つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

姫檜扇水仙

2019-07-10 09:34:21 | 庭の花



どんよりとした空の下で姫檜扇水仙が咲いています。
鮮やかな色の夏らしい花で、雨にも害虫にも強く、おまけに繁殖力ときたら
花の数だけ種になるのですから、凄いものがあります~






水仙と付くのでヒガンバナ科とばかり思っていましたが
アヤメ科になるんですネ~



この花の名前の由来は、葉の付き方が檜扇の様で、
花が水仙に似ているので姫檜扇水仙と言う名前が付いたと言う説と、
又、一説によれば、この花の球根が水仙に似ている事から姫檜扇水仙と名付けられた
とも言われている様です。



次々と花を咲かせ、燃える様な緋色が夏らしい花です。





南アフリカ原産の花で明治時代の中頃に渡来しました。
今では日本の風土にすっかり溶け込んで日本的な感じのする花になってきました。



この花を乾燥させて、お湯に浸すと サフランの様な香りがする事から
ギリシャ語では「クロスコミア」と言う学名になっています。