ようこそ
ランの園遊会へ
牧野博士からの招待状
ということで行ってきました。
牧野植物園は今、4月からの
「らんまん」に備えて駐車場を整備中で
開園早々の9時丁度に行って、混雑を回避しました。
あら!
向こうに待っているのは牧野博士?
どうぞいらっしゃいませー
私が和名を付けたランの園遊会にようこそ~
時は大正。宮内大臣から
「宮中で開催される宴のため、洋ランに和名を付けてほしい」
と依頼を受けました。
「宮中の宴会で陛下からテーブル盛花について
質問を受ける際、学名や洋名では不便なため
宴席を飾る数品のランに急いで、和名を付けてもらいたい」
というもの。
大変名誉なご指名に感泣した牧野博士が
付けたランの名は・・・・
さあ入ってみましょう!
目にも鮮やかな黄色のラン
はつひのでらん
生命の息吹を感じる陽の光を連想させます。
右からひのでらん
真ん中はびろうどひのでらん
左はしゃうじゃうらん
頭上には花籠が・・・うつくしい!
こんな小さなラン、大好きです。
これも小さなランですね。
カトレアのこんな清楚な色もいい。
コウトウヒスイラン
ひすゐらん
青く美しいバンダの仲間は、東洋で古くから愛されて
きた宝石「翡翠」になぞらえた牧野博士です。
ふわりと舞う蝶のような優雅さを
「胡蝶」とそのまま名付けました。
ひめごてふ
あさひごてふ
ちょごてふ
縞々柄が可愛い!
牧野博士がお迎えするメインホール
ホンコンシュスランも
こんな塊であると別世界の花のよう
可愛く干されるように並んでいます。
ついでの
妖怪か~、火星人か~
といつも思ってしまう
アリストロキア・サルバドレンシス
お花なんですよ。
今年も目の保養をさせてもらいました蘭展。
皆様もぜひ
牧野博士が待つランの園遊会へ
お越しくださいませ。
今日も来てくださってありがとうございます。