若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

卒業しました。

2009-03-31 22:13:10 | 日々の出来事
今日の出社後、殿に事故(?)のことを話しかける人が誰もいなかったので、それとなく一人に問いただしところ、二次会では殿はさりげなく中座したようです。そのため、殿一人で駅に向かったため、誰も殿の事故を知らないみたいでした。


これは、27日の送別会後の事故でお世話になった救急病院の外観です。消毒/精算で再来した28日に撮った写真です。


今日の神田川のサクラです。まだ3分咲きといったところでしょうか。今週末の地元の桜まつりが見ごろになりそうです。


自宅のボタン2鉢も満開です。

そんな俗世界にずっぽり浸った殿ですが、今日平成21年(2009年)3月31日、公→株→E→Cと所属は変遷しましたが、32年もお世話になった某N企業を卒業しました。今日は最後の出社でしたが、退社シーンはあっけないものでした。特に涙も出ませんでした。

送別会、そして事故が!

2009-03-30 08:44:17 | 日々の出来事
27日(金)、殿の『ご勇退』のための送別会を開いてもらいました。

 (イメージ)
一次会 終了の際、入社4年目の彼女(以前殿がマカオのよさを伝え、それを受けて2度ほど彼の地に出かけたことあり)から、花束贈呈してもらいました。黄色のイメージということで彼女自身が選んだ花束です。感激

そのまま一次会で帰ればよかったんですが、一応主賓のため、二次会にも付き合うことにしたのが間違いの元でした。H比谷バーという小洒落たお店で、ジントニック とかワインを楽しく飲んだのは覚えていますが、それ以降どうやってお店を出たのか記憶が飛んでいます。

 (イメージ)
気がついた時は救急病院で治療を受けているところからです。最寄のT町駅の階段で足を踏み外して後頭部を打った ようで、出血 と嘔吐がひどいため、救急車に乗せられて(4箇所も断られて)、O久保の病院に搬送されたようです。MRI検査の結果、頭内部には異常が無いということで、迎えに来た家人に連れられて深夜1時ごろ帰宅 できました。

翌28日(土)は、25日の さんとのしっぽり激励会が流れていたので、この日の夕方に仕切り直しすることになっていました。病院への精算/消毒のため、午前中に自宅を出たんですが、ターミナル駅の改札を出た後、この日2回目のご開帳。親切な駅員に伴われて、駅の救護所でしばらく休憩する始末。そういうこともありで午前中の「ファイト、一発!」の予定も叶わず、まことに残念 (備えて、体力温存してきていたんですが)。

さすがにこの日は呑める状況じゃなかったので、 さんとは時間を早めて、KOプラザホテルにての意見交換会に変更しました。久しぶりの懇談で、卒業に伴う会社(退/入)側の対応、裏話やお互いのセカンドライフについてたっぷりと話すことができ、ストレス発散にもなりました。
今日は最後の有給休暇(all day stayed at home)、明日が最後の出社です。そしてあさっての4月1日は二度目の入学式です。

 殿、これからは余り羽目をはずさないようになされませよ。そして、長い間ご苦労様でした。(家老)


スペシャルトークライブなどなど、盛りだくさんの一日でした。

2009-03-27 14:09:23 | 日々の出来事
昨日は、卒業に伴うあいさつ回り、久しぶりのB級グルメ:ジャポネ、そしてメインイベントのトークライブと盛りだくさんの一日でした。


ジャポネ、16時半前に行ったら、奇跡的に行列は2名であっという間に席につくことができました。


頼んだのは、やはり明太のジャンボ(大盛り)

 角度を変えて
粉チーズとタバスコソースをかけて、ひたすら汗をかいて、平らげました。



2階建てのオープンバス:tokyo view from the top。東京駅の丸ビルのところから出ている周遊バスで、スカイバス東京っていうらしいです。


東京駅の丸の内側の風景。駅ビルの復元工事も計画されているようです。



週刊文春50周年記念スペシャルトークライブに、軽い気持ちで応募したら当たりました。全国から5000通の応募があったそうです。これは講演会の会場:丸ビルホールのある、新装成った丸ビルです。

