海と海産物を求めて、岩手県三陸海岸へ旅行。
盛岡駅まではあっという間だったけれど、そこからの道のりが、恐ろしく長かった!
まずは太平洋を目指すべく宮古に向かうが、ローカル線で2時間の旅。
今時扇風機が回っている古い車両。
今日は結構蒸し暑いのにと思っていたが・・・
電車が走り出すと、みるみる山の中へ。
川沿いを走っているため、マイナスイオンが放出され、どんどん涼しくなってきた。
まさにエコではないか。
電車の中で食べる駅弁もおいしかった。
宮古に着き、バスで浄土ヶ浜へ。
遊覧船に乗る。
周りにはウミネコがたくさん。
以前松島で遊覧船に乗ったとき、ウミネコの餌付けが楽しかった思い出がある。
その時はかっぱえびせんをあげたのだが、今回のえさはウミネコパン。
手からパンを食べてもらおうと思うのだが、手を離すタイミングが難しく、手にパンの端切れが残ってしまう。
指も何度か食べられたので、小さいパンは空中に放り投げた。
景色は残念ながら曇りで、あまり鮮やかには見えなかったのだが、リアス式海岸が織りなす芸術美を堪能することができた。
次に、魚菜市場へ。
おいしそうな魚介がずらり。
家へ持って帰りたいものがたくさんあったが、生ものが多く、おみやげで持って帰れそうなものは少なかった。
結局何も買わずに市場を後にし、電車で本日の宿へ向かう。
目の前が海という、景色のよさで選んだ宿は、決して新しくきれいなものではなかった。
だが、部屋や風呂からの眺めは抜群。
天気が曇りであることを悔やんだ。
夕食は魚介中心。
お造り、酢の物、カルパッチョ、寿司と魚介目白押し。
目玉は貝三種(アワビ、ホタテ、ムール)のバター焼きで、私はホタテが一番おいしかった。
また、各種海草も美味だった。
お風呂が気持ちよかったので、食前、食後、朝と、3回も入ってしまった。
帰路は電車+バスで。
約3時間かけて盛岡に戻る。
昼食は盛岡名物の冷麺。
私は辛みのきいたピビン麺をチョイス。
辛さがやみつきになるけど、後半はちょっとくどく感じてしまった。
食後は、岩手の詩人「石川啄木」が新婚時に住んだという家を訪れた。
無料、観覧自由とのことで、思いっきり写真撮らせていただいた。
広くはないが、風情を感じる素敵な古民家だった。
駅に戻る途中、「どんど晴れ」のロケもあった商店街「イーハトーブ材木町」をぶらり。
蔵を改造した喫茶店、宮澤賢治が愛用したチェロのモニュメントなど、ステキなものがいっぱい並んでいた。
最後に盛岡駅でおみやげを買って帰路についた。
岩手で行ってみたいところは、まだまだたくさんあるんだよなぁ。
交通機関が少ないので、次は車で行ってみたいと思う。