あいさつ運動展開中

（※　これは、私の仕事中の話である。決して変質者ではありません。）

先日、挨拶の少なさに嘆いていた私は、強行手段に出ることにした。
それは、「挨拶を強要する！」である。

本来、挨拶は自然に交わすのが理想である。
だが、挨拶の習慣すらない人たちに、それを求めるのは無理。
こちらから挨拶をすると、まぁ、７割ぐらいは返ってくる。
だが、それでは習慣は育たない。
挨拶は、されるのが当たり前って思ってしまうから。

だから、何が何でも自分から言わせることにしたのである。
子どもに出会ったら、まず顔を覗く。
これで、２割ぐらいは「あっ！」という顔をして、挨拶をしてくれる。
次に、「えへへ・・・」という照れ笑いの子には、「３秒だけ待つから、何をしたらいいか考えよう」と言う。
これで、３割の子どもが気付く。
「何～？」と気付いてくれない子どもには、「挨拶しないと通さないよ～」と言う。
これで、だいたいの子は挨拶してくれた。
たまに、「やだよ～」って感じで逃げていく子どももいるけどね。

この作戦、結構ヒットかも。
次の日になったら、自分から挨拶してくれる子どもが増えたもの。
しかも、以前に比べて、元気のよい声になったし。
子どもに何かを求めたい時には、それを引き出させる必要があるんだなって思った。
今回は、ちょっと強引な方法だったけれどね。