第一部は不肖・宮嶋こと宮嶋茂樹カメラマンの代表作のスライドショー&ご本人による解説。写真を撮るテクニックと裏話が観衆を笑わせてくれました。


一部終了後、宮嶋さんと一緒の写真を撮ってもらいました。

表紙の変遷をどうぞ。

    
左から創刊号(昭和34:1959)、500号(昭和43:1968)、1000号(昭和53:1978)

    
左から1500号(昭和63:1988)、2000号(平成10:1998)、2500号(平成20:2008)


第二部は「阿川佐和子のこの人に会いたいスペシャル」の公開対談、ゲストは林真理子さん。約一時間、二人のよどみない話に引きずり込まれ、あっという間に時間が経ちました。(開演前、休憩時間にサントリーのプレミアムモルツがたっぷりと振舞われ、お替りを何回も繰り返しちゃった殿でした。)

 家宝!にしましょうか?
そして、おみやげに和田誠さんのイラスト入りエコバックとプレミアムモルツまでいただきました。

祝 侍ジャパン、WBC連覇! 宿敵・韓国をやぶり世界一!

2009-03-24 16:23:02 | 日々の出来事
ご存知のように、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝は日本が勝ちました。


10回、中前に勝ち越しの2点打を放つイチロー


韓国を破って連覇を決め、マウンドに集まる日本ナイン

決勝戦は前回優勝の日本と北京五輪金メダルの韓国とのアジア対決になりましたが、日本が延長10回の末に5-3で競り勝ち、2連覇を果たしました。おめでとうございます。
4時間以上のTV応援には疲れましたが、日本が勝てて本当にうれしいです。ちゃんと最後は帳尻を合わせるところなんか、さすが、イチローですね!

花便り  ・・23・・

2009-03-23 17:53:45 | ガーデニング
ここ数日暖かい日が続いたので、東京のサクラも予定日より早く、おとといの21日に開花しました。近くの神田川のサクラのつぼみも心なしか膨らんできたようです。我が家でも少ないながら花が咲き出したので、今日は花便りをお届けします。


この冬購入したんじゃなく、2、3年は年越しをしたシクラメンがまだ咲いています。さすがに市販品ほど大きくもなくまた花姿も悪いのですが、律儀に咲いているので、今日の一番バッターとして紹介しました。


二番バッターはボケです。先日の帰省の際の故郷や近くの公園のボケの花は満開状態でした。我が家のボケはかなり遅れているようで、最近やっとつぼみが膨らんできたところです。


以前紹介した坪庭のスイセンの横に、ちいさなムスカリも青紫色の花を咲かせています。去年道端に咲いていた花を球根ごと抜いてきて植えたところ、ちゃんと根付いてくれました。花は一見するとブドウの実のように見えることから、ブドウヒアシンスの別名を持ちます。名の由来はギリシャ語のムスク(moschos)で、麝香(じゃこう)のことだそうです。花言葉は、「寛大なる愛、明るい未来、通じ合う心、失望、失意」とまるで正反対の意味があります。(ウンチク)


坪庭では、芍薬(シャクヤク)も土中から芽を出し始めました。ボタン科の多年草です。


そして今日の真打の登場です。美人の形容、『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』でおなじみの、シャクヤクの親戚(?)、牡丹(ボタン)です。花海棠(はなかいどう)と同じ頃購入した牡丹が2鉢あります。最近暖かいため、急につぼみが膨らみ、次々と花を咲かせ始めました。これは小さい鉢で20日の様子。つぼみのひとつがほころび始めています。


同じく21日の様子。つぼみが二つ膨らんできました。


22日には3個花開きました。


と思ったら、その日のうちに小さい鉢の4つのつぼみ全部が満開状態になってしまいました。向うのほうの大きな鉢は3個のつぼみのうち、1個が膨らみ始めました。

 座れば牡丹
中国原産のボタン科落葉低木。日本へは奈良、平安時代に渡来してきたらしく、弘法大師が持ち帰ったとの説もあるようです。中国では、花海棠とともに最も愛好されており、「百花の王」と呼ばれています。ちなみに花言葉は、「王者の風格、風格あるふるまい」となっています。(ウンチクでした)


