夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

コロナ禍のシリア難民

2020年07月26日 21時16分33秒 | ガーデニング

風蝶草(クレオメ)

「クレオメの高く真直ぐに吹かれゐし」 山崎 ひさを

(花の歳時記より)





7月12日に
NHKBS1スペシャルで放送された

「レバノンからのSOS~コロナ禍
追い詰められるシリア難民」

この番組を見られた方も多いと思いますが・・・・
見た後、何とも言えない悲しみに
襲われました。

8年以上続く内戦で
隣国のレバノンに避難したシリアの人々は
100万人という。

生活に困窮したシリア難民が
「臓器」を売っている実態があります。
初老の婦人が、着ている服をめくると
そこには上から下に30㎝程の傷が・・・・
でもこの様に生きている人はいい方で
難民の子供が誘拐されて、臓器を摘出された姿の
遺体で見つかる事例もあるそうです。

9人の家族を支えていた52歳の父親が
焼身自殺して亡くなった。
「暮らしていけないから、子供が飢えるのを見るより
死んでしまった方が楽だ」

支援団体に100回電話しても
新型コロナウイルスのせいで、事務所が全て
閉まっていて、録音されたメッセージが
流れるだけなのです。

ある男性は言います。
「祖国を失い、レバノンで全てを失う」

「この疎外感の中で、シリア人は飢えで死んでいる
レバノン中のシリア難民の状況を見てほしい。
世界は確実に僕らのことを忘れた」

夫に買春宿に売られた妻。
実の兄に2,000ドルでレバノンに
売られた女性など・・・・・・

知り合いも金もなく、逃げることもできない女性は
「死人のように生きている」と語る

こんな事が実際に起きている現実に
啞然としました。
夫に、兄に、売られるなんて・・・・・


そんな中でも、番組は一筋の光を
見せてくれました。
同じシリア難民でありながら
他の女性の相談にのっている女性がいることです。
彼女はミシンを持ち、レバノン人から
仕立ての仕事を請け負っています。
買春をしている女性に
「一緒にマスクを縫おう」と呼び掛けます。


UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
☎ 0120-540-732

寄付を受け付けています。





カクトラノオが咲きました。






リナンサス・マウンテンフロックス
可愛いピンクの花です。
毎年、種を採取して育てています。
発芽率はいい方ですし、なかなか丈夫です。


今日も来てくださってありがとうございます。






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