13:33:24 | 庭の花


庭でタカサゴユリが咲いています。数日前に大きな蕾みを見つけてから
いつ咲くか、いつ咲くか、と待っていましたが、今朝やっと開花しました。
周辺には背丈の低いタカサゴユリが蒔いた記憶もないのに、何本もあります。
来年が楽しみです。



漢字で「高砂百合」と書きますが、筒状に凛と咲く姿は涼しそうです。



うしろ姿も真っ白です。タカサゴユリは 普通内側は白ですが
外側は少し くすんだ紫色の線が入っているのが特徴ですが、我が家のは真っ白です。



同じ様に、ラッパ状に咲くテッポウユリと言うユリがありますが
テッポウユリと交雑してしまったタカサゴユリがある…と聞いた事があります。



タカサゴユリは元々は台湾で繁殖していた外来種で日本には大正時代の頃やってきました。
雑草の如き繁殖力をもっているので、今や日本中に広がっています。
台湾では「タカサング」と呼んでいたところから、日本では「タカサゴユリ」になっています



普通、ユリと言えば食用にする「ユリ根」が有名で、ユリはこの球根によって
増えるイメージがありますが、このタカサゴユリは沢山の種が出来て、その種で増えています。



一つの花から500個以上も作られた種は薄いので風によって運ばれて
広い範囲に分布を広げています。



庭で咲く、この美しいタカサゴユリの中で、今年は種が出来るかどうかは解りませんが、
今は楽しみに眺めています。







白の花魁草

2019-08-25 12:35:04 | 庭の花


残暑の日差しが照りつける庭で花魁草が元気に咲いています。
これは白色の花魁草です。
夏になると実家の庭でも咲いていた 懐かしい花ですが
白は、ピンクや赤よりも背丈があるので、とても存在感があります。







昔から夏の定番と言えば花魁草で、ピンクが一番多い様に感じましたが
白が入ると、又一際 趣が変わります。




原産地は北アメリカですが、昔から育てられているので
すっかり日本の気候にも 馴染んでいる様です。




直立した花茎の枝先で円錐状になって可愛い小花を沢山付けます。
ハナシノブ科フロックス属の多年草なので、英名はフロックスと呼びます。







とりわけ華やかで 美しいこの花の面白いところは、一度満開になって花が終わると、
数日後又、下の蕾が円錐状になって満開に咲きます。 同じ枝先で何回も満開を繰り返すと言う
面白い特徴をもった花です。






この花の香りが花魁の白粉に似ているところから花魁草と言う
名前になった…と言う説があるようです。


オオベニタデ

2019-08-21 08:42:55 | 庭の花


数日前に頂いた友達からの残暑見舞をご披露しちゃいます。
暗くすると文字が光る蛍光ペンは以前から知っていましたが
手に持ったはがきの角度を変えて動かすとバックに鏤めた「残暑」「酷暑」などの
文字が角度によって銀色になったり、茶系になったりと、微妙に変化します。
とても幻想的で、美しい残暑見舞の はがきです。
早速カメラで撮ってみましたが、残念ですが私には上手く撮れませんでした。
でも、ブロ友の皆さんには概略ですが添付しました。
みなさんと一緒に、元気に残暑を乗り切りましょう。





庭では この暑い最中、オオベニタデが空高く咲いています。
なんと言っても2メートル以上ある背丈なんですから見上げる様です。






よく空き地や道端で見かけますが、割合と人間様には見向きされない花です。





私の様に意図的に栽培する人も少ないと思いますが、
雑草と呼ぶには余りにも堂々とした かまえが面白いので、庭で育てています。
「蓼食う虫も好き好き」と言いますが蓼の様な苦い味のものでも
小鳥や虫などが たくさん寄ってきていますよ~



紅色の小さな花が密集して 中々可愛い花です。






「 蓼の姉御は私です! 」と言わんばかりに大きな穂が揺れています。



冬は枯れて跡形も無くなってしまいますが、春には零れた種から発芽して
又 同じ場所から出てきます。



蓼としては かなり大型で立派ですが、一つ一つの花をアップで見ると
チャーミングなお顔をしていて可愛い花です。
でも、実はこの花弁に見える部分はガクなんだそうですョ~ 今年初めて知りました。






ジニアの花

2019-08-13 19:48:55 | 庭の花


今日は「パソフレ」のお食事会でした。
台風10号の影響で時々小雨がぱらつく様な日でしたが
その分、少し涼しく感じたので、出かけるのには 丁度良い日でした。

我が家の庭でジニアの花が咲いています。



昔はどこの家でも咲いている花でした。



咲き始めてから もう二カ月位が経ちますが まだまだ咲き続ける花期の長い花で、
和名を「百日草」と呼ぶ、きわめてポピュラーな花です。





夏の暑さにも負けず鮮やかな色を咲かせ続ける花で
八重のボンボン咲きが多い様に感じます。



原産地はメキシコ。
一つの株の中で、一重咲き、八重咲き、絞り咲きなど
さまざまな花姿を楽しませてくれる株もあります。



暑い時期に休むことなく咲き続けるジニアの花言葉は「不在の友を想う」です。






この様にジニアの特徴は何と言っても開花期間の長いことです。
これから秋に入り気温がだんだん下がってくると
花の色が一層鮮やかに美しくなってきますので
花が終わりかけたら、早目にカットして 次の花に
栄養をまわして上げるようにしたいと 思っている今日この頃です。