何度か紹介した、頂き物の蘭の花が咲きました。他のシンビジュームに先駆けて蘭では一番乗りです。薄いピンクの花びらの中心には紅色の縁飾りのような花弁が見えます。


そして今日のトリを務めるのは花海棠です。満開を過ぎ、落花盛んになっています。

 殿、花が終わったら来年に備えて、花柄摘みとお礼肥料を忘れずにね!(家老)



卒業、間近です。

2009-03-20 19:06:04 | 世事雑感
長らく勤めた某N企業の卒業まで、後10日を残すばかりとなりました。勤務先に顔を出すのは、あと3、4日程度にし、残りの日は有給休暇の消化に努めます(それでも結果として、20日以上も未消化のままですが)。

そんな折、姫と跡取りが計画して、今日(春分の日)のお昼に殿の卒業ご苦労さんのランチ会 を開いてくれました。都下M市の某ホテル でのランチは久しぶりの家族一緒の食事会となり、料理を食べたり話したりで、ゆったりとした時をすごすことができました。家人の心遣いにほろり とさせられた思い出に残る一日となりました。
(WBC第2ラウンドでは韓国に勝つこともできましたしね)
この後、25日には同期の さんとのしっぽり激励会、そして27日は勤務先の送別会に出て、最終日の31日は残務整理で出社して、ついにおさらばです。公→株→E→Cと替われどもずいぶん長く勤めてきたんだなぁと、感慨深いものがあります。


まもなく、サクラ も咲きます。そして4月1日は新たな入学式です。

希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう
・・・・・
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび
迷いもするだろうけど
・・・・・
・・・・・
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ
    (以上、「くるみ」から、殿の心を打ったフレーズのいくつか)

くるみ/Mr.Children

2009-03-18 18:29:41 | 趣味、(映画、読書、音楽鑑賞など,)
先日のマカオ旅行から帰国以来のことですが、友人のYazさんお薦めの「くるみ」を、最近よく聞いています。「くるみ」は「来る未来」のことだとか、歌詞もかなり深く解釈されているようで、この曲のファンも多いようです。殿は紹介されて始めて聞いたんですが、確かに心に染み入る曲です。帰省の際のホテルのレストランでも、BGMとして流れていて、思わず口ずさんでしまいました。

面白いプロモーションビデオがあったので紹介します。



くるみ/Mr.Children
作詞:桜井和寿  作曲:桜井和寿  編曲:小林武史&Mr.Children

ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?

ねぇ くるみ
誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんなときはどうしたらいい?

良かった事だけ思い出して
やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で
今 動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみるんだよ

ねぇ くるみ
時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば
生きる事は実に容易い

ねぇ くるみ
あれからは一度も涙は流してないよ
でも 本気で笑う事も少ない

どこかで掛け違えてきて
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに
出会う事で意味が出来たならいい
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび
迷いもするだろうけど

今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う
そうして歯車は回る
この必要以上の負担に
ギシギシ鈍い音をたてながら
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ

Mr.Children自身によるLiveの模様です。(おまけ)



どうですか?


日本人なら、やっぱりフジヤマ!! (祝 ブログ1周年達成!)

2009-03-16 15:01:38 | 日々の出来事
晴れ渡った青空の中、昨日、帰京しました。全区間に渡ってほとんど雲のない状態だったので、飛行中はずっと機外を眺めましたが、九州、四国、本州の海岸線などの景色も途切れることなくきれいに見ることができました。飛行機も強い偏西風に乗ったため、予定より早く羽田に着きました。


故郷の空港の機内からの景色です。はるか向うの山肌にはうっすらと白いものが見えます。ニュースによると、13日の悪天候で、山頂には5cmの積雪があったそうです。


白く雪化粧をしたカルデラと、噴煙を上げている中岳が見えました。


翼の先に、きれいな富士山が見えています。


都内からでも富士山を見ることはできますが、何時見てもきれいで優雅な姿に惚れ惚れとしますよね。


ところで1年前の今日3月16日に、このブログを開始しました。最初は、続けられるか不安でしたが、何とか1年続ける事ができました。


我ながらよく続けられたものと感心しています。書込み数も187回を数えるので、二日に1回のペースで書き綴ってきたことになります。これからも続けていきますので、お立ち寄りのほど、よろしくお願いします。

