ついに行ってきました、アウトサイダー。
開催当初は「不良の喧嘩大会」などと言われたこともあったけれど、
もう14回目を迎える立派なメジャーイベント。
ここまで成長してきたのは、やはり前田日明アニキの手腕。
いやー、しかし全26試合、盛り沢山だけど面白かった。
1試合3分2ラウンドというテンポだし、
運営もこなれていて、全然長さは感じさせない。
しかし観客の体格の良さ、なかなか他のイベントでは見られませんね。
正直ちょっとビビり気味でもあったのだけど、
意外にアットホームな雰囲気もあって悪くない。
なんていうか「殺伐さ」と「仲間内ののどかさ」の混じった感じ、
ある意味これは「祭り」なのではないかという気がする。
喧嘩系の祭りみたいな(実際に参加したことはないですけど)
「ナメんじゃねーぞ、オラ!」みたいなノリと
「皆で盛りあがろうぜ、ソラ!」みたいな気分のミックスした雰囲気。
だとするとリングが神社で神主は前田日明つーこと?
それはともかく、このいい意味での素人感、
以前行った女子格闘技でも感じたものに近い。
プライド亡き後の混迷する格闘技界(特に興業という面で)、
この辺に現状打開のヒントがあるかもしれない。
うーん、すごくそんな気がするなぁ。
ネットで人気のあるコンテンツみたく、
誰かの手作り感や体温の感じられるイベントを生むことができれば、
もっと可能性は広がると思う。頑張って欲しい!
なんてったって、闘いに元気もらってるんすから、俺。
それから出場者やセコンドのお兄さんたち、いい顔してるんだよね。
なんか雑味のない、そぎ落とした表情というか。
俺の顔はああいう方向にはならないと思うけど、
あのスカっとした風情は見習いたいね、男として(素面ですが、何か)。
えーっと、進行はつつがなく、でもお約束(?)の乱闘もありで
久しぶりに格闘技の楽しさを堪能できた大会でした。
しかしトイレひとつ行くのに、あんなに緊張したのも久しぶりだったなぁ。
(同じブロックに「濱の狂犬」黒石選手が座ってました。すごい人気ぶり!)
結果などはこちらをどうぞ。