ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

南天苑 Ⅱ

2011-01-07 05:00:00 | 大阪にて
11時過ぎに到着して、食事する前に一風呂浴びようかという話になったのですが、沢山の客が来ているようだし温泉が混んでるのも鬱陶しいので、タオルを持って様子だけ見に行くと、狭いのですが先客は出て行ったところ、それならと入浴しました。この天見温泉は南北朝時代に発見されたといいますから、きっと鎌倉幕府軍が楠木正成が篭城する千早城を10万の大軍で包囲した時にでも見つけたのでしょうか?

              

さて、温泉から上がって食事です。どんなものが出て来るのか楽しみですが、実はあまりお腹が減ってなかったのです。羽子板に偽せた板に先付けが盛ってありました。先にエビのお寿司を摘まんでしまったので写真にはありませんが、醤油が付いてなかったので美味しくなかった。

絵合わせをする蛤に正月用の数の子、黒豆、田作りが乗っています。

              

次いで生もの、鯛と鮪のお刺身、海の幸をこんな山奥で食べようとは思いません。

              

煮物、正月ですからエビと慈姑ですね。

              

そして焼き物、ブリとアマダイでした。茶碗蒸しも付いています。


              

揚げ物と酢の物、お腹は空いてなくてもここまでは完食です。

              

最後にご飯と香の物と赤だし、この日最初にビールは飲んだのですが、後はずっとお酒です。焼酎は飲んでいません。

              

10人で飲食を楽しんだのですが、その割には片付いているでしょう。出されたものが無くなると次のメニューが運ばれて来て、先のものを持っていってしまうから、後で食べようと思って少しだけ残していると、持って行ってしまわれます。

              

これで11000円かと思うと高いですよね。建物や雰囲気を楽しんでくださいという趣向なのでしょうが、建築物としては一級品だといいますが、いろんな部屋を見れたのでもなく、庭を散策したわけでもありません。時間が来れば「はい、さようなら」ですから、不満は残るばかりです。せめて、屏風の漢詩も読める字で書いて欲しかったものです。

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