故郷の朝(追記あり)

2009-03-14 07:42:39 | Macau、旅行
昨日は、天候不順のため場合によっては福岡空港に回るかも、と言われて乗った飛行機も若干遅れながらも、無事に故郷の空港に着陸しました。時間に余裕があったので、内心は福岡に回ったらうれしいなという気持ちだったのでちょっぴり残念。市内までバスで移動し、ホテルにチェックイン。アーケード街を通り抜けてのホテルまでの歩きでは凄い土砂降りのため、びしょびしょの状態でした。

 (イメージ)
しばしの休憩後、ブログのネタ探しを兼ねて、市内をぷらぷら散歩。雨は少し小降りになっていましたが、風が強く歩き回るにはちょっと大変な天気でした。

今日の天候は曇り。最高気温は昨日の16℃から大幅に下がって8℃の予報。真冬に逆戻りです。それでは、これから所要のため、実家に向います。では、また。


帰京したので、故郷の写真をアップしました(3月16日)。


雨に煙るお城(13日夕)


土砂降りの雨


味千でもなく、桂花でもなく、今回はこむらさき。


とんこつラーメン、ちょっと量が少な目だったのが残念。


某N企業W社K支店による、ひかり拡販PR市電。


蜂楽饅頭、1個90円なり。


お城を背にする清正公。


電停からのお城(14日朝)

花便り  ・・22・・

2009-03-12 18:02:56 | ガーデニング
まだまだ寒い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?三月も中旬となり、サクラの開花予想も発表されている今日この頃です。東京の開花予想は3月24日、熊本が一番早くて16日開花となっています。そこで今日はささやかな花便りをお届けします。


まずは坪庭の片隅に咲いている「水仙(スイセン)」です。原産地は地中海沿岸のヒガンバナ科の多年草で、学名はNarcissus(ナルキッソス)といいます。冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多いようです。
Narcissusという学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来しています。神話によると、ナルキッソスは、その美しさにさまざまな相手から言い寄られたものの、高慢にはねつけたため恨みを買い、ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、水鏡に映った自分自身に恋してしまいました。水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、彼はそのまま憔悴して死んでしまいました。そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものです。だからこそスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くのだそうです。(ウンチク)


スイセンという名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたものです。「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来します。水辺で咲く清らかな姿と芳香を仙人にたとえたのでしょう。
花言葉はスイセン全般としては、「うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘」。黄色のスイセンは、「気高さ・感じやすい心・もう一度愛してほしい」。白は「自己愛」。特に ラッパスイセンは、「あなたを待つ・自尊・報われぬ恋」となっています。


次は「花海棠(はなかいどう)」です。最近購入した盆栽類のひとつです。つぼみが開きだしたので、今日の登場となりました。花海棠は絶世の美女を例える華で、中国では牡丹とともに最も愛されている花です。その美しさから様々なエピソードがあり、唐の玄宗皇帝は世界三大美女として名高い「楊貴妃」をこの花に例えて詩を読んだと言われています。(ウンチク)


花海棠の花言葉は「美女の眠り」です。花言葉の通り、花柄が細長く、垂れ下がるように花を咲かせる姿は、美しい女性が眠っている姿を思わせます。


中国では「すいしかいどう(垂絲海棠)」とも呼ばれ、楊貴妃が酒に酔って微睡んでいる(まどろんでいる・・・うとうとしている)姿にたとえられるそうです。(同じく、ウンチク)


最後は、前回の「花便り ・・21・・」で紹介した蘭です。この間からするとつぼみの赤みが濃くなり、大きくなってきましたが、つぼみ自体はまだまだ硬く、花開くのは当分先になると思われます。

