江戸時代を代表する回遊式築山泉水の庭園、
六義園の紅葉を見に行って来ました。(11月29日)
この日は暖かい小春日和の一日で
日中はオーバーを脱いで手で持って歩いている人や
半袖姿の若い人もいました。
友達と駒込駅で落ち合い
今日は特別開門の染井門から入場しました。
10時半、大勢の人がもう染井門の前に並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4e/c3cc02fdbbd7a142911e74b6b87f012b.jpg)
染井門から入るのは初めてです。自然の美しい道が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b9/fb0b02bfaf6fae3fd4fbe39df68d13dd.jpg)
先ず、竹林の中の見事な紅葉が目に入った~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/14/d369f60a39c8f8f7e4f3de5b7c8230f7.jpg)
「和歌のうら蘆辺の田靍の鳴く声に夜わたる月の影ぞさびしき」
の歌から名付けられた渡月橋。石の橋です。
二枚の大岩の重量感が辺りの雰囲気を引き締めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/83/d745c8cc672f2f38c8d5b8f1003ba570.jpg)
イロハカエデ400本。ハゼの木、銀杏など500本以上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/18/930673e9d5c9eeaadcdb109f1737a4e8.jpg)
遠くにつつじ茶屋が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/90/ca295bc2a98dd29816b4988acb0cc416.jpg)
山陰橋からつつじ茶屋を撮りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5f/4161ceb45eca3f664786c0f93bfa05ab.jpg)
明治年間つつじの古木を用いて建てられた茶屋で
戦災を免れ、現代にその希少な姿を伝えています。
全体に老朽化が進んでいるため周囲を桑の木の控柱で
補強されています。モミジの紅葉に包まれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b9/841e32094f0f1f1c0402abb8877942e6.jpg)
遠くに先ほど渡って来た山陰橋が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ef/2b699cced4a557747ff5397816005454.jpg)
吟華亭(吟花亭)・峯花園跡
作庭当時周囲の桜などを眺めながら食事をする場所として
利用され吟花亭と云う建物があった所です。
今はつつじが多く植えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/03/f0e7eecfb5c38bb364e987b161c49793.jpg)
滝見茶屋も鮮やかな紅葉に包まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/03/8601dbdd6eda1161f8b39508716bdb64.jpg)
松の木には雪吊りが装飾として庭園を飾っていました。
この六義園の六義とは 風・賦・比・興・雅・頌 の六体が
名称の由来となっています。
古代中国の詩の形成を分類したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/96/ce2d68ccf1819035b9828a0f0f883288.jpg)
宣春亭(茶室)の紅葉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f9/6ef2c9d858573a4fa38868053bd55450.jpg)
宣春亭(茶室)まで行ってみました。
風趣の門に一本の美しい彩りのモミジの木がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/63/1d044ca02ca555f9505286e84c2d2004.jpg)
茶室側からの眺めです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b7/ae65a3131ef4d244bdfb2a3ae9fdf219.jpg)
柳沢吉保が作った回遊式築山泉水の雅な庭園に
和歌の心の息づく美しさが反映されている六義園。
紅葉も然ることながら十分に堪能できた一日でした。