夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

ようこそランの園遊会へ

2023年02月18日 19時51分31秒 | 牧野植物園



ようこそ
ランの園遊会へ
牧野博士からの招待状

ということで行ってきました。

牧野植物園は今、4月からの
「らんまん」に備えて駐車場を整備中で
開園早々の9時丁度に行って、混雑を回避しました。





あら!
向こうに待っているのは牧野博士?


どうぞいらっしゃいませー
私が和名を付けたランの園遊会にようこそ~

時は大正。宮内大臣から
「宮中で開催される宴のため、洋ランに和名を付けてほしい」
と依頼を受けました。
「宮中の宴会で陛下からテーブル盛花について
質問を受ける際、学名や洋名では不便なため
宴席を飾る数品のランに急いで、和名を付けてもらいたい」
というもの。
大変名誉なご指名に感泣した牧野博士が
付けたランの名は・・・・


さあ入ってみましょう!



目にも鮮やかな黄色のラン


はつひのでらん
生命の息吹を感じる陽の光を連想させます。



右からひのでらん
真ん中はびろうどひのでらん
左はしゃうじゃうらん






頭上には花籠が・・・うつくしい!




こんな小さなラン、大好きです。






これも小さなランですね。


カトレアのこんな清楚な色もいい。




コウトウヒスイラン


ひすゐらん
青く美しいバンダの仲間は、東洋で古くから愛されて
きた宝石「翡翠」になぞらえた牧野博士です。






ふわりと舞う蝶のような優雅さを
「胡蝶」とそのまま名付けました。


ひめごてふ


あさひごてふ


ちょごてふ




縞々柄が可愛い!











牧野博士がお迎えするメインホール






ホンコンシュスラン
こんな塊であると別世界の花のよう




可愛く干されるように並んでいます。


ついでの


妖怪か~、火星人か~
といつも思ってしまう
アリストロキア・サルバドレンシス
お花なんですよ。




今年も目の保養をさせてもらいました蘭展。

皆様もぜひ
牧野博士が待つランの園遊会
お越しくださいませ。


今日も来てくださってありがとうございます。



絵手紙教室

2023年02月16日 20時42分56秒 | 絵手紙



今日は、絵手紙教室の日でした。
実に3ヵ月ぶりの教室です。
12月はお休みで、1月は丁度新型コロナウイルスの
第8波の真っ盛りの時だったので
高齢者が多い教室は当然お休みとなりました。

それで新年初の教室ということで
教室が始まる前にランチの女子会を・・・・


絵手紙教室の近くの草やさんで
ランチです。


お庭には沈丁花のお花がもう蕾を
たくさんつけていました。


かわいいピンクの椿

ここは屋号のとおり
お肉は使わずに、お野菜がメインです。


この他に生姜御飯とお味噌汁とお漬物が付きます。
1,100円也

久し振りの女子会は例に洩れず
おしゃべり会となり・・・・エンドレスの模様。
女性はこれでストレスの発散をしているのかも・・・・



いつもより二人ほど少ない6名で
始まりました。

今日も傑作ぞろい?





いつもの繊細な絵手紙です。
上の中央の白い花はバイカオウレン
牧野植物園のシンボルマークになっています。


干物のウルメは昨年自宅で描いたものです。
扇状の紙に描いたら、額に入れたくなりますね。
あっこれは私ではありませんよ。
ウルメは私。


お雛様を持ってきて短時間で良く描けました。
色彩もキレイによく出ています。
若い新人さんは、既成概念にとらわれない画材
画風でいいですね。これぞ個性的!


パンジーを入れて春三部作


左下の多肉植物が良く描けていますね。


春はやっぱり蕗の薹椿


大きな和紙に
椿とクリスマスローズと蕗の薹を
バランス良く描いて、お気に入りの言葉を
切り取って貼り付けています。


我が庭の紅梅の枝を切って
持ってきました。
少し花が小さすぎですね。
左下の花くらいの大きさにしたかったのよ。
上は椎茸に見えます?


お隣の山に自生している山椿を
写真に撮ったあと、おっさん2に切ってもらいました。




これぞ椿というほど真っ赤っか

画材として持参したのに描く時間が
ありませんでした。残念!