ところで1週間前にマカオから帰ってきたばかりですが、今度は所用のため、明日から久しぶりに故郷に帰省します。面白い話題があったら、帰京後に紹介しますね。

マカオぷらぷら散歩 ~最終日~

2009-03-11 14:59:40 | Macau、旅行
四日目、ついに最終日となりました。天気は曇り。帰国便まで時間があるので、お昼頃までタイパ島の近場を散歩し、その後マカオ国際空港までタクシー移動の予定です。まず近くのマカオ大学に出かけました。


大学への坂道。右側が図書館の建物です。


ここのライブラリーカフェで、お茶したことが何度かあります。この日はお土産にエッグタルトを買うのが目的です。ここのタルトは前日訪れたコロアンの有名店、「ロード・ストウズ・ベーカリー LORD STOW'S BAKERY(澳門安徳魯餅店)」のものです。


ホテル近くの花城公園。池の改修工事中でした。


官也街のお土産屋さん。マカオ名物の杏仁餅作りの実演をしています。型枠に入れて押し固めるところなど、「らくがん」を作るのに似ています。
ちなみに官也街という地名はポルトガル人の人名にその由来があります。1850年にマカオ総督となったペドロ・アレクサンドリーノ・ダ・クーニャのクーニャ(中国語では官也)から採られたものだそうです。


食べるとのどにつかえるため、お茶かお水が必要です。そんなことで殿は好きでも嫌いでもないのですが、今回は同行していない家人の大好物です。


官也街入り口のポルトガル料理のレストラン、ガロです。


タイパビレッジには古い家が残っています。庭先にはパパイヤの木があり、大きな実をつけていました。


官也街のとなりの小高い丘にあるカルモ教会です。1885年に建てられたとのことです。


タイパハウス博物館


マカオ国際空港の出発ロビーの様子


写真の中央に見えるのは、憎っくき手荷物検査所です。実は家人から乳液を買ってくるよう頼まれていて、探し回ってやっとのことで買うことができました。その乳液が手荷物検査所で没収されたのです。行きは土産のお酒があったのでバッグひとつは預けていたのですが、帰りは自宅着が深夜になりそうなので、少しでも早く成田から帰ろうとバッグを二つとも機内持ち込みにしていたんです。100ml以上の液体は機内持ち込みダメということは知っていたんですが、ついうっかりその乳液をバッグに入れていることを忘れてしまったんです。こんなことならやはりひとつは預けるべきでした。そんなに高価なものでは無いんですが、無常にも目の前で捨てられるのはショックでした。(きっと後で、職員が自宅に持ち帰るんでしょうね、くやしい!)


Viva Macauの飛行機です。これからこのZG281便に搭乗して、帰国します。

 機内から

あっという間の旅行でした。今回は1月の香港ツアーの時と比べて、かなり円安になっていました。1月は1USドルが90円位だったのが、今回は98円にも下がっていました。前回両替した香港ドルがたっぷりとあったので、ショッピングなどでは差益による恩恵を受けた旅だったといえます。ただ今回はお仕着せのツアーでなく、航空チケット、ホテルは個人で予約した旅でした。そのためチケットは日本円で払ったんですが、ネットで予約したホテル代はUSドルだったので、支払い時点の円がどうなっているかが大きく支払額に影響します。予約した時点からチェックアウトまでの短い日数の間にも円安は進み、5円程度は下がっていたので、その分は損したことになりますね。まあ、これも勉強になりました。この経験を次回の海外ツアーの際の、自分好みのツアー創りの参考にすることにしましょう。

これで今回のマカオ旅行記は完結です。お付き合い、ありがとうございました。

マカオぷらぷら散歩 ~三日目~

2009-03-10 11:48:58 | Macau、旅行
三日目、この日の天気は曇り。ということで路環(コロアン)島に行くことにしました。ホテル近くのバス停からコロアンのリゾート地である黒砂海灘(ハクサ・ビーチ)を目指しました。


料金は一律3.6HKD(MOP)。コロアンの入り口付近までは以前行ったことがありますが、そこから奥のほうは行ったことが無いので、楽しみです。

  

  

  

