坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
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溢れる涙

2007-11-15 23:31:37 | 今日の出来事
 しばらく日記を滞っていました。。。この間、市民まつり「ガラシャ祭」そして行政視察と続き、数日間記事を掲載できずに大変ご心配をおかけいたしました。

 さて、タイトルの「溢れる涙」なんですが・・・実は視察で訪れた、薩摩の小京都である鹿児島県川辺郡知覧町にある「知覧特攻平和記念館」のことです。

        人口僅か1万数千人の小さなまちの「記念館」

 この「特攻平和記念館」は、大東亜戦争末期、特攻作戦という人類史上類例をみない体験を根底に全人類的視野にたって平和思想の普及を図るとともに、特攻隊員の遺品や関係資料等を収集保存展示し、その記録を後世に残し、世界の恒久平和に寄与することを目的に建設されました。

 当時・・・特攻基地の置かれたこの町で、地元の方々が多くの特攻隊員の世話をし出撃を見送った様子、そして隊員の方々の思い。。。

 もちろん、戦争については、それぞれの感じ方・意見があると思いますが、ありのままの事実を、そして特攻をとおして戦争のむなしさ・平和の尊さ・命の尊さがひしひしと伝わってきました。

 「戦争」「平和」「命」「家族の絆」・・・きっと訪れた人たちは共通の感じとる何かがあるはずです。
 
 特に・・・明日特攻隊として飛び立つ前日に家族に残された「遺書」を読むと
溢れる涙を堪え切れませんでした。。。

 ごくごくありきたりですが、「彼らの死を無駄にしないためにも、もっともっとたくさんの方に知ってほしいと思う」「当時のことを思えば涙なくして見学できない、今の若人にもっと知っていただきたい」

 そして・・・「戦争・平和・命・家族の絆」について考えていただきたく思う。

 なんか、かなりセンチメンタルな記事になりましたが、「溢れる涙」の日記でした。。。