去年までは緩い感じの部活動で、平成27年度がスタートしたときは18名しかいなかった合唱部。
いつしか「目指せ、県大会!!」が合言葉になり、1学期を終える頃には34名に増えていた。
「練習を一生懸命やってもらえる。」のは非常に有り難い
今年は、自分が選んだ自由曲「二億年ずつ23回」のピアノ伴奏があまりにも難しすぎて
6月頃は全く指が動かず、四苦八苦していた。
夏休みに入ってからも、指を動かすのがやっとで、全然指揮は見れないし、歌に合わせるのも指が追いつかなかった。
初心者が多い子ども達だから、歌の音程を合わせるのも一苦労で、毎日の練習も一進一退な感じだったなぁ。
ようやくスイッチが入ってきたかなと思ったのは、お盆が明けてから。
声が伸びて、ぐんぐん上達してきた
そして迎えた、地区音楽祭。
自分はピアノを間違えないかとヒヤヒヤしたけれど、案の定、自由曲の出だしのところで大きく間違えてしまった
でも、気を取り直して、とにかくニコニコ笑顔で楽しく演奏を心がけた。
子ども達の声も生き生きとしていて、いつも通りの演奏ができた。
(※ 自分は完全にフレーム外ですがw)
子ども達とタクシーで学校へ戻った時、丁度「金賞受賞&県大会出場」の知らせが届く。
自分は次の用事のため、足早にその場を後にしてしまい、感動を共有できなかったのが残念だが…
2日後には、こども音楽コンクールの地区大会に出場。
こちらは、演奏の規定時間に余裕があるため、自分のピアノも落ち着いて演奏することができた。
一番上の賞がもらえなかったのが、ちょっと残念だったけどね。
そして、2学期が始まり、練習時間も放課後の短い時間に限られる。
どの学校も条件は同じなんだけど、限られた時間で集中してレベルを上げられるかが心配だった。
そんな中、県大会の前日のこと。
部長が、終わりの挨拶の前に、
「もう一ついいですか。」
と。何事かと思えば、
「みんなにお守りを作ってきました。」
しかも、先生の分まで
思わぬサプライズに、涙が出そうになったよ
さらに驚いたのが、当日のお昼頃、バスで学校を出発するときのこと。
校舎の窓から子ども達が顔を出し、手を振って見送りしてくれたのだ。
授業中だというのに。
その様子は、まるで戦争に行く人を見送るかのようだったw
県大会の会場に着き、数校の演奏を鑑賞する。
やはり、県大会に出場する学校はどこも上手だ。
ピアノを間違える人も誰もいない。
何だか、自分が凄く心配になってきた
リハーサルが終わり、ステージ裏で待つときも、何だか落ち着かなかった。
いよいよ本番。
ステージに立ったときに、
「ああ、半年前にりほりほ達は、この景色を見たのか。」
と思った。
ちょいちょいミスしながらも、順調に演奏は進んで行ったけれど、最後の大事なところで思い切り指が滑ってしまい、でたらめな音を弾いてしまった…
折角子ども達が県大会に出場できたのに、自分が満足いく演奏ができなかったので、終わった後はどよーんとした気持ちだった。
すべての学校の演奏が終わり、いよいよ結果発表。
本校は銀賞で、代表には選ばれなかった。
まぁ、他の学校がうまかったから仕方ない。
子ども達は「金賞」を目指していたので、会場の雰囲気にも押され、悔しくて号泣しまくっていた
最後にビックリしたのは、「全体合唱」の伴奏が、課題曲「地球をつつむ歌声」の作曲者ご本人(審査員で来ていた。)だったこと。
こんな贅沢な合唱は、他ではなかなか味わえないだろう。
結果は「涙」だったけど、この会場に来て、いろいろな体験ができたことは、きっと成長の糧になると思う。
そんなこんなで、私の合唱に燃えた夏は終わった。
今年の合唱部は、10年ぶりの県大会出場に、学校全体が湧いた。
今年の3〜5年生には、来年もチャンスがある。
来年のコンクールでは、もっとレベルアップした姿を見せられるといいな。
そして、6年生のコンクールは終わってしまったけれど、発表の場は秋以降もいろいろあるので、最後まで楽しく演奏し、いい思い出を作って行きたいと思う。