今日も来てくださってありがとうございます。


トルコ地震に思う

2023年02月14日 20時22分41秒 | 旅行


トルコ・シリアの地震の死者が
東日本大震災の死者を超える35,000人に
なりましたね。
被災地の人々の悲しみ、苦しみは
計り知れないものがあると思います。

テレビの映像を観るたびに
なんでこんなに建物がパンケーキクラッシュと
呼ばれる潰れ方をしているだろうと思います。
私はパンケーキより、ミルフィーユ状クラッシュだと思います。
それほど建物が上から下にそのまま潰れています。
鉄筋が一つもなくて
手で曲げられそうな鉄骨しか見えません。

エルドアン大統領の地震発生後の
第一声は「これは運命だ!」のようなことを
言ったらしい。
馬鹿らしい!何が”運命だ””宿命”だ
責任逃れも甚だしい。

耐震基準がありながら、建築業者が金を払えば
免除され、チェック機関がありながら
ここも賄賂の実態があり、また20年程前の地震以後
地震税を徴収しておきながら
その使い道は明らかにされていず。
今回の地震で建築業者を逮捕したらしいが
責任の矛先を業者に向けて
自分の責任を逃れるつもりなのか・・・・


今度の地震は天災ではありますが
人災の部分が大いにあります。
そしてエルドアン大統領の責任も
逃れようがありません。
強権で国際政治をかき回す目立ちたがりの独裁者
というイメージがぬぐい切れないエルドアン大統領。
ロシアのプーチン大統領、中国の習近平と同じく
一人の人間が長く政権の座につくと
数々の弊害が出てきます。
”当たり前”が焼けた餅のように膨れ上がると
錯覚や抑えきれない欲望に、支配されるようになります。

エルドアン大統領には
5月の大統領選挙で、国民の審判が下ります。


そんなトルコですが
丁度10年前に訪れて、多様性のある数々の観光地は
それは魅力いっぱいでした。


美しいモスク



おっさん2垂涎のスイーツ


エーゲ海の夕陽


パムッカレの温泉


紀元前の遺跡エフェソス


ドライフルーツなど美味しい。


ビッフェ方式の朝食です。


奇岩のカッパドキア


カッパドキアの空に舞う無数の気球


乗りました~
が、今は怖くてもう乗りたくありません。


チューリップはトルコの国花




サフランボルの街


町の屋台、何を売っていたかなあ・・・


親日国で、観光地を歩いていると
「コンニチワ」と声をかけてきますし
遠足だか、修学旅行だかの女学生に取り囲まれ
記念写真をお願いされました。

トルコが親日国なのは
明治の頃に、和歌山県沖で座礁したトルコ軍艦の
乗組員を、串本町の住民が助け
このことがトルコの学校の教科書に載り
国民が日本に親しみを持ってくれる
礎になっています。


大きな地震に見舞われたトルコに
手を差し伸べて、少しでも勇気づけたいですね。


今日も来てくださってありがとうございます。




・・・・・ついて行きます。

2023年02月12日 19時42分25秒 | ガーデニング


お昼前になったので
ヤマト君にご飯をと、戸口を開けると
いつもは「ミャーミャー腹減ったよ~」と鳴いて
待っているのに、今日は姿がない。

「ヤ~マ~ト~、ヤマトく~ん、ご飯だよー」と
庭に向かって呼んでみる。
2回目呼んでいると、椎茸の原木栽培をしている
向こう側を、よく見かける野良が走っている。
その後を、黒いヤマト君が野良を追いかけている。
いや!追いかけているというより
付いて行っているようです。
また呼んでみると、こちらを見ているが
また野良を追いかけだした。
また呼んでみると、ご飯にしようかどうしょうと
一瞬迷っているようだけど、やっぱり
野良の後をついていく。

仕方ない奴だなあ
諦めて、人間様のご飯の用意をしていると
「ミャ~」と鳴き声が・・・・
急いでご飯を持って行ってやりながら
「ヤマト、野良に付いて行ったらいかんろう
以前はギャン付いて喧嘩していたのに
いつの間に仲良しに・・・・隅に置けんやつ・・・・・」


猫にとってはもう恋の季節?
3月頃からだからチョット早いね。
それにヤマト君は去勢手術をしています。
それなのに野良に付いて行くのは
単にお友達が欲しかっただけ?
野良がオスかメスかは知りませんが・・・・・





ヒヨドリが梅の終わった花を食べています。



室内から撮ったので、ネット越しです。

ヒヨドリさんより梅にはですよね?
花札かあ
実際には梅の蜜が好きなのはメジロらしいですよ。




バレンタインデーが
近づいてきましたね~

我が家のおっさん2にも、娘や孫から届きました。



上の丸いチョコはイタリアのフェレロのもので
白いラファエロ、金色はフェレロロシェ
こげ茶色はフェレロロンノアール
それぞれ中には、アーモンド、ヘーゼルナッツ、
ウエハースなどが入っています。

このフェレロのチョコは
ヨーロッパではどこにでもあるし、
国内でもよく見かけるし、KALDIさんにも置いていますね。



右側のチョコはリーガロイヤルホテルのもの
下の黒いのはモロゾフのものです。




チョコレートはたくさんもらうだろうからと
もう一人の娘からは、こみベーカリーのモンブランケーキと
下はGODIVAのチョコレート
GODIVAもやはり本場ベルギーのチョコレート
お高いのよね。ごちそうさま。

糖尿病のおっさん2は、独り占めはダメですよ。
おっさん2の健康のために
半分は私が引き受けた!