  黒砂海灘  


15分ほどで着きました。南シナ海に面した黒砂海灘です。海水浴場として地元では人気があるそうです。向うに見えるのはウェスティン・リゾートです。


黒砂海灘から竹灣海灘(チョックワン・ビーチ)を眺めながら、のんびりウォーキングを楽しみました。途中の山や道端にサクラが咲いているかのような白、ピンクの花があり、とてもきれいでした。


実はこの花、サクラではなく、紫荊花(バウヒニア)という花で香港の国花にもなっています。(以前、香港ぷらぷら散歩で紹介した花です)


30分ぐらい歩いて、コロアンの入り口付近まで帰ってきました。バス停には、路環監獄の文字が。


路環監獄


職員募集のポスター


アンドリューさんが考案したのがエッグタルト「蛋達(ダンタッ)」の始まり。その名店がここコロアンの「ロード・ストウズ・ベーカリー LORD STOW'S BAKERY(澳門安徳魯餅店)」です。焼き立てを買って、早速、海沿いのベンチで食べました。サクサクの生地と濃厚なカスタードクリームが絶妙な味でした。


聖フランシスコ・ザビエル教会 (St. Francis Xavier Chapel) です。日本にキリスト教を布教したことで知られる、聖フランシスコ・ザビエルの遺骨を正式に祀る教会として1928年に建てられたそうです。白とクリーム色に彩られた、バロック様式のこじんまりした教会です。ザビエルは日本での布教活動後、マカオに向かう途中に南シナ海の上川島で病死し、遺体はインドのゴアに葬られましたが、両腕を切り離し、片方はローマへ、片方はいったん日本に送られたものの、キリシタン弾圧のあおりを受けてマカオに移されたそうです。1978年から約20年間、ザビエルの遺骨が安置されていましたが、現在は聖ヨセフ聖堂に移されているそうです。(以上、ウンチク)

   頑張る現地人?
公園には健康器具が置いてあり、気軽に運動することができます。


教会裏辺りの、古びた南欧風の建物と狭い路地。

 帰りのバス車中
路線によりバスの料金は微妙に異なっています。とりあえずホテル付近まで帰ろうと思ったので、乗ったバスの料金が5HKD(MOP)と表示されていたは判っていたのですが、行きと同じ3.6HKDとして二人分7.2HKDを支払って乗車しました。乗る時運転手が『5HKD!』と言ったのは聞こえたのですが、無視して乗り込みました。しばらく走ってコロアン島を出て、コタイ地区に差し掛かるバス停に止まると、再び運転手が『5HKD!』と叫び、その声に合わせるように乗っていた乗客(老人)も殿を指差して、『お前だ! お前だ!』という風に叫んだので、慌てて前に行き、差額+αを支払いました。ということで全区間分を支払ったことになったので、そのまま半島まで行くことにしました。


セナド広場の近くでバスを降りました。前回(2008年6月、雨)会えなかった露天のおばさんのお店を探すと、この日は彼女に会えました。やはり雨の日はお店をお休みにするそうです。お互いが片言の英語でコミュニケーションをとり、楽しく再会を喜びあいました。

 彼女の孫(男の子)
わかったことは、彼女は46歳、結婚するとか言っていた娘が結婚、子供が2ヶ月前に生まれたということで、携帯の写真を見せてくれました。娘さんは近くの有名小学校の英語の先生をしているそうです。


遅めのランチは、鼎泰豊(ディンタイフォン)で軽めにすませました。


台北にある名店ですが、HPによるとマカオや珠海のお店は載っていないので、直営店でないのでしょう。しかし、味はよかったですよ。


半島南部のホテル「ボウサダ・デ・サンティアゴ」に行く途中の西湾湖からのマカオタワーです。この日もバンジージャンプで絶叫をあげながら飛び降りる人を何度か見かけましたよ。以前TVでお笑いタレントが、タワーの最上部(アンテナ部分)の338mまで安全ベルトだけで登っていたシーンを思い出しましたが、それにしてもすごい芸人根性だなと感心しました。脱帽です。


