思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

心が狭い

2010年02月04日 | Weblog
「あなたは心が狭いわ・・・」
と細君がせまいのせにアクセントがある大阪弁でタラタラと私を評価し続ける。

「ふん、あんたはそんなに心の広いひとだとは知らんかったぜ」
と私がやり返す。

「いえいえ、私もせまい心の持ち主よ、でも私は自分の心が狭いことを知っている。あなたはそれが無い」
と切り返す細君。

一体なんやねん。

お小遣い50万円の価値

2010年02月02日 | Weblog
「わたし、数年前まではお小遣い50万円の生活してたの、でも殆どお洋服を買うだけだった」
彼女の父親は事業家、母親は日本舞踊からお琴三味線、お茶お花の家元、たくさんの弟子を抱えて、彼女は朝早くから夜遅くまで母親の手伝いをして過ごし、それぞれの師匠の免状も持っているという。

しかしお金を使う時間がなかったようだ。

「私もそんなひと知ってる」
とある人が言う。
「彼女も事業家で朝から晩まで仕事、ストレス溜まるらしいよ。そうするとお洋服を買いに行くらしいのよ。そして値段も見ずに何点か選んでドサッと買うのよ」
「でも買うだけで殆ど自分では着ないらしいの。結局人にあげてしまうのよね」

「時間が無いから1軒の店に飛び込んで買いまくる感じ、だからお買い物の楽しさなんて知らないのよ」

「なるほど」
と思う。

お金の使い方に何の創造性も選ぶ楽しみも無い。

月に1万円のお小遣いでも、使い道を選び、ひとつの物を買うのに何件も店を回ったり、もっと安く買う方法が無いか考えたり、やっと買えた楽しみを味わったり、そのほうが価値が大きいように思える。

「俺は暇はいくらでもある、でも金ないしな」
というおじさんは創造性が欠如している。

お金の使い方が下手な金持ちほど見苦しいものは無い。

どっかのママさんが言ってた。
「あのひとこの店でたくさんお金を使ってくれるけど大嫌い。何でそんな無駄な使い方をするのか理解できないし、いったい何が楽しいの?」
と。