「あなた、洗車しなくなったね、洗車しないひとは奥さんを大事にしなくなったことと結びつくらしいよ」
「それはこじつけやろ」
車を殆ど洗わなくなった私に女房は時々嫌味を言います。
私が止める車庫はマンションの3段式の車庫です。
車の出し入れによって、私の駐車スペースは橋から2番目になったり3番目になったりします。
不思議なことに私の車の左横にはいつも同じ車が駐車してあります。
その車、いつもピカピカに磨いてあります。
磨きぬいてある割には殆ど乗り回している様子はありません。
というかその駐車スペースは空いたことがありません。
この車庫から出たことがないのじゃないかと思います。
しかし、いつ誰が磨いてるんだろう、あり得ない、と不思議です。
多分誰も乗ってないとしか思えないのです。
ずっと「不思議だなあ」と思っていました。
どんな人が乗るんだろうと時々考えます。
深夜に帰ってきて駐車するときもいつも隣にあります。
よほど車好きの人だろうなと想像します。
時々その車の運転席に人の気配を感じて、ドキリとしますがいつも誰もおりません。
ある日マンションの管理人に聞いてみました。
「ああ、あの車ね、奥さんの希望でおいてあるんですよ、いえ奥さんは運転しません」
「ご主人が大の車好きだったんですよ、毎日のように車磨いてましたからね」
「亡くなられて何年になりますかねえ」
「それはこじつけやろ」
車を殆ど洗わなくなった私に女房は時々嫌味を言います。
私が止める車庫はマンションの3段式の車庫です。
車の出し入れによって、私の駐車スペースは橋から2番目になったり3番目になったりします。
不思議なことに私の車の左横にはいつも同じ車が駐車してあります。
その車、いつもピカピカに磨いてあります。
磨きぬいてある割には殆ど乗り回している様子はありません。
というかその駐車スペースは空いたことがありません。
この車庫から出たことがないのじゃないかと思います。
しかし、いつ誰が磨いてるんだろう、あり得ない、と不思議です。
多分誰も乗ってないとしか思えないのです。
ずっと「不思議だなあ」と思っていました。
どんな人が乗るんだろうと時々考えます。
深夜に帰ってきて駐車するときもいつも隣にあります。
よほど車好きの人だろうなと想像します。
時々その車の運転席に人の気配を感じて、ドキリとしますがいつも誰もおりません。
ある日マンションの管理人に聞いてみました。
「ああ、あの車ね、奥さんの希望でおいてあるんですよ、いえ奥さんは運転しません」
「ご主人が大の車好きだったんですよ、毎日のように車磨いてましたからね」
「亡くなられて何年になりますかねえ」
でも同じ場所に二年置いときました。
管理人さんに内緒でお願いして亡き人の免許書提示で・・・
なかなか手放せないものです。
何台も乗りましたが、それぞれの車の思い出は目をつむるだけで浮かんできます。
しかも物音ひとつ立てないそうです。
背筋が少し寒くなった気もしました^^;
夜中に車を磨いてるのが奥さんなんですかね。
それにしてもちょっと怖い;;
旅行の写真、楽しみにしてたんだけどな~^-^
それに殆どかみさんが写ってますし。