「ボウサダ・デ・サンティアゴ」の屋外カフェです。「ポウサダ」とは、ポルトガル風の昔ながらのレストランとホテルの総称のことです。郷土料理が美味しいこと、宿泊施設に文化的価値があること、環境がいいことなどがポウサダと呼ばれる条件だそうです。17世紀にポルトガル軍が造った要塞を改築したもので、当時の岩がむき出しになった外壁が重厚な雰囲気を醸し出していました。

  
何やかや言っても出かけた、新八佰伴のB級グルメ。

 ぜんざい?
このスイーツを注文したら、おばさん店員がなにやらわめいてきました。広東語ですから、当然何を言っているのかまったく判りません。そこでやおら、おばさんは紙を取り出し、字を書いて見せたのです。そこには「凍」という字と「熱」という字が書いてありました。そこで店員が冷たいのが好いか、温かいのが好いか聞いているとわかったので、「熱」を指差して温かいものがほしいと伝えることができた訳です。韓国のハングルはまったく判読できませんが、同じ漢字文化圏のよさを感じた瞬間でした。

 
そしてホテルで呑んだマカオビールと珠江(?)ビール。マカオビールは久しぶりだったんですが、苦味が有り余り美味くなかったです。
いよいよ、明日が最終日です。

マカオ/珠海ぷらぷら散歩 ~二日目~

2009-03-08 18:22:56 | Macau、旅行
二日目、天気は同じくMist。この日は中国本土の珠海市にてぷらぷらしようということで、バスに乗りタイパ島から直接半島北部の關閘 (クワンツァ)へ移動し、9時半には国境に到着。

 
關閘 の旧出入域ゲートです。1849年に建てられたかつてのゲートは漆喰の飾りが施されています。


この時間には双方を移動する人々の群れがすごく、切れ目なく続いていました。この流れに驚いてばかりもいられません。直接ホテルから来たため、中国元の手持ちがありません。国境近くの両替商が込んでいたため、ちょっと離れた中国工商銀行で両替することにしました。ここの女性行員にレートを聞くととんでもない数字を示すので、何度かやり取り確認をするなどして手間取りましたが、なんとか両替(日本円→香港ドル→中国元)できました。30分以上もロスして、再び国境へ移動。


マカオ出国審査へ向かう人々。


時間は午前10時22分。


逆に、マカオ入国審査を終え、マカオに向かう人々。


マカオ出国審査を終え、次の中国入国審査へと歩いて移動する人々。向うに見える赤い屋根の建物が中国イミグレです。


中国入国審査の長い列。外国人用は2レーンしかありません。


「拱北口岸」(ゴンベイコウアン)出入域ゲートを出て、すぐ前には拱北地下街が広がっています。


拱北地区の蓮花路(レンファールー)側のちょっと汚い市場、食堂街辺りから、眺めた時計台のあるビル。


蓮花路の蓮花万景城の前の食堂など。


蓮花万景城の外観です。中にはいろんなお店が入っています。前回行った時の店員が殿を覚えていてくれました。電卓片手ではありますが、値段交渉などで楽しくコミュニケーションができます。もちろん折り合えば、ショッピングもグーですよ。


蓮花路は商店が並ぶにぎやかなストリートです。


サルと一緒の老人が地下街出口に座っていました。芸をさせて金を稼ぐのでしょうか? 珠海の紹介はここまでで終わりです。


マカオに帰ってきました。これはドッグレース場です。週何回か夜間にレースが行われています。


紅街市近くの露天。


東望洋山(ギアの丘)の上には小さくギア灯台が見えます。


オランダ通り近くの塔石広場。


聖ラザロ教会や聖ミカエル墓地近くの通り。南欧風の雰囲気がお気に入りの場所です。


ご存知、義順の牛乳プリン。


新装なったニュー、新八佰伴(ニューヤオハン)8階のB級グルメ。前日の飲茶時のプーアール茶の飲みすぎか体調が悪く、殿はほとんど食べられませんでした。以前に比べ静かでかなりきれいになりましたが、値段は50%アップしていました。しかも以前は各種の料理ごとに料理人がいて手作りしていましたが、今は冷凍をチーンして出しているだけのようで、かなり味が落ちましたね。残念、もうここで食べることは無いでしょう。


