徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

合唱指導とピアノ練習に燃えた夏

2015-08-28 23:13:59 | 教育
去年までは緩い感じの部活動で、平成27年度がスタートしたときは18名しかいなかった合唱部。
いつしか「目指せ、県大会!!」が合言葉になり、1学期を終える頃には34名に増えていた。
「練習を一生懸命やってもらえる。」のは非常に有り難い

今年は、自分が選んだ自由曲「二億年ずつ23回」のピアノ伴奏があまりにも難しすぎて
6月頃は全く指が動かず、四苦八苦していた。
夏休みに入ってからも、指を動かすのがやっとで、全然指揮は見れないし、歌に合わせるのも指が追いつかなかった。

初心者が多い子ども達だから、歌の音程を合わせるのも一苦労で、毎日の練習も一進一退な感じだったなぁ。
ようやくスイッチが入ってきたかなと思ったのは、お盆が明けてから。
声が伸びて、ぐんぐん上達してきた

そして迎えた、地区音楽祭。
自分はピアノを間違えないかとヒヤヒヤしたけれど、案の定、自由曲の出だしのところで大きく間違えてしまった
でも、気を取り直して、とにかくニコニコ笑顔で楽しく演奏を心がけた。
子ども達の声も生き生きとしていて、いつも通りの演奏ができた。


(※ 自分は完全にフレーム外ですがw)

子ども達とタクシーで学校へ戻った時、丁度「金賞受賞&県大会出場」の知らせが届く。
自分は次の用事のため、足早にその場を後にしてしまい、感動を共有できなかったのが残念だが…

2日後には、こども音楽コンクールの地区大会に出場。
こちらは、演奏の規定時間に余裕があるため、自分のピアノも落ち着いて演奏することができた。
一番上の賞がもらえなかったのが、ちょっと残念だったけどね。

そして、2学期が始まり、練習時間も放課後の短い時間に限られる。
どの学校も条件は同じなんだけど、限られた時間で集中してレベルを上げられるかが心配だった。
そんな中、県大会の前日のこと。
部長が、終わりの挨拶の前に、
「もう一ついいですか。」
と。何事かと思えば、
「みんなにお守りを作ってきました。」
しかも、先生の分まで
思わぬサプライズに、涙が出そうになったよ

さらに驚いたのが、当日のお昼頃、バスで学校を出発するときのこと。
校舎の窓から子ども達が顔を出し、手を振って見送りしてくれたのだ。
授業中だというのに。
その様子は、まるで戦争に行く人を見送るかのようだったw


県大会の会場に着き、数校の演奏を鑑賞する。
やはり、県大会に出場する学校はどこも上手だ。
ピアノを間違える人も誰もいない。
何だか、自分が凄く心配になってきた

リハーサルが終わり、ステージ裏で待つときも、何だか落ち着かなかった。
いよいよ本番。
ステージに立ったときに、
「ああ、半年前にりほりほ達は、この景色を見たのか。」
と思った。
ちょいちょいミスしながらも、順調に演奏は進んで行ったけれど、最後の大事なところで思い切り指が滑ってしまい、でたらめな音を弾いてしまった…
折角子ども達が県大会に出場できたのに、自分が満足いく演奏ができなかったので、終わった後はどよーんとした気持ちだった。

すべての学校の演奏が終わり、いよいよ結果発表。
本校は銀賞で、代表には選ばれなかった。
まぁ、他の学校がうまかったから仕方ない。
子ども達は「金賞」を目指していたので、会場の雰囲気にも押され、悔しくて号泣しまくっていた
最後にビックリしたのは、「全体合唱」の伴奏が、課題曲「地球をつつむ歌声」の作曲者ご本人(審査員で来ていた。)だったこと。
こんな贅沢な合唱は、他ではなかなか味わえないだろう。
結果は「涙」だったけど、この会場に来て、いろいろな体験ができたことは、きっと成長の糧になると思う。
そんなこんなで、私の合唱に燃えた夏は終わった。

今年の合唱部は、10年ぶりの県大会出場に、学校全体が湧いた。
今年の3〜5年生には、来年もチャンスがある。
来年のコンクールでは、もっとレベルアップした姿を見せられるといいな。
そして、6年生のコンクールは終わってしまったけれど、発表の場は秋以降もいろいろあるので、最後まで楽しく演奏し、いい思い出を作って行きたいと思う。

合唱部クリスマスコンサート

2014-12-20 15:41:16 | 教育
12/18(木)の昼休みに、合唱部のクリスマスコンサートを行いました。

曲目は以下の通りです。

1.We Wish you a MerryChristmas(おめでとうクリスマス)
2.夕日が背中を押してくる
3.Sexy Summerに雪が降る(SexyZone)
4.Let It Go (ありのままで)
5.赤鼻のトナカイ

せっかくの発表の機会なので、今回は実家からD-DECK(可搬型のエレクトーン)を持ち込み、伴奏をしました。
いつもよりも豪華に聴こえるので、合唱部員にも観客にも喜んでもらえたようです。
自分の演奏は今ひとつだったので、今度やるときはもう少ししっかり練習したいと思います。

合唱部クリスマスコンサート(ダイジェスト版)

学校の校庭でできない運動会(多分最終回)

2014-05-17 22:12:00 | 教育
震災時に北校舎が崩壊し、その後、子ども達は校庭の仮設校舎で勉強をしていました。
そして、今年の3月に新北校舎が完成。
新しい校舎で勉強ができるのは嬉しいけれど、仮設校舎はまだ残ったまま。
解体作業のため、校庭が使えません。

徒歩5分というと非常に近いように思えますが、全校生750人が一斉に動くとなると、おおごとに。
近くのグラウンドで運動会の練習をすることは、移動の面でも、機材の面でもすごく大変でした。

地域の人たちが使うグラウンドのため、前日まで放送機材は置けないし、入退場門も設置できません。
なのに、前日もの凄い強風に見舞われ、何も設置することができませんでした。

だから、環境的には、子ども達はほぼぶっつけ本番に近いです。
カラーコーンを置いただけの目立たない退場門は、保護者で埋め尽くされてしまうので、自分が立って「こっちだよ~」って競技が終わる度に誘導していました。

一番大変だったのが、トイレの誘導。
地域グラウンドには男女2個ずつしかトイレがないため、校舎のトイレまで誘導しなければなりません。
なんでこんな思いをしているかって言えば、すべて東日本大震災のせいです。
漫画「美味しんぼ」での鼻血描写がどうのこうのと騒がれていますが、そんな騒ぎは氷山の一角。
運動会一つとっても苦労している学校があることを、全国の人々に知ってほしいものです。

子ども達は、そんな大人達の微妙な思いとは裏腹に、とてもよくがんばっていましたよ。
だって、最終結果がたったの8点差だったんですもの。
こんな接戦は今までになく、歴史に残る運動会となりました。

私の最大の反省は、グラウンドから校舎に戻るときに、迷子が出てしまったこと。
いつも、練習の後はグラウンドで整列してから校舎に移動していたんだけど、運動会午前の部終了後はグラウンドが人でごった返していて、整列どころではなくなってしまったんだよね。
来年からは校庭で運動会ができるはずだから、迷子もいなくなるはず。


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