ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

須江崎

2013-05-17 05:00:00 | 田舎

4日と6日に大島港へ釣りに行ったことは昨日綴りました。おそらくそれを読んで5日はどうしてたんや?と思った方は居ないだろうと思いますが、今日はその5月5日の報告です。前日の飲み過ぎでなかなか目が覚めないのに早朝から三男たち二人が、須江へ行くから道を教えろというのですが、口で言って分かるものではありません。暗いうちからとうとうハイゼットに乗せられ、須江崎の手前まで行ったのでした。それから彼等の荷物を降ろし、私は一旦家に戻り、眠いので暫らく寝てから、8時ごろに再度起きて朝食をとり、それから再び須江に行くことに、私はクロスロード、Y下君にハイゼットを運転してもらったのです。随分ややこしいことをしたものだと思っています。

             

須江に着いたのが9時ごろ、地獄のカマの横を通って磯の手前まで歩き、ハタと気が付いたのがカメラを忘れたこと、カメラが無ければ何をしに来たのか(釣りにきたのは間違いありませんが)・・・車までカメラを取りに戻る羽目になったのでした。これが大島港なら取りに戻っても1分もかからないので、やっぱり大島港は便利です。

須江崎は樫野のように危なくはないのですが、岩が斜めに切り立っているので歩き難いところです。以前来た時に決めていた割れ目より右側の磯を選びます。森を抜けてから磯場に出、先端まで200mもないであろう岩場を10分余り歩きました。Y下君が先頭に立ってさっさと歩いていきますが、私は同じようなスピードで歩けません。行き着く場がどんなところなのかも分からなかったのですが、結構釣り易い場所を見つけることが出来ました。

             

Y下君は先に着いたので、海に向かって右側のポイントを取りました。私は左側、見る限りどちらもどん深になっています。ここでは二人釣るのが精一杯でしょう。Y下君の向こうに見えているのは通夜島です。

             

私の釣り座は左側にワンドがあり、そんなに波やうねりが高くないのに、サラシが大きく出来るところ、サラシが引いた時には磯際に大きな岩が見えていました。何処にポイントがあるのか、よく分からないままでしたが、投入する度にエサは無くなります。撒き餌をすると魚は見えるのですが、素早い動きを見つけることが出来ません。

             

目の前を大名行列のようにしてボラの大群が左から右へと泳いでいくのを何度も見ました。エサには見向きもしません。竿で頭を叩いてやろうとしましたが、どうやら深さが足らなかったようですし、そんなもの関係ないわという感じで泳いでいました。

             

1時間ほど釣っていて、今までアタリが無かったのにウキがジワッと沈んだかと思うと、スゥーッとウキが沈み魚が竿に乗りました。「やった!」と思った途端のこと、魚の頭をこちら側に向けることが出来ません。魚が突っ込んでいくのをやっと堪えて「何じゃこれは」と思い、Y下君に「チョット!」と叫んだ瞬間に針が外れてしまいました。ここには凄い奴が居るのです。1号の竿ではアカンことをこの釣行で納得しました。

             

アタリが無いのにエサは確実に無くなります。このようにオキアミの尻尾だけが残され、上手いこと釣られんように喰いよるなぁと思っていました。普通アタリが無いのにエサが無くなるならタナを浅くすればいいのですが、竿1本分程度の深さから浅くするような雰囲気ではありません。

             

風で舞ったのかハリスに結び目が出来ているのは知っていました。なんとかしようと思ったけどなかなか上手く戻せないのでそのままでやっていたら、2回目にウキがスッと入った瞬間に合わせたのですが、何の抵抗も無かったのにハリスが切れてしまっていました。

Y下君もやっとの思いで釣り上げたものの、グレでは無くちっちゃなスズメダイ、Y下君には大物は来なかったようです。

             

通夜島の向こうには白野港、手前の磯ではしょらさん渡船の釣り客が乗っていました。他にもこの磯に何人かの釣り人が確認できています。

この日私は何も釣れなかったけど、大物がいる実感はさせてもらえました。体調の良い日に再度2号ぐらいの竿で挑戦しようと思っています。

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