つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

高砂百合の莢果

2014-12-31 18:02:25 | 庭の花



秋口に咲いた背の高い高砂百合が莢の中に沢山の種を
育てながら冬枯れています。

一般的には百合は球根を株分けして増えて行きますが
高砂百合は種を散らして増える百合です。

天然のオブジェです。凛とした枯れ姿も素敵です。



百合の可憐さとは違った表情で陽に透けて輝いています。


莢の中は三つの部屋に分かれていてポテトチップみたいな
薄い種がびっしり入っています。
巣立つまで子供達を莢の中で、育てて貯えている様です。
こぼれない様にネットで包んでいます。
このネットの役目がやっと解った思いです。



庭の花も最後まで育てると色々な発見があります。
行き届かない庭ですが花達は逆境に耐えて逞しく育ってくれます。
そんな我が家の庭の花が中心のブログです。


今年も一年が飛ぶように過ぎて行きます。
沢山の方にご訪問を頂きまして、有り難うございました。
新しい年が皆様にとって素敵な一年になります様に…

年の瀬~注連縄飾りの屋台

2014-12-30 14:07:46 | 日記


毎年、こんな小さい住宅地でも
街角に注連縄飾りを売る屋台がでます。

昔、母が「一夜飾りは良くない…」
と云ったのを思い出しました。


師走の風にウラジロの葉が揺れています。
スーパーのお飾り売り場より風情があっていいものです。




寒菊

2014-12-29 14:38:41 | 庭の花


冬に咲く菊を寒菊と呼ぶ様です。
今、庭の隅で咲く、我が家の寒菊です。
色もいろいろある様ですが我が家のは黄色。
直径2センチ位です。

寒い中、凛として咲いています。



花には柔らかい香りがあります。


丈も低く秋に咲く菊に比べると
花数も少なく感じます。



透かしホウズキ

2014-12-28 13:49:58 | 日記


葉脈だけ残っている透かしホウズキです。
自然の中で朽ちて出来た鬼灯には魅了されます。

庭の片隅で、網目模様になった袋の中で…
朱色の実を覗かせています。



自然が造り出したアートです。



繊細な網目には驚きます。




モナルダの枯れ姿

2014-12-27 09:43:10 | 庭の花


夏のまだ猛暑になる前の季節に精一杯に咲いていた
あのモナルダの花も冬に入り、すっかり枯れ姿になりました。

枯れ色は地味な色ですが味わいがあるものです。
蜂蜜色と云うか…? キツネ色と云うか…



花の姿が懐かしいです。
微かにハーブの香りがしています。



枯れて尚、面白い姿を見せています。
長さ1センチ位の円筒形が無数に集まってガクの付け根から
放射線状に延びています。