今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典
「 ウィキペディア 」掲載の記事「 家路 ( ドヴォルザーク ) 」 。
引用はじめ 。
「 『 家路 』( いえじ 、Goin' Home )は 、アントニン・ドヴォルザーク が
1893年に作曲した 交響曲第9番『 新世界より 』の第2楽章『 ラルゴ ( Largo ) 』
の主題となる旋律に基づいて 、ウィリアム・アームズ・フィッシャー( 英語版 )
が 1922年に作詞 、編曲した歌曲 、合唱曲 。
この曲には 、訳詞ないし作詞として 、数多くの日本語の歌詞が作られている 。 」
「 ドヴォルザークの弟子であったフィッシャーは 、1922年に 、『 ラルゴ 』の
主題の旋律に歌詞を載せて 、編曲し 、霊歌風の楽曲『 家路 ( Goin' Home ) 』
とした ・・・ 」
「 日本における普及
『 Goin' Home 』は 、1930年代には『 家路 』として日本に紹介されており 、
以降 、様々な日本語の歌詞がこの旋律に載せて作られた 。特に 、歌い出しの
歌詞でもある『 遠き山に日は落ちて 』として知られる 堀内敬三 によるものは 、
戦後長く教科書に教材として採用され 、愛唱歌とされるほど定着している 。
また 、学校や公共施設などが夕方の帰宅時刻などを告げる音楽として 、この曲
を流すことも多い 。 」
引用おわり 。
「 Goin' Home 」は 、NHK BSPのテレビドラマ「グレースの
履歴 」第3話 ( 失われた家族 ) の中で 、「 地域に 夕方の訪れを知らせる防災行政
無線 」のメロディー として 、物語の背景にかすかに流れている 。
場面は 、長野県のどこかを思わせる田園風景 、遠くに民家の灯りがぽつぽつ見える 、
片田舎の砂利道に駐車する ツーシートの オープンカー の中 。
( 傍目には 、ちょっと寒そう 。 昔からオープンカー見ててそう思う 。カッコつける
ってのは 、人知れずやせ我慢すること )
グレース こと ホンダS8 の運転席に座る 尾野真千子さん演じる " 美奈子 " と かた
わらの助手席に座る 滝藤賢一さん演じる " 希久夫 " が交わす夫婦の会話のきっか
けとなる 小道具 として 、この「 家路 」のメロディーが使われています 。
" 美奈子 "・" 希久夫 " が 夫婦の絆を再確認する 場面の こんなやりとり 。
言わずもがなですが 、言葉少ななのが " 希久夫 " 。
「 知らない土地の夕暮れってさみしいよねぇ 。 旅人は 、
所詮よそ者だから 。」
「 よそ者かぁ 。 」
「 昔 、車で一人旅してる時は 、よくそう感じてた 。
日が暮れると 、ぽつぽつ民家に灯 ( あかり ) がともって 、
みんな帰るべきわが家へ帰ってく 。
旅人はよそ者だから 、帰るべき家がないさみしさに耐えな
きゃならない 。 」
「 そんなこと考えたこともないなあ 。 」
「 あの頃は 、そのさみしさが嫌いじゃなかった 。
どこへでも行ける自由と引き換えに 、与えられた孤独だから 。」
「 俺には 、一人旅は無理だな 。 」
「 でも 、そうやって一人旅を繰り返しているうちに気付いた 。
どこへでも行ける自由は 、帰る場所がなければ 、いつまでも
続く孤独でしかない 。だから 、自分を待っていてくれる人が
いる 、帰るべき場所を見つけなきゃって 、思った 。 」
( ^ω^)・・・ (;´д`)
旅に トラベル はつきもの " Travel is not without trouble . " 。
( ついでながらの
筆者註 : 「 アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク( チェコ語 :
Antonín Leopold Dvořák 、1841年9月8日 - 1904年5月1日 )
は 後期ロマン派に位置するチェコの作曲家 。
チェコ国民楽派を代表する作曲家である 。チェコ語の発音
により近い『 ドヴォルジャーク 』『 ドヴォジャーク 』と
いう表記も用いられている 。
ブラームスに才能を見いだされ 、『 スラヴ舞曲集 』で
一躍人気作曲家となった 。
スメタナとともに ボヘミア楽派 と呼ばれる 。その後 、
アメリカに渡って 音楽院院長として音楽教育に貢献する
傍ら 、ネイティブ・アメリカンの音楽や黒人霊歌を吸収し 、
自身の作品に反映させている 。
代表作に 、弦楽セレナード 、管楽セレナード 、ピアノ五重
奏曲第2番 、交響曲第7番 、交響曲第8番 、交響曲第9番『 新
世界より 』 、スラヴ舞曲集 、この分野の代表作でもある
チェロ協奏曲 、『 アメリカ 』の愛称で知られる 弦楽四重奏曲
第12番 などがある 。 」
以上ウィキ情報 。)