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卯月(うづき) について考える

2010-04-01 10:07:02 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Photo陰暦4月の異称。この月になると卯の花が盛りになるので「卯の花月」といったのが、詰まって「卯月」となったとか、「う月」は「植月(うつき)」の意で、イネの種を植える月の意をもつ、というなどの説がある。

Photo_2 Unohana01 しかし、卯月の由来は別にあって、卯月に咲く花だから卯の花と呼ぶのだとする説もある。「卯の花月」以外の説には、十二支の4番目が卯であることから「卯月」とする説や、稲の苗を植える月であるから「種月(うづき)」「植月(うゑつき)」「田植苗月(たうなへづき)」「苗植月(なへうゑづき)」であるとする説などがある。他に「夏初月(なつはづき)」の別名もある。Photo_3

4月を卯月と呼ぶのは、卯月の卯は初めてというウヒ(初々しい・初孫など)、産のウムなどと関わる音で、物事の始まりを示す言葉といわれる。稲の種をまく頃でもあり、かつて一年の始まりをこの月に認めた名残かともいわれる。日本では官庁も学校も民間の事業もほとんどこの月を新年度始めとしている。

この月より季節は夏に入り、衣更(ころもがえ)をした。そのため、「四月朔日」と書いて「わたぬき」という姓(名字)が存在する。世帯数や人口は少ないが、「卯月」という姓(名字)も存在する

また、この月の8日を「卯月八日」といって、この日には近くの高い山に登り、花を摘んで仏前に供えたりする行事があった。

この日はまた釈迦(しゃか)の誕生日でもあり、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、花祭などといって、誕生仏を洗浴する儀式が行われ、甘茶などを仏像にかける風がある。

参詣(さんけい)者はこの甘茶をもらって飲んだり、これで墨をすって、「千早振る卯月八日は吉日よかみさけ虫を成敗ぞする」と紙に書き、便所や台所に貼(は)って虫除(よ)けとしたりする俗信があった。

    卯月八日については後日記載。

したっけ。

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