つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

花魁草(おいらんそう)

2019-07-12 15:37:39 | 庭の花


最近は新しい名前の花が多くなっていますが、
そんな中で子供の頃から親しんでいた花が咲くと嬉しくなります。
昔から育てられ今では 日本の夏の気候にも馴染んで咲いている花魁草です。

庭には三種類の色の花魁草がありますがこれは可愛いピンク色の花魁草です。



薄いピンク色が何とも可愛らしい色です。



まるで少女がほんのりと口紅を付けた様な愛らしさです。



これは白色です、毎年白は一番遅く開花するのですが、今年は早い開花です。



やっぱり白は清楚で素敵です~



小さな花が集まって円錐状になるのですが、まだこんな程度です。
本格的な夏にならないと、立派なドーム状にはならない様です。



そして濃い色のピンクの花魁草。三色の中で一番早くから咲く花で
実家では夏の定番の花でした。



花魁草はすっかり花が終わっても、又二番花が咲き始めるので、長く楽しむ事が出来る花で、
別名を「草夾竹桃」と呼びます。


小さい花が寄り集まる様に咲くのでその様子から相手や周囲の人に合わせる
と言うイメージが連想されて付けられた花言葉は「合意」と言います。
まだ梅雨最中、雨になると小さい花が雨水を含むので重いのでしょうか…
お辞儀をして咲いています。



芝桜の花弁を思わせる様な あどけなくて可愛い花弁ですが
この花弁は思いのほか、薄いので、雨が続くと直ぐに傷んでしまいます。
子供の頃、この花びらを鼻の上に付けて遊んだのを思い出します。