ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

里程標

2011-11-10 05:00:00 | 

ここのところ大分寒くなってきましたね。でも未だ10℃を割ってはいませんから、私は未だサンダルで通っています。そろそろ靴にチェンジする頃合いですかね。

仕事に出なくてもよいと言うのは非常に楽なもので、0歳から6年間だけが箱に詰め込まれたような学校生活、次いでの会社生活から自由な年月であったのですが、実際には圧迫された53年間を経験していないので、その自由さは到底分らないものだったのでしょう。幼子に言って聞かせたところで理解出来ようもありません。

私の今の立場は溜まった有給休暇を使って休んでいるので、いくら休んでも賃金は入ってくるのです。それがとてもいい気持ちなのですが、来年4月からはそうはいきません。

                  

中心の話題は明日になりますが、家を10時ごろに出て近鉄電車で奈良へ行ってきました。急に思い立って正倉院展を見学に出かけたのですが、過日梅田でチケット屋を覗いていると、正倉院展のチケットは800円で売っていたはず、その際は正倉院展へ行こうとは決めていなかったので購入しなかったのですが、当日難波のナンバウォークでチケット屋を覗くと売ってないところばかり、地下にあるチケット屋をかなり廻ったのですが無いので、地上に出ると開いてるのか開いてないのか分らないような店で900円で売ってました。でもそこで買わずにもう少し探してみようと思いましたが、とうとう見つからず、もうええわと思いながら地下へ降りたところのナンナンタウンのチケット屋でやはり900円で売っていました。いやはや実に歩かされたものです。これだけ歩いて100円浮いただけでは間尺に合いません。でも運賃が片道540円でしたから、2000円以内で正倉院展を見れたことになります。

先日、梅田の第3ビルのチケット屋を覗くと、やはり800円で売っていました。

             

11時半ごろに奈良駅に到着し、普通なら大通りを東へ奈良公園の方へ向かいますが、大通りには食べ物屋が無かったはずなので、博物館へ行く前に昼食をとろうと脇道の商店街に足を踏み入れたのですが、食べる所がなかなかありません。商店街を抜けて左へ行けば博物館方面、なので右へと曲がってしまったのが余計に時間を食ってしまったことの始まり、お土産屋は並んでいるもののこちらも食べる所がありません。結局次の信号の手前にCOCO壱・カレー屋があったので、そこで昼食です。わざわざ奈良まで来てCOCO壱のカレーなんて・・・北海道へ行ったのに吉野家の牛丼を食べているようなものです。

カレーを食べ終えて通りを戻っていくと、商店街との交差を通り越した途端に食堂が並んでいるではありませんか。時間を食ってしまったのですから、それで我慢しとこと思ったら良かったのかも知れません。

             

タイトルや写真とは全く無関係の記事になってしまいました。食堂が並ぶ通りを東へと向かって歩いていくとこの高札の群れに目が留まったのでした。高札というものは役所からのお達しを示しておくもので、こんなに沢山の高札を一度に立てかけておくものではないと思います。

読んでいくと古くからあるものではなく、近年書かれた模造であることが判りますが、わざわざ古ぼけたように造ってあるのが尤もらしくて不純です。

里程標のように一見して新しく建てたものと判るけど、書かれている内容は昔のままというのが正直でよろしいように思います。

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