先日リハビリを受けに行って
信号待ちの時に、太平洋の海の色を撮った
つもりでしたが、海よりも空が多い失敗写真です。
雨が続いた後のこの日の海の色は
青ではなくて、不思議に黄緑色だったので
撮ってみました。
入院していた時のことで
upし忘れていたことがあったので
今日書いてみました。
高知の田舎の病院で
1万円の個室病室に入る人は
そんなに多くありません。
暫く空室になっていたその病室に
ある日名札が入りました。
どことなく見覚えのある名前です。
その日から何日か後のこと
その病室の傍の椅子に座って、ボーっと
外の景色を眺めていた時です
ドアが開いて話し声が聞こえてきました。
「これをお子さんにあげてください」
「どうもありがとうございます」と受け取ったのは
その個室の患者さんにリハビリを施していた先生
のようです。
何をもらったのか興味があった私が
振り向くと、その先生の手には何やら
小さな物が入った箱が・・・・
それから数日後、ナースステーションの前の
テーブルで、老紳士が達筆に手紙を書いていました。
後ほどそのテーブルに座ると
患者が置いて行った折り紙や人形などの中に
さり気なく置かれたフィギュアが・・・・
それはあの個室の入院患者そっくりの
フィギュアでした。
これでお分かりになった方も
いらっしゃるかもしれませんね。
かの有名な海〇堂の社長だったのです。
高知県内には2ヶ所、高岡郡四万十町と
南国市大そねに海〇堂ホビー館があります。
その社長さん、さすがご自分のフィギュアも
お造りになったのですね。
【ある入院患者のこと】
同室のYおばあさん、そろそろ80歳位のお年かな。
独り暮らしの老人に共通しているのは
普段お喋りするお相手がいないせいか
聞き手がいると、際限なくお喋りが続くことです。
そのYおばあさんも例に洩れず
ご自分の人生を語り始めました。
親からなかば強制的に、婚姻先を決められ
母親と二人で暮らす大工のもとに
嫁いだそうです。
でもその大工は大酒飲みで
稼いだお金はほとんど飲んでしまい
貧しい生活を余儀なくされました。
それでもコツコツと貯金をしていたそうですが
ある日その貯金も主人に降ろされ
無くなっていたそうです。
この時は流石に死のうと思ったそうです。
「お子さんはいないの?」
するとYおばあさん
「子供ができるようなことは全然しなかった」
えっ!まさか・・・生涯処女?
「だって主人はお母さんと寝ていたから」
ええっ!絶句!・・・・
こんな事ある!
やがて
お母さんが亡くなり
ご主人も血を吐いて亡くなったそうです。
ハランの葉に空蝉が・・・
雨続きでヤブランの花も
成長を戸惑っているのかな
エキナセア・グリーンジュエルが
ボロボロです。
それでも咲いてくれていてありがとう!
今日も来てくださってありがとうございます。
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