TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

総合格闘技の進化の先にあるのは、その終焉なのだろうか。

2014年01月09日 | 格闘のお時間

先日のUFC168、「絶対王者」シウバの敗れ方は壮絶だった。

自分のキックで足を折ったので「自爆」と見る向きもあるかもしれないけれど、

そこまでの試合展開自体、すでにシウバの試合ではなかったと思う。

すでに完璧なファイターの中で、何かが狂っていたような気がする。

また、もうひとりの絶対王者ともいえるGSPも、しばしの休養を表明。

超人たちの季節は、終盤に入ったのだろうか。

 

もちろん、年齢や闘いを重ねたことからの疲労もあるだろうが、

彼ら個人の問題とは別に、

総合格闘技という競技自体がそのゴールに近づいているような気がする。

決して「古い」とか「終わった」とか言うのではなく、

闘いの新しい形を見つけたくて始まった川の流れが、

そろそろ湖に辿り着いた、みたいな。

それはそれで魅力的で、また激しいものになるだろう。

ただその風景は、少し違ってくるのかもしれない。

なんかスゲー感覚的ですが、そんなことをふと。

でも、まだジョン・ジョーンズがいるよな。

 

 

 

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