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司馬遼太郎が『街道をゆく』シリーズで“熊野・古座街道編”を出版するためにすさみから古座までを旅したのが1975年の春のこと、もう40年近く前のことなのですが、司馬氏が古座街道を実際にどう辿ったのか、これから私が描こうとしているコースを歩いたのか、車を使ったのかも含めて考えてみたかったのです。司馬氏はすさみの平松から県道38号線を北上し確かに車で佐本まで来ています。私は江住から36号線を北上し、防己で38号線と合流しました。36号線は栗垣内から北上して38号線と別れるのですが、実は36号線と言うのは古座街道のルートである白浜町の朝来からが起点となっているのです。38号線をそのまま走ると七川ダムで国道371号線に合流しますが、371号線はそのまま走ると高富で42号線に合流、38号線は鶴川の三叉路で左折、明神橋を渡って古座駅方面へと繋がって行きます。
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私が手にした絵地図の裏は、表のお散歩絵地図ではなく、山歩き絵地図になっているのを見落としてというか、何も気にせずに同じような雰囲気だと思っていました。38号線の深谷というバス停から右へ逸れ、県道224号線に入るとすぐに山歩きのスタート地点が有りました。車を停めて歩き出すですから、もう一度同じ地点に戻って来なければなりません。
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スタートするとすぐに『古座街道』の案内標識が有り、この道で間違いないと確信できます。暫らくは一本道のようで、次の分岐まで標識は見えませんでした。最初はこれなら軽自動車なら通れると思って、ひょっとしたら司馬氏もここを通ったのかも知れないと思ったのでした。
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最初の地点で絵地図にあった墓地も見え、道幅は広いし、山道を歩いていると言う雰囲気ではありません。地図に書かれた三角点も確認することが出来ました。
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復路との分岐を過ぎ、スタートして20分程度で絵地図には無い大師像を発見、山から流れてくる水も先日の大雨のせいか幾分水量も多いように感じました。未だ軽四なら通れると思います。
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ところが二つ目の水が流れ落ちるところを過ぎると、道が塞がっているのです。ここで終わり?それとも道を間違えた?と思ったのですが、塞がった向こう側には道が続いているのが見えます。きっと大雨で土砂が崩れ落ちたのだろうと思い、引き返すか、越えて行くか、どうしようかと迷って、取り敢えず絵地図に書いてあったNPO法人の電話番号にかけてみたのですが、昼時だからなのか出ません。すさみ町役場の電話番号も書いてありましたが、翌日がイノブタダービーの日だったので忙しいだろうと思い、電話しませんでした。結局サンダル履きだったので苦労しましたが、崩れた土を乗り越えて向こう側に降り、続けて歩いて行ったのでした。
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実はこの日、3時までには串本に戻りたいと考えていたのでしたが、どれ位の時間を要するのかも考慮しないままにぼつぼつと歩いていたのです。
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あの崖崩れさえなければ、未だ軽四でゆっくりなら来れるなどと思っていると、絵地図にある三体仏を発見、ここで歩き始めて丁度1時間を経過したのでした。
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ここで引き返せば、もう一度崖崩れを越えなければなりませんが、2時にはスタート地点に戻れ、3時には串本に戻れるとも思ったのですが、復路まで降りてしまえば県道224号線と絵地図には書いてあるので、バスにでも乗って帰れば何とかなるのではと思い、また歩き続けたのでした。
ブログ拝見しました。
釣りもされるんですね~♪
楽しそうですね(笑)
いつかご一緒したいです(^^)v
自分のブログを更新は毎日するのですが、あまり自分の記事は読まないものですから、返事が遅れました。
船に乗るようになってからは、釣りが楽になりましたが、一人で船に乗るのは大変なんで、友達や子供たちが来ないと乗っていません。
三男たちが燃料代として1日2000円、2日で3000円払うことにしてくれました。それでもよければ釣りに来てください。これからはよく釣れると思いますよ。
こちらこそいつもお世話になっています(^ー^)
波乗りやウェイクボードはしてましたが
海釣りの船には乗ったことが無いので
興味津々です♪♪
新之介くんは船酔いするから‥
と言っていましたが、どうかしら?(笑)
機会があれば是非是非お願いします!
楽しみです(^ー^)
よろしくお願いします。