夏といえば、幽霊映画が定番だった時代がありました。
映画や芝居、漫画などに登場する幽霊たちは大抵、白い着物を着て、額に白い三角ナフキンのような物をくっつけています。まるで、幽霊たちのオマジナイのように見えるこの三角の布は「額烏帽子(ひたいえぼし)」または「紙冠(かみかぶり)」と言います。ほかにも地方によって様々な呼び方があります。「額紙(ひたいがみ)」、「紙冠(しかんorしはん)」、「紙宝(しほう)」、「宝冠(ほうかん)」などがあります。
この「額烏帽子」の風習は、平安時代に法師らが悪魔祓いの儀式を行う時につけていたそうです。当初は黒い絹の三角巾をつけていましたが、死者が地獄の悪魔から逃れるようにと、江戸時代の末から白い紙製のものを死者の額につけるようになったということです。
その後、この風習は葬式の参列者にまで広がり、一時は死霊から逃れるために、皆が三角巾をつけて参列したと言われています。
全員が額に三角巾をつけている様子を想像してみてください。なんだか滑稽に思えます。
愛知では、まだこの風習が残っているところがあるようですが、本当でしょうか?
幽霊映画の定番といえば「四谷怪談」です。しかし、実際の話はちょっと違うようです。
四谷(東京都新宿区左門町)に実在する「お岩稲荷」(於岩稲荷田宮神社)は、もともとは田宮家の屋敷社で、お岩という女性が江戸時代初期に稲荷神社を分祀したことが由来といわれるそうです。
このお岩の父、田宮又左衛門は徳川家康の入府とともに駿府から江戸に来た御家人であったそうです。お岩と、婿養子となった伊右衛門は仲のよい夫婦で、収入の乏しい生活をお岩が奉公に出て支えていたといいます。
お岩が田宮神社を分祀したのち生活が上向いたと言われており、土地の住民の信仰の対象となったそうです。
田宮家は現在まで続いており、田宮家に伝わる話としては、上記のようにお岩は貞女で夫婦仲も睦まじかったとあります。これでは怪談になりません。
それではお岩さんは誰なのかということになります。実は、田宮家ゆかりの女性の失踪事件があって、その事件が怪談として改変されたのではないかという考察があるようです。
仲のよい夫婦が、仲の悪い夫婦にされ、あんな醜い顔にされたのでは、お岩さんが知ったらどう思うのでしょう。「うらめしや」というのでしょうか・・・。
※幽霊に興味のある人は下記をご覧ください。
したっけ。
『幽霊画』も、見させて頂きました。
私、都月さんも、仲良くされている、某大人気女性ブロガーさんと
同じく、不思議体験がたくさんある体質らしいので、語り出すと
止まらなくなりそうです。。。(笑)
花輪だったかな?土葬がまだ許されてるのか?
丸い座り棺をみんなで持って墓に向かってた行列を見た
衝撃で今でも記憶に残ってる
全員が三角の"それ"を額に付けていた・・・・。
鮮明に記憶に残ってます・・・。
今日はいきなり怖いお話ですか?
小学生の頃、友人の家に遊びに行って
‘お岩さん’の映画をテレビで観たんです。
なぜそんなに怖いテレビを観たのか
今でも不思議なのですけどぉ。
その帰り道、小川に板がプカンって浮かんでて
それはもう怖くて怖くて!
走って帰ったこと、今でもはっきり覚えています(^_^;)
そういう人いるんですよね。私は信じていますよ。身内に一人いますから。
不思議体験、ブログに書いてください。大好きなんですよ。
自分にはそういう能力ないものですから・・・。
したっけ。
ええっ!
私のほうが年上だと思っていたのに・・・。そんな経験私はありません(笑)
丸い棺桶なんて江戸時代かと思っていた(衝撃!)
したっけ。
今の時代、額烏帽子をみんなつけて棺を運ぶ姿を見たら、腰を抜かすかも・・・。
したっけ。
昔は、夏といえば、映画もテレビも怪談でしたから・・・。
帰り道は一人だったんですか?
したっけ。
子供の頃いろんな事を目にして親が心配して
誰にも言ってはいけないと言われましたが、
親と出かけて帰り突然木魚が聞こえ山を見たら
山の中腹にお坊さんの後姿が木魚を叩きながら
大きく見えて親に言いましたら私だけしか見え
なかったみたいで、その他の不思議体験も何度か
ありました。
そういうのは、何故か女性に多いですよね。
きっと何かの知らせだと思うのですが・・・。
したっけ。