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「桜に宿る神様・木花咲耶姫」について考える

2019-03-31 06:49:41 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

桜に宿る神様というのは、古事記に登場する「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」という女性のことです

 

初めて桜の種を日本に蒔いたのは咲耶姫だと言われています。また咲耶姫の名前から「桜さくら」と言う名前が付けられたとも言われています。

 

「木花咲耶姫(このはなさくやびめ)」とは、日本神話における女神です。

古事記では「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」、日本書紀では「木花開耶姫(このはなさくやびめ)」と呼ばれます。

ただし、日本書紀では本名は「鹿葦津姫(かやつひめ)」とされています。

 

「木花咲耶姫(このはなさくやびめ)」は、「(桜の)木の花が咲く」ように美しい女神とされています。

                       

■神話における木花咲耶姫

 

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の元に姉の石長比売(いわながひめ)と共に嫁がされますが、石長比売(いわながひめ)は大変醜かったため追い返され、木花咲耶姫だけが妻となりました。

 

彼女らの父である大山津見神(おおやまつみ)は

 

「石長比売(いわながひめ)を妻にすれば瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の命は岩のように永遠のものになり、木花咲耶姫(このはなさくやびめ)を妻にすれば桜の花が咲くように繁栄するだろう」

 

と考えていた中、片方だけ追い返されたため

 

「木花咲耶姫(このはなさくやびめ)だけと結婚したので、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の命は桜の花のように儚くなるだろう」

 

と苦言を呈しました。

 

そして木花咲耶姫(このはなさくやびめ)は一夜にして子を身籠もり、それが余りに早いため瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は国津神(くにつかみ)※の子ではないかと疑います。

 

※天津神・国津神は、日本神話に登場する神の分類である。大国主など、天孫降臨以前からこの国土を治めていたとされる土着の神を「国津神」、天照大神などがいる高天原の神を「天津神」という。

 

この疑いを受けた木花咲耶姫(このはなさくやびめ)は激怒します。

そして、この疑いを晴らすために次のように言います。

「そこまで言うのであれば、その疑いを晴らすために、産屋に火を放ちそこで出産をして見せましょう

天津神の子供であるのならば、どんな状況でも無事生まれます。そうしてその疑いを晴らします。」

木花咲耶姫(このはなさくやびめ)は宣言通り、産屋に入ったのち、その小屋に火を放ちます。

そしてごうごうと燃え盛る小屋の中で3人の元気な男の子を産むのです。

コノハナサクヤヒメがご出産された三貴子(みはしらのうずのみこ)は上から

火照命(ほでりのみこと)=海幸彦

火須勢理命(ほすせりのみこと)

火遠理命(ほおりのみこと)=山幸彦

と名付けられました。

そして、三男である火遠理命(ほおりのみこと)の孫に神武天皇がお生まれになるのです。

この様に、美しさ故に疑われ、美しさ故に散る。

人を惹きつける魅力は、嫉妬や疑念の対象にもなりうるのです。

 

 

■火の神としての信仰

 

火の中での出産から火の神として富士山に祀られます。

しかし、富士山本宮浅間大社では、「水の神として、富士山の噴火を鎮めるために祀られた」とされています。

火の神として全国の浅間神社、安産・子育てや酒造の神としてもいくつかの神社で信仰を集めています。

咲耶姫(さくやひめ)は、容姿端麗で品格と教養を兼ね備えた女性だったと言われています。

桜言葉を見てみると

八重桜

豊かな教養、善良な教育、しとやか、理知に富んだ教育

染井吉野

高貴、清純、精神愛、優れた美人

枝垂れ桜

優美、ごまかし、純潔、精神美、淡泊

山桜

純潔、高尚、淡泊、美麗、あなたに微笑む

寒桜

気まぐれ

冬桜

冷静

 

この花言葉と咲耶姫の風貌や人間性が似ています。

高貴で豊かな教養があり、清純で美麗、でも人を惑わすくらいの妖しさを持つ最高の女性ではないでしょうか。

毎年春に多くの人魅了する桜と見る事で私たちは咲耶姫に会っているのかもしれません。

したっけ 

  

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木花之佐久夜毘売 (ゆり)
2019-03-31 07:52:43
おはようございます。

古事記は読んでますが、思い出しながら、また違う側からも捉えられて感謝です。

亡き親友のハンドル名がsakuyaさんでした。
もちろん、木花之佐久夜毘売からです。

チャーミングなさくやひめを思い出します。
返信する
Unknown (きままなマーシャ)
2019-03-31 08:21:51
それほど美しくて高貴な女神さまがいらしたんですね。
見つめる人の心を穏やかにやさしくしてくれる桜。
咲耶姫が天上から微笑んでるのかもしれないですね^^
返信する
★ゆりさん★ (都月満夫)
2019-03-31 10:36:30
そうですか。
そんな深い意味はなかったのですが、良かったです^^
したっけ。
返信する
★きままなマーシャさん★ (都月満夫)
2019-03-31 10:38:24
そうなんです。
生まれついてに美しさは人の嫉みや疑いを招くということらしいです。
美しさは罪なのかもしれません^^
したっけ。
返信する
こんにちは♪ (柴犬ケイ)
2019-03-31 10:41:53
都月さん   こんにちは♪

いつもありがとうございます♪
桜に宿る神様というのは「木花咲耶姫
(このはなさくやひめ)」
という女性のことですね(*^-^*)
初めて桜の種を日本に蒔いたのは咲耶姫
だと言われているんですね(*^。^*)
火の神としての信仰されたんですね(*^-^*)

今朝5時前に遠くで雷の音が聞こえて2階に
いきエアコンにスイッチを切り昨夜は
潜れる布団を2階に運んでいましたの
で安心でエアコンのブレーカーを切って
早く治まるの待って去ってホッとしました(^^♪
返信する
★柴犬ケイさん★ (都月満夫)
2019-03-31 11:57:30
そうですね。
しかし、これはあくまで神話の世界のことですから・・・。
雷ですか~。
治まって良かったですね^^
したっけ。
返信する
Unknown (青翠)
2019-03-31 17:02:47
遠く神代の時代から子の父親を疑うような世俗的なことがあったとは・・・
なかなか激しい女性ですね。
桜の花びらが散る様からは想像できません。
返信する
★青翠さん★ (都月満夫)
2019-03-31 17:31:31
そうですね。
美しさゆえに懐疑心を抱かれる。
だから桜の花は潔く散るのかもしれません^^
したっけ。
返信する
Unknown (8739matiga11)
2019-04-01 08:05:35
素敵な女神様ですね。
穏やかさと激しさが人間的ですけど、、素敵です。
返信する
★8739matiga11さん★ (都月満夫)
2019-04-01 10:30:13
美人で気性が激しい。
美人が生きていくのは大変ですね^^
したっけ。
返信する

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