徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

秘密の特訓

2006-06-12 21:23:12 | 日記・エッセイ・コラム
私には、子供の頃から苦手だったことがある。

それは、正しい箸&鉛筆の持ち方。

子供の頃、幾度となく直されてきたが、すぐに自己流に戻ってしまい、中学生になる頃には、もう手遅れになっていた。
字はきれいに書ける自信があったし、食べるのにもそう困らない。
まぁこのままでいいや、とずるずる年月が過ぎた。

だが、今年に入り、ようやく「できない」では済まされない状況に追い込まれた。
自分が、箸&鉛筆の持ち方を指導する立場になったのである。
(今までもそうだったはずだが、まぁなんとかごまかされてきた。)

そこで、秘密の特訓開始である。
鉛筆については、小学生の頃に(担任の先生に)スパルタ特訓されてきたので、すぐに持ち方を思い出すことができた。
だが、習慣化するまでには1か月ほどかかった。
20年近く自己流の持ち方をしてきたので、正しい持ち方にすると、字を書くのが遅くなってしまうのだ。
最近は、なんなく書けるようになり、鉛筆をすっと正しく持てるようになった。

苦戦したのが、箸の持ち方。
私の記憶の中には、正しく持っていた時代がない。
インターネットや、テレビのグルメ番組などで、幾度となく持ち方をチェック。
始めのうちは、うまく箸でものをつかむことができず、食事の時間はイライラした。
5本の指のバランスが取れず、指が筋肉痛になりそうだった。
試行錯誤を繰り返して早2ヶ月が過ぎ、ようやく最近になって、よいバランス感覚が身についてきた。
だが、習慣化とまではまだいかない。
とっさのとき・・・例えば料理している時なんかは、つい今までの癖が出てしまう。

今回は、自分にとってよい勉強になったな、と感じている。
長年できない、と思ったことができるようになってきたから。
人間、時には自分を見つめ直すことも必要なんだな。
美しい箸の持ち方を会得できるように、これからもがんばるぞ~!!