それでもアルコールは別腹のようで、ホテルで青島(チンタオ)ビールをおいしく頂きましたよ。


マカオぷらぷら散歩 ~一日目~

2009-03-07 23:31:44 | Macau、旅行
真夜中の午前1時にマカオ国際空港着。入国審査を終えて出ると、マカオの友人が出迎えてくれていました。ホテルに手荷物を預けて、近場のマックにてしばし歓談し、午後の飲茶を約して解散。その後夜明けまでホテルのカジノを覗いたりして時間をつぶした後、官也街へ出かけました。


朝食として、地元で有名なお店(大利來記珈琲室)で、 ポークチョップバーガーを食べました。うまかったです。一緒にコーヒーも頼んだんですが、こちらのコーヒーは最初からミルクが入っており、甘い飲み物になっています。これ、マカオの常識。


大利來記珈琲室

天気がMist(霧雨)だったので、この日はコロアン島に出かける予定を変更し、ホテルのシャトルバスを乗り継ぎ、半島側に渡りました。

 リスボア
Wynnのカジノにて高額のチップで熱中する中国人をたっぷり見物した後、老舗のリスボアホテルに移動して同じくカジノ見物。こちらの客層の方がちょっと庶民的でした。飲み物サービスもあり、しばしの休憩をとることができました。


そしてここでは、客待ちをしてるらしいかわいい美女に出会うことができます。一人旅であれば冷やかすこともできたんですがね、あぁ・・・・。 『殿、残念でしたね・・(家老)』


東京で言えば、渋谷センター街、あるいは原宿といったこの場所で、堂々と道端で子供の用を足しているところに出くわしました。犬のトイレだってあるくらいなんだから、人前で堂々とやるのはやめてほしいモンです。

 カテドラル大堂
カテドラル大堂に入ってみたら、十字架を背負ったキリスト像が安置されていました。

 十字架を背負ったキリストの像
パッソス聖体行列といって、マカオのキリスト教信者にとって最も重要な行事があります。2月28日に十字架を背負ったキリストの像を掲げた行列は、聖オーガスティン教会を出発し、街中を行進しながらカテドラルへと向かい夜通し祈りを捧げます。翌日の3月1日には、正装した司教、子供達、信徒団体や少女たちの行列が祈りの歌を捧げながら聖オーガスティン教会に戻り、最後に荘厳なミサが行われます。この行事にタイミングよく出くわしたというわけです。


カテドラル広場近くのアズレージョ


いつものセナド広場の噴水


おでんやさんのネタの数々


Wynn永利軒の飲茶でご一緒した友人の彼女の誕生日が翌日ということで、お店がお祝いに出してくれた「寿包」です。桃の形をしており、中には蓮の実のあんこが入っていました。


Wynnホテルの噴水ショー


夜は飲茶の食べすぎでおなかいっぱいだったので、ホテルの部屋で地元のビールを飲む程度にしました。マカオのお隣の中国珠海市の「海珠ビール」です。500ml1缶4HKD(or MOP、約50円程度)でした。日本のキリンビールと提携して製造しています。このビールは何度も飲んだことがあるんですが、この日は睡眠不足で疲れていて体調が悪かったせいか、あまり美味くなかったです。


帰って参りました。

2009-03-06 12:12:29 | Macau、旅行
マカオから、帰って参りました。今回は正味3日半のゆったりとしたマカオ滞在でした。予め日程計画を立てずに、その日その日に当日の計画を立てるという、自分力を頼りにした行き当たりばったりの、気ままな旅になりました。(もっとも携帯を持たされていたため、100%満喫とはいかなかったのですが・・・)
旅の様子も気が向いたら、おいおいアップしていくつもりです。(が、前回の香港ツアーの時ほどは気力がないので、概略報告となりそうです。)

ちなみにマカオは、昨日、今日と小雨 が続いているようです。写真は今の様子です。

タイパハウス博物館
気温も13℃ - 18℃と若干低め。

 セナド広場

東京も昨日は暖かかったのですが、今日は一転して寒く、一日中 雨模様の予報です。今日、ついに年貢を納めることになった、殿の涙雨 でしょうか・・・・・