種から育てた赤いパンジーが咲きました。
実際の色とは少し違っていますが
庭にこんなビビットな色も必要ですね。


原種チューリップもこんなに成長しています。


これはいち早く咲くミニアイリス・ハーモニー


このヒョロヒョロと出ているのは
アリウム丹頂、昨年は咲かなかったので
今年こそ・・・・


牡丹も目覚めて新芽が出てきました。

何より嬉しいのは


このバラの新芽
ニキビのような赤いブツブツが出てきたら
そこからこの様に芽吹いてきます。


今日も来てくださってありがとうございます。



また映画鑑賞

2023年02月10日 17時38分10秒 | ガーデニング


昨日は、市民映画会の映画を
2本観てきました。

PLAN75選ばなかったみちです。
この2本で65歳以上の人は1,000円で入場できます。

2日目に行ったので空いていると思ったのですが
上映30分まえに行ったのに
もう行列ができていました。

1本目は


時代は少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。
満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が
国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、
超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり
受け入れモードとなる。

2025年には国民の5人に1人が75歳以上になると
言われる日本で、ここに映し出される状況は
決して絵空事と言い切れないので
想像するだけでもやりきれなく恐い。

この映画は問いかける
生きていることが罪ですか?

倍賞千恵子さん演じる主人公の角谷ミチは78歳。
ある日高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を
突然解雇される。住む場所をも失いそうになった
彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。

<プラン75>のシステムは役所の人間が
「これで温泉旅行をしたり、美味しい物を食べて下さい」と
たった10万円の命の餞別を与える。

そのお金をもらって、孤独な老人は
命のコールセンターの人との、制限付きの会話を
一定期間楽しんで・・・・これは最後に心の平穏を
保ってもらおうという、システムの一環か・・・・
このシステムプランにのった老人とは会ってはならないという
規則を破って、ミチは担当者の若い女性瑤子と会って
食事やボーリングを楽しむ。
そして自分にはもう必要のない10万円を
その女性に渡す。

そしてもう一人、市役所の<プラン75>の申請窓口で
働く若い男性ヒロムは、窓口で何年も逢っていない伯父と
再会する。孤独な一人暮らしの伯父と会っているうちに
このシステムに疑問を抱いていく。

そして<プラン75>が執行される日。
ある施設でミチは、ヒロムの伯父と隣同士のベッドに
横たわり、安楽死の毒?マスクをして死を待つ。
そこに後悔の念で駆け付けるヒロム・・・・・


高齢になっても働いて
必死に生きようとする人達に
75歳という命の線引きをする国。
そこには他者への不寛容さ、痛みに対する想像力の
欠如といった世の中が存在する。
命の尊さとは・・・・・
胸深く考えずにはいられない。


映画が終わって友人と二人
この<プラン75>があと4年で、私たちに施行されるんでは
という危機感に支配されて、重い気持ちになってしまった。
現実世界の出来事ではないのに・・・・
「75歳は早いよね。せめて85歳からに・・・・」
「それから誰のお世話にもなっていない、
まだ元気な老人には必要ないよね」

悲しいかな必死で仮想世界の制度を批判する二人。

救われたのは若い二人、瑤子とヒロムが
人間の心を持っていたこと

少子高齢化社会に問います。

生きていることが罪ですか?



2本目の映画は



オスカー俳優が認知症の父親役を演じる。

その認知症の脳内には
過去に”選ばなかった道”、人生の岐路での
もしも別の選択をしていたら・・・・・と
そのことが波のように寄せては引いて行く。

選ばなかった道の数だけ、人生がある

さて私の選ばなかった道とは・・・・
71歳の人生をゆっくり振り返ってみよう!






我が家の紅梅が盛りを迎えています。


梅ってこの黄色の蕊がかわいいよね。
白梅はまだかいな?


やっと2輪ほど咲いていましたよ。


こちらも咲いているよ~


わたしとどっちがかわいいかしら?


今日も来てくださってありがとうございます。