TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

チャーハン@王将

2010年09月21日 | 雑感日記
チャーハンの不思議なところは、
一所懸命に作ればそれだけ美味くなるわけではないところ。
いや、もちろん気持ちのこもってないのは論外だけど、
適度な適当さとか、いい加減な加減とか、
そんなものが意外に効いてたりする、気がする。
「こだわりのラーメン」は成立しても、
「こだわりのチャーハン」には無理を感じるのは
私だけだろうか。

あ、でも決して王将のが適当ってことじゃないですよ。
このお値段(460円)で、結構なぱらぱら加減。
昼休みに行列して究極のラーメンを食べるのもいいけど、
こういうのをサクッといただいて、どっかの喫茶店でひと息。
自分的には、こういう方が好きだなぁ。


私を見て!@東京都写真美術館

2010年09月20日 | ♪&アート、とか

こちら副題は「ヌードのポートレイト」。
ヌード写真の歴史を「邂逅」「表現」「家族」「自己(アイデンティティ)」の
4つの章に分けて解釈を試みている。

で、個人的に思ったのだけど、
この「解釈を試みる」という姿勢自体がひとつの展示なのでは。
なんて言うか、作品たちとキュレーターの勝負というか、
素材と調理する者の邂逅というか(第一章のタイトルと同じだけど)。

それが展示の縦軸だとすると、横軸には写真自体のチカラ。
全体的に整然とした展示でとても見やすいのだけど、
ときおり、はっと息を飲んでしまう。

マティスとモデルの2ショット。
ニューオリンズ赤線地帯の娼婦。
ラリー・クラーク「タルサ」からの数点。
パティ・スミスBYメイプルソープ。
ナン・ゴールディンのニューヨーク仲間。
ヘルムート・ニュートン撮影のシャーロット・ランプリング。
(あの有名な、ホテルで撮ったもの)
秋山庄太郎のジプシー・ローズ。
中村立行の浜村美智子。
「薔薇刑」と自ら題した三島由紀夫のヌード。
篠山紀信のカルメン・マキ。

……あらためて書き出したら、
どれもこれも暴れ馬みたいな写真だなぁ、ふーっ。

手綱さばきの巧みな、良い展示でした。
来月3日(日)までです。お早めにどうぞ。



オノデラユキ展@東京都写真美術館

2010年09月19日 | ♪&アート、とか
タイトルは「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ」。
確かに迷宮に迷い込んだような気分ではありました。
写真たちは無口だし、わずかに聞こえてくる言葉も断片的。

正直、「お呼びじゃない」みたいな感じもしたのだけど、
ふとした隙に見えてくる作者の視線は、意外に生っぽい。

好きだったのは、たとえば「Roma-Roma」。
同じローマという名を持つ別の土地を、
ステレオカメラの片方のレンズを使って撮影。
最初はスウェーデンのバルト海の島の「ローマ」を、
そして次はスペインの「ローマ」を、
左右のレンズの片方ずつをふさいで移動した記録。
(うーん、レンズが左右に2つあるやつ
知らない人には説明するのが難しい……)

あくまで私個人の感想だけど、
まったくランダムなこの組写真を見ていると、
誰かがつけた地名というものが
土地からひっぺがされていくように感じるのだ。

で、そのひっぺがし感は「古着のポートレート」などにも通じる気が。
パリのアパートの窓を背景に古着のみを撮影した初期の作品だけど、
それを着ていたであろう人の姿を想像してしまう。

展示は26日の日曜まで。
そんな空白を埋めていく作業がお嫌いでなければ、
お早めにどうぞ!


菜遊季@高島平

2010年09月18日 | 食べたり飲んだり

ちょっと目出度いことがあったので、久しぶりに菜遊季へ。
タレなしでいける餃子に、辛さ華やかな麻婆豆腐、
ママさん強くおすすめのスペアリブ(作り過ぎ?)と美味しくいただいて、
でもやっぱり最後に食べたいのはこれ。
口のなかで旨味がぱらぱらとほどけていく、
これ、チャーハンという幸せです。

でもな、ちょっと食べ過ぎか……。
ま、いいか。明日はジム行く予定だし。

狼中年?

2010年09月16日 | 雑感日記
いやー、ツイッタ―連動にしてまめに更新、なんて言っちゃってすみません。

やっぱり読みにくいのも事実で、覚え書きならいいんだけど。

なので、ちょっと低速運転で様子見させてください。

この一行空けも読みやすさという点ではどうなんだろう。

なんか自己啓発系のブログみたいな胡散臭さがあったりとか?


それはともかく、いま読んでいる「ベロニカは死ぬことにした」

(パウロ・コエーリョ著)がなかなか面白い。

そういえば映画化されたなぁと思って調べたら、

なんと日本映画だったのだ。主演、真木ようこ。

ブラジル人の名前を聞くと

すぐ格闘技選手かと思ってしまう私ですが、

なかなかヤバい物語な感じです。

あー、一杯やりながらゆっくり読む時間が欲しい。


てなことで、またぼつぼつと書いていきます。

まあ、つべこべ言わずにJust Write It.ってとこでしょうか。