有楽町朝日ホールで開催されているこの催し、吟味された内容と
現役トップクリエイターの解説で、毎年とても参考になる。
今年から午前午後の2回となったのも、希望者が多いからだろう。
でも同時に、いつも気になっていることがある。
皆揃って「お勉強」しているようなあの雰囲気。
カンヌの上映会場とは違う空気を感じるのだ。
「世界の広告トレンドを学んで、次は自分たちも」
……それは実に良いことだし、僕もある時期そうだった。
でもそこから――少なくとのも会場のこの空気から、
新しいものって生まれてくるのだろうか。
「カンヌ合格」はできても、驚かせ、嫉妬させられるのか。
そんな気がしてならなかった。
一方でプロモーションのグランプリ「夕張夫妻」や
メディアのグランプリ「キットカット」は素晴らしい。
フィルムでグランプリ紙一重だった「ラブ・ディスタンス」は、
確かに世界を驚かせた。それは十分わかっているのだけど。
……単に僕がネガティブなだけなのだろうか。
ところで帰りのエレベーターが1階に到着したとき、
ずっとボタンを押してくれた女性に誰ひとりお礼を言わなかった。
世界を狙うのなら、まず人として世界に通用しようよ。
あ、それから解説の河野さん、素晴らしいお話ありがとうございました!
でもアディダスの「別れ屋」って日本じゃなくてイギリスのCMでは?
現役トップクリエイターの解説で、毎年とても参考になる。
今年から午前午後の2回となったのも、希望者が多いからだろう。
でも同時に、いつも気になっていることがある。
皆揃って「お勉強」しているようなあの雰囲気。
カンヌの上映会場とは違う空気を感じるのだ。
「世界の広告トレンドを学んで、次は自分たちも」
……それは実に良いことだし、僕もある時期そうだった。
でもそこから――少なくとのも会場のこの空気から、
新しいものって生まれてくるのだろうか。
「カンヌ合格」はできても、驚かせ、嫉妬させられるのか。
そんな気がしてならなかった。
一方でプロモーションのグランプリ「夕張夫妻」や
メディアのグランプリ「キットカット」は素晴らしい。
フィルムでグランプリ紙一重だった「ラブ・ディスタンス」は、
確かに世界を驚かせた。それは十分わかっているのだけど。
……単に僕がネガティブなだけなのだろうか。
ところで帰りのエレベーターが1階に到着したとき、
ずっとボタンを押してくれた女性に誰ひとりお礼を言わなかった。
世界を狙うのなら、まず人として世界に通用しようよ。
あ、それから解説の河野さん、素晴らしいお話ありがとうございました!
でもアディダスの「別れ屋」って日本じゃなくてイギリスのCMでは?