ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

高校ラグビー Ⅱ

2011-01-13 05:00:00 | スポーツ
さて、競技場内です。どうやら2年前に来た時より入場者数は多そう、決勝戦ですからね。バックスタンドの高校生達も気合が入っているようです。

この日は神奈川県代表の桐蔭学園と福岡代表の東福岡との決勝戦、確か2年前に観に来た試合も啓光学園の相手は東福岡だったような気がするのですが、どうでしょうか?

             

さぁ、試合開始、どちらも大阪の高校ではないし、贔屓はないので平静を装って観ていましたが、昨秋一緒に平城京跡や飛鳥に遊びに行ったN田君が福岡の出身だったので(沢山お酒や焼酎を貰ったし)、心の中では東福岡の方を応援していました。

             

先制したのは東福岡、幸先いいやんと思っていました。

             

ところが途中がいけません。桐蔭の選手は足が速い、桐蔭の14番・15番の選手にボールが渡ると、東福岡の選手は追いつけません。連続4トライを許してしまいます。前半終わって24-10、どれだけ点を入れられるのかと思っていました。

             


後半早々1トライを上げた東福岡でしたが、すぐに桐蔭のトライを許してしまい、31-17と14点の差を許してしまいます。

解説が無くても誰でも解ることですが、桐蔭は足が速く、右へ左へと展開するラグビー、東福岡は力が強くモールやラックで相手を押していく戦法、どちらがいいのかは専門家ではないので判りませんが、翌日の大学選手権でも勝った帝京が力、対する早稲田が左右に展開するというパターンでした。

             

ハーフタイムで指示があったのか、東福岡は相手がボールを持つと早目に潰しに行き、パスを回させないようにしていました。そして得意のスクラムやモールを多用して押しまくり終了5分ぐらい前に1トライ1ゴールを決めます。そして終了間際に1トライ1ゴールを上げ同点としたのです。写真は未だゴールが決まる前のもの、最後のトライはゴール真ん中に決めていたので、これが外れると負けというプレッシャーは無かっただろうと思います。

             

ロスタイム1分で攻めあう両校、勝つなら足の速い桐蔭だろうと思っていました。攻めの遅い東福岡では1分で点を取るのは至難の技だからです。

              

結局どちらにも点が入らないままノーサイド、ラグビーには延長戦が無いのですね。両校優勝、それでいいじゃないですか。

サッカーなら延長で決まらなければPK戦、高校野球なら翌日に持ち越し再試合になることもしばしばありました。

             

絶対に優劣を着けなければならないということのないこのラグビーの精神、このほうが私の性質に合ってるような気がします。

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