若殿の気ままな独り言

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加齢臭を無くすには!?

2014-06-16 10:00:00 | 健康、フィットネス
加齢臭を無くすには (以下、1NikkeiBPnetから一部抜粋)

『■中高年の人の体臭のニオイ成分
 読者の家には、お父さんの洗濯物と自分の洗濯物は絶対に一緒に洗いたくないという女子高生のお嬢さんはいませんか?
 理由は、お父さんは臭いからと言っているはずです。父親のほうは愛情表現の裏返しと善意に解釈している場合もあるようです。しかし、お父さん本人は気付いていませんが実は本当に臭いのです。

 ある化粧品メーカーの研究室が公表している研究結果によると、体臭のなかでも中高年の人の体臭のニオイ成分がノネナールという化学物質であることが判明しました。
 そもそも体臭は、身体全体から発散される汗臭、皮脂臭のほか、頭髪臭、口臭、腋臭、足臭など身体の特定の部分から発せられる臭気が混合したものなのです。さらに人種、遺伝素因、病気、食事、常用薬、飲酒、喫煙、入浴、化粧品、香水の好みなどの生活全般の習慣に影響されます。

 年齢による体臭変化に関する研究はほとんど行われていませんでした。ただ、オヤジ年齢の人には男女を問わず特有の臭気があって、これは他人を不快にするものであることは、女子高生ばかりでなく、研究者のなかでも経験的に分かっていたのです。


■加齢臭を消せる化粧品
 同研究室では中高年男女が着用した衣類からニオイ成分を抽出し、ガスクロマトグラフィーという手法を用いて分析した結果、ノネナールにたどりつきました。いったいどんなニオイかというと、脂臭くて少し青臭い梅雨時のかびた古本のような嫌なニオイと表現しています。

 皮脂に由来するものと考えられたため、ヒトの皮膚のなかで皮脂腺が活発な顔、後頚部、上背部、上前胸部のうち、色々な年齢の男女から体幹部の皮脂を採取して分析したのです。その結果、若年者にはほとんど検出されない9-ヘキサデセン酸という脂肪酸が、中高年者の皮脂には増加していること、これが酸化・分解されたものがノネナールである事が突き止められたというわけです。

 さて化粧品メーカーとしては、原因が特定できただけでは研究が終わったことにはできません。オヤジ臭対策商品を売り出さなければ無意味というわけです。
 一般に悪臭への対処法は、臭いの原因の生成を抑える、臭いを目立たなくする、別の臭いと混合して悪臭を悪臭と感じなくするなどが考えられます。

 研究室ではノネナールの生成抑制の観点から実験を重ね、9-ヘキサデセン酸の酸化分解を防ぐために、チオタウリンなどの抗酸化剤が有用であることが確認されました。既にこれらの抗酸化剤を配合した化粧品類は市場に出ています。

■加齢臭の原因になる酸化皮脂を洗い流す
 中高年のオジサンたちには朗報ですが化粧品類にだけ頼る姿勢だけでは解決にはなりません。シャワーや入浴で常に身体を清潔に保ち、加齢臭の原因になる酸化した皮脂を洗い流します。顔が脂ぎってきたら洗顔を心がけ、耳と首の後ろも丁寧に洗うといいでしょう。

 衣服についたノネナールも加齢臭を増強させますので、クリーニング代を惜しんではいけません。肌着は頻繁に換えてもパジャマは何日も換えない人がいますが、パジャマやシーツ、枕カバーは肌着と同様に長時間皮膚に触れているものですから洗濯の費用と時間もケチってはいけません。

 カフェでおしぼりを出されると、手ばかりでなく顔や首まで豪快に拭いている人を見かけます。ノネナール除去には大変有効ですが、大げさなしぐさを見ただけで臭さそうと言う若い女性がいますので、できるだけ上品に拭き取ってください。こうすれば満員電車や定員ギリギリのエレベーターで顔をそむけられることもなく、臭いお父さんや臭い上司から卒業できること間違いありません。  』





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