つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

十二単

2017-04-30 09:56:24 | 庭の花



軒下で毎年咲く十二単。
可愛い青紫の花が階段状になって咲いています。
ランナーを延ばして増えるので
繁殖力には凄いものがあります。

群生して春の陽光に一段と映える華やかな衣装は
宮中の女官を連想させる十二単です。














白雪芥子

2017-04-29 13:33:51 | 庭の花



見るからに おとなししそうな白雪芥子。
花の名前も素敵です。

一重で上品で…
茶花としても人気がある様です。

細くて長い茎が有るか無しかの風を
花弁の先で教えてくれています。
















オーニソガラム

2017-04-28 08:35:46 | 庭の花



清楚で可愛らしい花弁の裏側は緑色で
まるで洋服のリバーシブルの様な花です。

花弁に厚みを感じる花ですが
良く増えて困る雑草の様な花です。

我が家の庭にだって何時から来たのか
植えた記憶はありませんが
そこかしこで咲いています。

















夏茱萸の花

2017-04-27 15:20:28 | 庭の花



田舎では稲の苗代を作る頃、赤くなるので
苗代茱萸と呼んでいましたが
正しくは夏茱萸と呼ぶ様です。

今、軒下で花が咲いています。
まるでバドミントンの羽根の様な形をしていて
クンクンすると甘い香りがします。
苗代茱萸の花にそっくりです。


















春の歴史散歩

2017-04-26 11:45:04 | お出かけ



退職者会の春の歴史散歩は「上中里~飛鳥山」でした。
新宿から京浜東北線で上中里駅下車、国立印刷局でお札の工場見学、
その後、飛鳥山博物館、渋沢資料館を見学してきました(4月25日)
上中里駅から歩き始める。



平塚神社へお詣りする。
祀られているのは源義家、源義綱、源義光。
北区立の滝野川小学校の滝小音頭の歌詞に登場しているそうです。



国立印刷局東京工場。



門に入ると直ぐ身分証明書の提示と第一回目の手荷物調べがあって
頂いた番号札を首から下げて建物の中に入る…

中で二回目の荷物検査、メガネまで調べる場合がある様ですが
私達はカメラはもちろん、携帯、腕時計、を全部外してロッカーに入れてから
工場見学やら庭も拝見した。
紙の原料になるミツマタも植えてありました。

ベルトコンベアーに乗って並んだ一万円札の大きな紙が流れていた…工場
ここでは機械が全て働いていて人は何人もいません
監視をしながら見回っている人が目立った様な気がしました…

やっとロッカーの部屋に戻りカメラを出した。
ここは撮影しても良いコーナーです。
ステージのお札の写真の前で記念写真を撮っている人もいました。


透明なケースに入った一億円のお金。
両手で持ち上げる体験をしたけど重かった…



売店で「壱万円札のお札煎餅」を買って工場を後にしました。



七社神社。
この神社は北区の西ヶ原ありますが創建年代は不詳です。
古くは西ケ原村の鎮守。夏には茅の輪くぐり、
秋には里神楽の奉演や神輿など節分には豆撒き等の
祭事を実施している。



立派な神楽殿が印象に残る。



北区飛鳥山博物館に入り歌川広重の
王子、飛鳥山、滝野川の企画展を見る。ここで昼食。



若葉の綺麗な公園。



次に渋沢資料館内を見学。
二階の常設展示室へ行く階段の途中で
な、なんと野外講座でお世話になっている森脇さん等に
ぱったり会った…全くの偶然の出会いに
お互いに 吃驚するやら 嬉しいやら…

同じ日に 同じ方面へ出掛けるなんて、全くの奇遇ですが、
本当に 私達は運がいい日だったんですネ~
これもいい思い出になります。


渋沢資料館は
かって渋沢栄一が住んでいた旧渋沢邸 跡に建っています。
1867年パリ万国博覧会の幕府使節団の一員として渡仏し、
ヨーロッパの文明に触れて、感銘を受け
帰国してからはその経験を生かし、民間の立場から
約500社にのぼる株式会社、銀行などの設立、
経営指導に尽力し民間経済外交、社会公共事業に取り組み
近代日本の経済社会の基礎をつくりました。

その活躍が広く展示されていました。
何時まで見ていても飽きない位の、
立派な渋沢栄一の生涯を初めて知りました。
天保11年(1840)に現在の埼玉県深谷市に生まれ
明治、大正、昭和と活躍した人で
昭和6年(1931)に91歳で亡くなっています。



飛鳥山は今八重桜が満開でした。
春の桜を友達と見に来ていますが今日は静かなので
ゆっくり散策を楽しみました。




柔らかい緑色の桜の枝が道を覆う様に延びています。

アスカパークレールの山頂駅から王子駅へ向かう。
王子駅の近くにある古くて有名な「釜焼玉子」の
お店に走って行った友達もいましたが
私達は夕方のラッシュの前に帰りましょう… と
都電で大塚駅前下車、新宿から京王線で帰った。

毎回退職者会の先輩が計画してくださいますが
新たな歴史を知る事が出来た いい散歩でした。
晴天にも恵まれ 心に残る一日でした。