「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

CARPE DIEM 今日を幸せに Long Good-bye 2023・05・25

2023-05-25 05:15:00 | Weblog




  今日の「 お気に入り 」 。備忘の為の抜き書き 。

   引用はじめ 。

  「 今日を楽しみなさい 。
    Carpe diem
   カルペ・ディエム 」

  「 『 カルペ carpe 』とは 、『 カルポ carpo 』 ( つるや果実を
   収穫する ) という動詞の命令形です 。 」

  「 Carpe diem , quam minimum credula postero .
   カルペ・ディエム 、クアム・ミニムム・クレドゥラ・ポステロ
   その日を摘め 、明日をできる限り信じないで 」

  「 10代の青少年も 、20代の青年にも 、40代の中年にも 、
   70代の老人も 、どの世代にとっても今日のこの瞬間が
   人生で一番美しいときであり 、一番幸せでなければなら
   ない時間なのです 。 」

  「 どうか『 Carpe diem 』 、今日 、今この瞬間を幸せに過ごしてください 。 」

   ( 出典:ハン・ドンイル著「 教養としての『 ラテン語の授業 』
              ―― 古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 」
              本村凌二監訳、岡崎暢子訳 ダイヤモンド社刊 所収 )

   引用おわり 。

  ( ついでながらの
    筆者註 :「 その日を摘め( そのひをつめ 、ラテン語 : Carpe diem 、
         カルペ・ディエム )は 、紀元前1世紀の古代ローマの詩
         人 ホラティウス の詩に登場する語句 。『 一日の花を摘
         め 』 、『 一日を摘め 』などとも訳される 。また英語で
         は『 seize the day 』( その日をつかめ / この日をつかめ )
         とも訳される 。ホラティウスは 『 今日という日の花を摘
         め 』 というこの部分で 、『 今この瞬間を楽しめ 』『 今
         という時を大切に使え 』と言おうとしている 。
         『 Carpe 』 は 、『( 花などを )摘む 』 を意味する
         『 carpo 』 の命令形であり 、『 Diem 』 は 『 日 』 を意
         味する 『 dies 』 の対格で目的語となる 。」
        「 関連するが異なった表現に 、『 メメント・モリ 』( 『 死
         を想え 』 、memento mori )がある 。『 その日を摘め 』
         も 『 メメント・モリ 』 も同じような意味合いで使われる
         こともあるが 、メメント・モリ という概念にある2つの側
         面 、すなわち 『 謙遜 』 と 『 悔い改め 』は 『 その日を
         摘め 』 には見られないものである 。2つの語句は相反す
         る世界観を表しているともいえる 。『 その日を摘め 』が
         後事を考えない 、後悔のない人生を送ることを勧めている
         とすれば 、『 メメント・モリ 』 は質素で謙遜した 、柔和
         な存在であることを勧めている 。」
        「 クィントゥス・ホラティウス・フラックス( ラテン語 : Quintus
          Horatius Flaccus , 紀元前65年12月8日 - 紀元前8年11月27日 )
         は 、古代ローマ時代の南イタリアの詩人 。一般には 単に
         ホラティウス と呼ばれる 。 」
          以上ウィキ情報 。
          イタリアの人は ” Orazio " さんと呼ぶらしい 。 )



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