思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

無間地獄

2005年08月04日 | Weblog
文章を自筆で書く機会が減ってきて、パソコンが探してくれる漢字を当てはめる。
従って漢字もどんどん忘れる。読めるけどいざ書こうと思うと、はてな?が多くなる。

今日の出会いは「無間地獄」、実は「無限地獄」と思っていた。
出てきた文章は
 
 金や物は、それを持つことによって「もっともっと」という欲望が高まり
 無間地獄に陥ることもある。

う~ん、無間地獄か、どんな地獄かなと思って調べた。
地獄は8つあるそうで最も過酷な第8地獄のことらしい。四六時中苦痛を与えられその苦痛から一時も逃れられない。最も重い罪を犯したものが行くところとか。
別名は「阿鼻」。
阿鼻叫喚は阿鼻地獄の責め苦に耐えられず大声で泣き叫ぶ様子を表現している。

邪悪な欲望を限りなく満たそうとすることを、この世の無間地獄と言っているのか。
金や物に取り憑かれ際限なく求める。気づいたときは金と物だけが残った、ということか。
しかし、金があれば大概のものは手に入れることが出来る。
閻魔大王だって金で買収できるかも知れない。
富を求めることは成功の証を求めることに等しいこの時代、いや昔も、仏教は何を諭そうとしたのだろう。

過去の文明、芸術だって富を握った一握りの支配階級が作ってきた。
金と物を掴んだ者が文明を担ってきたではないか。

宗教は虐げられた弱者に慰めと癒しを与えるためのものか。
こんなこと言ったら怒る人もいるだろな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