徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

英語は耳から・体験から

2006-06-22 22:13:13 | 日記・エッセイ・コラム
職場にアメリカ人が来て、もうすぐ1年になる。
始めは、まったく日本語の話せない人だったので、コミュニケーションを取るのに非常に苦労した。
その後、滞在が長くなるにつれて、彼はすっかり日本語が堪能に。
でも、彼とのコミュニケーションは、皆英語を心がけている。
片言でもいいから、英語で話しかけ、言葉が出てこない時は、彼に尋ねるのだ。
すると、「日本語で、○○・・・は、英語では☆☆・・・」と答えてくれる。
お互いに、母国語を教え合うことで、ますますコミュニケーションが高まっていく。

始めは、日本語の乱れを懸念し、英語教育の低年齢化に反対の考えを持っていた。
だが、大人になった今、日常の中で英語に対するアレルギーが減っていく自分を見ていくと、それも悪くないかな、と思い始めてきた。

私の学生時代の英語教育といえば、
CDの発音をひたすらリピートする中学校。
ひたすら和訳と英訳の高校、大学。
8年間学んだ英語は、授業がなくなると同時に忘れる一方。

だが、現在の私は、英語のシャワーを耳から浴び、会話を体験できる。
英語力は大してUPしていないが、着実に会話能力は高まっていると思う。
英語らしい発音も、少しずつ身についてきた。
字幕なしでも、簡単な英語なら聞き取れるようになってきた。
小さい頃から、音声&体験を重視した英語教育を受けていれば、きっと英会話能力が身に付くんだろうな、と思った。
同時に、正しい日本語も、身につけて欲しいけどね。

極端な話だが、小学校から多くの教科を英語で行う日本の学校があり、高校生になる頃には、英語はペラペラだが、日本語は今ひとつになった子供達を、TVで見たことがある。
そうなってしまっては、本末転倒だと思う。