TRASHBOX

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UFC125~ライト級の重み(WOWOW録画で)

2011年01月11日 | 格闘のお時間

日本での話題は五味隆典の参戦だったが、
現地での注目はなんといってもメインのタイトルマッチ、
フランク・エドガーvsグレイ・メイナード。
チケットはすぐに売り切れ、その後1,000人分を追加したそうだ。

ちなみに両者ともクラスはライト級。
どちらも見応えある試合だったけれど、違いも見えた。
タイトルマッチのきりきりするような緊迫感に比べると、
五味とクレイ・グイダの試合は荒く感じてしまう。

しかし正直、五味選手はきついなぁ、このままじゃ。
フェイントなど含めた細かなタイミングの取り方や
寝かされたときの対応を磨いていかないと、
例えいいパンチが入ってKOできたとしても
「スカ勝ち」(スカッと勝つ。プライド時代の五味の名文句)
じゃなくて「たまたま勝ち」になっちまうよ……。

一方で、エドガーとメイナード。
エドガーのボクシング技術は以前から評判だったけれど、
いわゆる国際式ボクシングのものではなく
総合のためのパンチのテクニックが完成してきたのだと思う。
対するメイナードも、見劣りしないスキルの持ち主。
シャープで多彩な打ち合いを楽しませてもらった。
ただしこの判定は確かに疑問が残る。
試合後の表情からも、当事者たちはわかっていたのでは。

それはともかく、試合としては素晴らしかった。
派手なヒットやダウンは1ラウンド以降なかったけれど、
お互い技術と気迫をぶつけあった5ラウンド。
ある意味、完成度が高くて地味な展開に見えなくもないけれど、
生で見ていたらピリピリした対戦だったと思う。

……なんてことを考えていたら、UFC見たくなった!
いつか生オクタゴンで観戦してみたいものだなぁ。
ちなみに次回の126(2月5日)は、山本KIDと小見川道大が参戦。
軽量級も面白くなってきた。
試合の結果などはこちらをどうぞ。



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