いつしか「目指せ、県大会!!」が合言葉になり、1学期を終える頃には34名に増えていた。
「練習を一生懸命やってもらえる。」のは非常に有り難い
今年は、自分が選んだ自由曲「二億年ずつ23回」のピアノ伴奏があまりにも難しすぎて
6月頃は全く指が動かず、四苦八苦していた。
夏休みに入ってからも、指を動かすのがやっとで、全然指揮は見れないし、歌に合わせるのも指が追いつかなかった。
初心者が多い子ども達だから、歌の音程を合わせるのも一苦労で、毎日の練習も一進一退な感じだったなぁ。
ようやくスイッチが入ってきたかなと思ったのは、お盆が明けてから。
声が伸びて、ぐんぐん上達してきた
そして迎えた、地区音楽祭。
自分はピアノを間違えないかとヒヤヒヤしたけれど、案の定、自由曲の出だしのところで大きく間違えてしまった
でも、気を取り直して、とにかくニコニコ笑顔で楽しく演奏を心がけた。
子ども達の声も生き生きとしていて、いつも通りの演奏ができた。
(※ 自分は完全にフレーム外ですがw)
子ども達とタクシーで学校へ戻った時、丁度「金賞受賞&県大会出場」の知らせが届く。
自分は次の用事のため、足早にその場を後にしてしまい、感動を共有できなかったのが残念だが…
2日後には、こども音楽コンクールの地区大会に出場。
こちらは、演奏の規定時間に余裕があるため、自分のピアノも落ち着いて演奏することができた。
一番上の賞がもらえなかったのが、ちょっと残念だったけどね。
そして、2学期が始まり、練習時間も放課後の短い時間に限られる。
どの学校も条件は同じなんだけど、限られた時間で集中してレベルを上げられるかが心配だった。
そんな中、県大会の前日のこと。
部長が、終わりの挨拶の前に、
「もう一ついいですか。」
と。何事かと思えば、
「みんなにお守りを作ってきました。」
しかも、先生の分まで
思わぬサプライズに、涙が出そうになったよ
さらに驚いたのが、当日のお昼頃、バスで学校を出発するときのこと。
校舎の窓から子ども達が顔を出し、手を振って見送りしてくれたのだ。
授業中だというのに。
その様子は、まるで戦争に行く人を見送るかのようだったw
県大会の会場に着き、数校の演奏を鑑賞する。
やはり、県大会に出場する学校はどこも上手だ。
ピアノを間違える人も誰もいない。
何だか、自分が凄く心配になってきた
リハーサルが終わり、ステージ裏で待つときも、何だか落ち着かなかった。
いよいよ本番。
ステージに立ったときに、
「ああ、半年前にりほりほ達は、この景色を見たのか。」
と思った。
ちょいちょいミスしながらも、順調に演奏は進んで行ったけれど、最後の大事なところで思い切り指が滑ってしまい、でたらめな音を弾いてしまった…
折角子ども達が県大会に出場できたのに、自分が満足いく演奏ができなかったので、終わった後はどよーんとした気持ちだった。
すべての学校の演奏が終わり、いよいよ結果発表。
本校は銀賞で、代表には選ばれなかった。
まぁ、他の学校がうまかったから仕方ない。
子ども達は「金賞」を目指していたので、会場の雰囲気にも押され、悔しくて号泣しまくっていた
最後にビックリしたのは、「全体合唱」の伴奏が、課題曲「地球をつつむ歌声」の作曲者ご本人(審査員で来ていた。)だったこと。
こんな贅沢な合唱は、他ではなかなか味わえないだろう。
結果は「涙」だったけど、この会場に来て、いろいろな体験ができたことは、きっと成長の糧になると思う。
そんなこんなで、私の合唱に燃えた夏は終わった。
今年の合唱部は、10年ぶりの県大会出場に、学校全体が湧いた。
今年の3〜5年生には、来年もチャンスがある。
来年のコンクールでは、もっとレベルアップした姿を見せられるといいな。
そして、6年生のコンクールは終わってしまったけれど、発表の場は秋以降もいろいろあるので、最後まで楽しく演奏し、いい思い出を作って行きたいと思う。