小学生が登下校時に、信号機のある道路を横断する姿をよく見かけます。
最近、下校時における事件が多発していることから、ふと市内の小中学校付近にある、信号機をずーっと観察していました。
信号の色が変わるまでの時間は、信号機によって違うような気がするけれど、いったいどうやって決めているのだろうか?
気になって、いろいろ調べてみました。
これはケースによってさまざまで、ほかの信号と関係なく、一箇所だけで作動する交差点の信号では、道路幅と車の交通量から決まります。
まず、道路幅から、歩行者が道路を渡りきる時間を計算する。例えば歩行者の速度が一メートルあたり一秒として、10メートル幅の道路なら、最低10秒。これに、歩行者用の青信号が点滅する時間、車両用の信号が黄色の時間、交差する二方向とも赤になる時間を入れると、計21秒。二方向合わせて42秒という計算になります。
ただし、実際には、車の交通量によって、これよりも時間が長くなる。
また、直進する道路に交差点がいくつもあるようなところでは、青信号で進んだ車が次の交差点にきた時に青信号になるよう、車の速度と信号機の間隔に合わせて、青信号になる時間がズレるようにしているそうです。
交通量の多い都市では、一個の信号機や一本の道路ではなく、広い範囲で考えなければならないので、さらに複雑。道路のあちこちに備え付けた車両感知器で交通量を測り、その情報によって、信号が変わる時間を調整しているのです。
なるほど、こうして調べれば、そしてお聞きすれば、確かに「理にかなっています」・・・
で、私が思いますのは、歩行者信号を考えるとき、例えば児童生徒が集団で道路を渡るとき、その集団数にもよりますが、単に一人計算ではなく当該場所の登下校の状況を十分調査し、少し幅を持たせて青信号時間を検討材料にしていただいたらどうでしょうか・・・と思うのですが。
ほんのちょっとしたことかも知れませんが、今 高齢者の歩行中の交通事故が、交通事故の占める割合の中で大きなウエイトを占めているともお聞きします。
少し、角度と視点を変えて総合的に、「何が一番ベストか、どうすることが一番安全か」を考えていきたいものですね。
「見る・聞く・言う・そして熱き心で動く」坪内正人は、こう考える。
みなさん、いかがでしょうか。どうぞ、ご意見ご感想をお聞かせ下さい。
最近、下校時における事件が多発していることから、ふと市内の小中学校付近にある、信号機をずーっと観察していました。
信号の色が変わるまでの時間は、信号機によって違うような気がするけれど、いったいどうやって決めているのだろうか?
気になって、いろいろ調べてみました。
これはケースによってさまざまで、ほかの信号と関係なく、一箇所だけで作動する交差点の信号では、道路幅と車の交通量から決まります。
まず、道路幅から、歩行者が道路を渡りきる時間を計算する。例えば歩行者の速度が一メートルあたり一秒として、10メートル幅の道路なら、最低10秒。これに、歩行者用の青信号が点滅する時間、車両用の信号が黄色の時間、交差する二方向とも赤になる時間を入れると、計21秒。二方向合わせて42秒という計算になります。
ただし、実際には、車の交通量によって、これよりも時間が長くなる。
また、直進する道路に交差点がいくつもあるようなところでは、青信号で進んだ車が次の交差点にきた時に青信号になるよう、車の速度と信号機の間隔に合わせて、青信号になる時間がズレるようにしているそうです。
交通量の多い都市では、一個の信号機や一本の道路ではなく、広い範囲で考えなければならないので、さらに複雑。道路のあちこちに備え付けた車両感知器で交通量を測り、その情報によって、信号が変わる時間を調整しているのです。
なるほど、こうして調べれば、そしてお聞きすれば、確かに「理にかなっています」・・・
で、私が思いますのは、歩行者信号を考えるとき、例えば児童生徒が集団で道路を渡るとき、その集団数にもよりますが、単に一人計算ではなく当該場所の登下校の状況を十分調査し、少し幅を持たせて青信号時間を検討材料にしていただいたらどうでしょうか・・・と思うのですが。
ほんのちょっとしたことかも知れませんが、今 高齢者の歩行中の交通事故が、交通事故の占める割合の中で大きなウエイトを占めているともお聞きします。
少し、角度と視点を変えて総合的に、「何が一番ベストか、どうすることが一番安全か」を考えていきたいものですね。
「見る・聞く・言う・そして熱き心で動く」坪内正人は、こう考える。
みなさん、いかがでしょうか。どうぞ、ご意見ご感想をお聞かせ下さい。