若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

マカオぷらぷら散歩 ~三日目~

2009-03-10 11:48:58 | Macau、旅行
三日目、この日の天気は曇り。ということで路環(コロアン)島に行くことにしました。ホテル近くのバス停からコロアンのリゾート地である黒砂海灘(ハクサ・ビーチ)を目指しました。


料金は一律3.6HKD(MOP)。コロアンの入り口付近までは以前行ったことがありますが、そこから奥のほうは行ったことが無いので、楽しみです。

  

  

  

  黒砂海灘  


15分ほどで着きました。南シナ海に面した黒砂海灘です。海水浴場として地元では人気があるそうです。向うに見えるのはウェスティン・リゾートです。


黒砂海灘から竹灣海灘(チョックワン・ビーチ)を眺めながら、のんびりウォーキングを楽しみました。途中の山や道端にサクラが咲いているかのような白、ピンクの花があり、とてもきれいでした。


実はこの花、サクラではなく、紫荊花(バウヒニア)という花で香港の国花にもなっています。(以前、香港ぷらぷら散歩で紹介した花です)


30分ぐらい歩いて、コロアンの入り口付近まで帰ってきました。バス停には、路環監獄の文字が。


路環監獄


職員募集のポスター


アンドリューさんが考案したのがエッグタルト「蛋達(ダンタッ)」の始まり。その名店がここコロアンの「ロード・ストウズ・ベーカリー LORD STOW'S BAKERY(澳門安徳魯餅店)」です。焼き立てを買って、早速、海沿いのベンチで食べました。サクサクの生地と濃厚なカスタードクリームが絶妙な味でした。


聖フランシスコ・ザビエル教会 (St. Francis Xavier Chapel) です。日本にキリスト教を布教したことで知られる、聖フランシスコ・ザビエルの遺骨を正式に祀る教会として1928年に建てられたそうです。白とクリーム色に彩られた、バロック様式のこじんまりした教会です。ザビエルは日本での布教活動後、マカオに向かう途中に南シナ海の上川島で病死し、遺体はインドのゴアに葬られましたが、両腕を切り離し、片方はローマへ、片方はいったん日本に送られたものの、キリシタン弾圧のあおりを受けてマカオに移されたそうです。1978年から約20年間、ザビエルの遺骨が安置されていましたが、現在は聖ヨセフ聖堂に移されているそうです。(以上、ウンチク)

   頑張る現地人?
公園には健康器具が置いてあり、気軽に運動することができます。


教会裏辺りの、古びた南欧風の建物と狭い路地。

 帰りのバス車中
路線によりバスの料金は微妙に異なっています。とりあえずホテル付近まで帰ろうと思ったので、乗ったバスの料金が5HKD(MOP)と表示されていたは判っていたのですが、行きと同じ3.6HKDとして二人分7.2HKDを支払って乗車しました。乗る時運転手が『5HKD!』と言ったのは聞こえたのですが、無視して乗り込みました。しばらく走ってコロアン島を出て、コタイ地区に差し掛かるバス停に止まると、再び運転手が『5HKD!』と叫び、その声に合わせるように乗っていた乗客(老人)も殿を指差して、『お前だ! お前だ!』という風に叫んだので、慌てて前に行き、差額+αを支払いました。ということで全区間分を支払ったことになったので、そのまま半島まで行くことにしました。


セナド広場の近くでバスを降りました。前回(2008年6月、雨)会えなかった露天のおばさんのお店を探すと、この日は彼女に会えました。やはり雨の日はお店をお休みにするそうです。お互いが片言の英語でコミュニケーションをとり、楽しく再会を喜びあいました。

 彼女の孫(男の子)
わかったことは、彼女は46歳、結婚するとか言っていた娘が結婚、子供が2ヶ月前に生まれたということで、携帯の写真を見せてくれました。娘さんは近くの有名小学校の英語の先生をしているそうです。


遅めのランチは、鼎泰豊(ディンタイフォン)で軽めにすませました。


台北にある名店ですが、HPによるとマカオや珠海のお店は載っていないので、直営店でないのでしょう。しかし、味はよかったですよ。


半島南部のホテル「ボウサダ・デ・サンティアゴ」に行く途中の西湾湖からのマカオタワーです。この日もバンジージャンプで絶叫をあげながら飛び降りる人を何度か見かけましたよ。以前TVでお笑いタレントが、タワーの最上部(アンテナ部分)の338mまで安全ベルトだけで登っていたシーンを思い出しましたが、それにしてもすごい芸人根性だなと感心しました。脱帽です。


「ボウサダ・デ・サンティアゴ」の屋外カフェです。「ポウサダ」とは、ポルトガル風の昔ながらのレストランとホテルの総称のことです。郷土料理が美味しいこと、宿泊施設に文化的価値があること、環境がいいことなどがポウサダと呼ばれる条件だそうです。17世紀にポルトガル軍が造った要塞を改築したもので、当時の岩がむき出しになった外壁が重厚な雰囲気を醸し出していました。

  
何やかや言っても出かけた、新八佰伴のB級グルメ。

 ぜんざい?
このスイーツを注文したら、おばさん店員がなにやらわめいてきました。広東語ですから、当然何を言っているのかまったく判りません。そこでやおら、おばさんは紙を取り出し、字を書いて見せたのです。そこには「凍」という字と「熱」という字が書いてありました。そこで店員が冷たいのが好いか、温かいのが好いか聞いているとわかったので、「熱」を指差して温かいものがほしいと伝えることができた訳です。韓国のハングルはまったく判読できませんが、同じ漢字文化圏のよさを感じた瞬間でした。

 
そしてホテルで呑んだマカオビールと珠江(?)ビール。マカオビールは久しぶりだったんですが、苦味が有り余り美味くなかったです。
いよいよ、明日が最終日です。